文/Webikeバイヤー:あきら

雨に降られて帰宅したヘルメットやスニーカーは一晩で乾かず、次の日使おうと思ったら「べちゃ……。」と不快な経験をしたことがある方も少なくないのではないでしょうか?

雨だけでなく、徐々に気温が上がっていき、ヘルメットの中で汗をかく機会も増えます。

次にヘルメットを被るときに、清潔かつ不快感のないようにしてくれるのがヘルメット乾燥機ですが、ヘルメットだけを乾かす専用品を買うのは贅沢……と思う方も少なくないのではないでしょうか?

そんなあなたにおススメしたい!バイク用品から普段使いの靴の乾燥ができる、ダイニチ電子のreiz:RZ-01 マルチ除菌シューズドライヤーを今回ご紹介していきます。

乾燥機のメリット


毎日ヘルメットを被るため、内装を洗って干すのが難しい方が乾いた状態の気持ちのいいヘルメットを毎回被ることができるようになるという点です。

濡れたままの状態で放置すると、次に被った時に気持ち悪いだけでなく悪臭やカビの原因となってしまいます。
悪臭やカビの繁殖を防ぐために役立つ機能として、本機にはオゾンを使用した除菌消臭効果があります。

オゾンは濃度によって人体に影響があります。本製品では第三者機関による実証試験で労働衛生的許容濃度をクリアしているため、安全に除菌消臭が可能となります。
※労働衛生的許容濃度とは、オゾンが発生している際に、1日8時間/週40時間を超える労働を行うと、人体に影響を及ぼす可能性があります。必ず、換気の行える場所にてご使用下さい。

実際に使ってみた

ヘルメットの乾燥の様子。

安定感は?


ヘルメット乾燥に使用するアタッチメントはこのようになっています。
天板に置いて乾燥させるため、ちょっとした衝撃で落下してしまうことも考えられるため置き場所には注意です。

オフロードヘルメット

雨水や泥水が入りやすいオフヘル、クローズドコースで汗をかいた後に休憩時間に乾燥させておけば次のライディングも快適に!

アドベンチャーヘルメット

全天候全路面に対応するアドベンチャーバイク乗りのヘルメットも過酷な状況を共にします。
晴天時の汗、雨天時の雨の対策に乾燥機が役立ちます。

ジェットヘルメット

開口部が大きく、通勤通学などで使用頻度の高いジェットヘルメットにも使えます!ヘルメット乾燥機があれば、雨続きや雨の翌日に気持ちよくヘルメットを被ることができそうです。

ジェットヘルメットの構造上、台に設置する面が少ないため少し安定しませんでしたが、ジェットヘルメットも載せることができました。

グローブ編

アタッチメントをグローブ/シューズ用に取り換えて使用してみます。

従来のヘルメット乾燥機もグローブを乾かすことができましたが、靴に使用することも考えてあるため、大型で長いグローブにも使用することができそうです。
reiz:RZ-01のグローブ/シューズ用のアタッチメントは吹き出し口からダイレクトに風を送ることのできるため、グローブ内部へ効率的に温風を送ることができます。

ショートグローブ


手首までのショートグローブにとってはちょっとサイズが大きい感じがしますが、しっかり乾燥させることができそうです。

レーシンググローブ


安定感がありますが、温風の吹き出し口から遠いリストガード周辺は乾燥に時間がかかってしまいそうです。
しかし、何も使用しないで自然乾燥させるよりはこちらの方が早く乾かすことができます。

シューズ編

ライディングシューズ

突然の雨で濡れてしまうことの多いライディングシューズも安定かつ効率的に乾燥させることが出来そうです。
くるぶしの高さまで丈があるモデルですが、もっと大きなシューズでも余裕があります。

レーシングブーツ

あまり乾燥させるような場面が想像できませんが、レーシングブーツも問題なく載せることができました。
丈の長いブーツ系も安定して乾かすことが出来そうです。

オフロードブーツ

さらに大型で重量もあるオフロードブーツに挑戦してみました。
流石に自立させることはませんでした……。

と書く予定でしたが。

なんと……自立しました!
シューズ乾燥用のアタッチメントに少し負荷がかかってしまっているので、壁に立てかけるなどの対策をした方が安心です。
安全靴やスキーブーツなどの重量のあるものでも乾燥させることができますが、オフロードブーツは許容範囲内の重量か不明のため、ご使用は自己責任でお願いいたします。

普段使い編

バイク関連グッズを乾燥させる様子をお送りしてきましたが、もちろん普段使いでも役立ちます。
雨でバイクに乗れないタイミングで濡れてしまった普段使いの靴もすぐに乾燥させることができます。
雨の翌日に「履く靴がない!」と困ることもなさそうです。

ランニングシューズ

スニーカー

長靴/レインシューズ


丈の長い長靴では途中で折れ曲がって、適切に乾燥させることは難しそうです。

長靴やレインシューズに使用されている素材を考えるとあまり高い温度で乾燥させることは控えた方がよさそうです。
乾燥対象に適した乾燥方法を選択することが必要です。

湿ったブーツを乾燥させてもたったの4.51円!5円以下で快適生活が!!

300Wの高出力ドライヤーで、乾燥時間もとても短くなっています。
コストパフォーマンスもいいので家庭にも優しいですね。

スニーカー

除菌時間 推奨温度 乾燥時間
通常 5分 55℃ 20分
湿った状態 10-15分 60-65℃ 30分
濡れた状態 5分 65℃ 55分

ブーツ

除菌時間 推奨温度 乾燥時間
通常 5分 55℃ 20分
湿った状態 5-15分 60-65℃ 35分

※バイク用ブーツを除く

革靴

除菌時間 推奨温度 乾燥時間
通常 5分 40-50℃ 20分
湿った状態 5-15分 40-50℃ 30分

ヘルメット/帽子

除菌時間 推奨温度 乾燥時間
通常 5分 45℃ 30分
湿った状態 15分 40℃ 40分

※革製品を急速に乾燥させると、割れやヒビの原因となります。素材の変形、変色、劣化に注意しながら、時間や温度を設定してください。本製品使用に伴う乾燥対象の不具合につきましても一切責任を負いかねます。

まとめ

実際に使ってみて乾燥機の便利さに感動しました。
普段雨に降られた次の日に靴が乾いていなくて、別の靴を履かないといけないという問題を長年抱えてきた筆者にとってはとても魅力的な製品です。

ヘルメットのためだけに乾燥機を買うのはちょっと……と感じていましたが、これだけ使用用途があれば1年中役立つこと間違いありません!

使用場所については注意が必要でリビングなど、靴の臭いが気になる場所での使用は避け、換気ができる浴室などで使用すると良いかもしれません。

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