今週も旬なアイテムをご紹介する「バイヤーズコレクション」をご覧頂き有難う御座います。
寒さも強まり朝晩バイクに乗るのが辛くなってくるこの頃…。
そんな寒い季節、冬の定番アイテムとなっている
【グリップヒーター(ホットグリップ)】をご紹介させていただきます。
なんとなーくつけるのに抵抗があるライダーも多い反面、
一度つけたらやめられない中毒性のあるアイテムですよね。
以前は私もスタイルがちょっと苦手で抵抗があったタイプなのですが、
寒さに負け通勤用のスクーターに導入したらやめられなくなりました(笑)
今回webikeスタッフの中でもグリップヒーター中毒者であるO氏が、愛車の変更に伴い新規取付を行うことに!
便乗を致しまして、「カブ110への取付」に挑戦させて頂きます!
その前に今年のグリップヒーターの中でもオススメモデルをご紹介させていただきます!
目次
- 1 おすすめグリップヒーター9選
- 1.1 【スイッチの設置場所は不要】エフェックス:グリップヒーター スイッチ一体型
- 1.2 【グリップ長が調整できる】エフェックス:グリップヒーター スイッチ別体型
- 1.3 【通常のグリップと同等の握り心地】キジマ:グリップヒーター GH07 スイッチ内蔵
- 1.4 【5段階ロータリー切り替えプッシュスイッチタイプ】キジマ:グリップヒーター GH08 プッシュスイッチ
- 1.5 【巻き付けるだけで簡単装着】キジマ:グリップヒーター GH05-2 巻き付け
- 1.6 【2019年NEW】待望のスイッチ一体式!ホットグリップ ヘビーデューティー ビルトイン4Sn
- 1.7 【クイックヒート機能ですぐあったか】デイトナ:ホットグリップ ヘビーデューティー4Sn
- 1.8 【最細グリップ径 31.6Φ】ホンダ:スポーツ・グリップヒーター
- 1.9 【バッテリー電圧監視システムを内蔵】ホンダ:グリップヒーター
- 1.10 まとめ
- 2 グリップヒーター取付け準備
- 3 グリップヒーター取付けに挑戦
- 4 まとめ~グリップヒーター取付け~
おすすめグリップヒーター9選
どんなグリップヒーターを選べばいいのか分からない!
そんな皆様のために今回は、エフェックス製を2種類・キジマ製を3種類・デイトナ製を2種類・ホンダ製を2種類の全9種をご紹介します!
【スイッチの設置場所は不要】エフェックス:グリップヒーター スイッチ一体型
他のグリップヒーターにはない斬新な機能があり、
グリップ長を115/120/130mmと好みの長さに調節できます!
【主な特徴】
・スイッチ一体型でスマートに操作が可能。
・5段階の温度調節は5色のLEDランプで表示。
・手のひら全体を温めるために、ニクロム線は全周巻き仕様。
・最小径Φ33で、通常のグリップと交換しても違和感のない握り心地を実現。
・3種のエクステンドスリーブによりグリップ長を115/120/130mmに調節可能。
・取り外し可能なバーエンドキャップ採用により、バーエンドタイプと非貫通タイプの両方に対応。
・電圧抑制機能付きで低電圧時も安心。11.5V以下になると自動で加熱を中止し、電圧が回復すると自動で加熱を再開。
■EFFEX エフェックス:グリップヒーター スイッチ一体型の詳細はこちら
【グリップ長が調整できる】エフェックス:グリップヒーター スイッチ別体型
こちらのモデルもグリップ長を115/120/130mmと好みの長さに調節できます!
一体型よりも安価なので、スイッチ取り付けスペースがある車両やグリップヒーター入門編にオススメのモデルです!
【主な特徴】
・コンパクトなスイッチで5段階の温度調節が可能。
・温度レベルは5つのLEDランプで表示。
・手のひら全体を温めるために、ニクロム線は全周巻き仕様。
・最小径Φ33で、通常のグリップと交換しても違和感のない握り心地を実現。
・3種のエクステンドスリーブによりグリップ長を115/120/130mmに調節可能。
・取り外し可能なバーエンドキャップ採用により、バーエンドタイプと非貫通タイプの両方に対応。
・電圧抑制機能付きで低電圧時も安心。11.5V以下になると自動で加熱を中止し、電圧が回復すると自動で加熱を再開。
■EFFEX エフェックス:グリップヒーター スイッチ別体型の詳細はこちら
【通常のグリップと同等の握り心地】キジマ:グリップヒーター GH07 スイッチ内蔵
このモデルの売りはスイッチ一体型でハンドルから手を離さずに温度レベル調整が可能な点です!
また、5色のLEDインジケーター表示で温度レベルが容易に認識できる点や
スイッチの設置場所をとらない点がグッドポイントですね。
グリップヒーターの欠点だった握りの太さを解消。最小径33mmを実現!!
通常のグリップと同等の握り心地で違和感なく使用可能です。
さらに、エンドキャップを目立たない様にフラットに近い形状になっています。
もちろんオープンエンド、クローズエンドどちらにも対応いたしますので車種を選ばず装着できると思います!
■KIJIMA キジマ:グリップヒーター GH07 スイッチ内蔵の詳細はこちら
グリップヒーター【GH07】の取り付け動画はこちら
【5段階ロータリー切り替えプッシュスイッチタイプ】キジマ:グリップヒーター GH08 プッシュスイッチ
5段階ロータリー切り替えプッシュスイッチタイプ!
スイッチ一体式よりもリーズナブルな価格になっております!
またグリップ部は従来品に比べ細身になり、
グリップヒーター特有の違和感を軽減しています。
かんたん操作の別体式スイッチで好みの温度に調整可能です!!
【主な特徴】
・電圧制御機能付きで低電圧時も安心
・新しいヒーター構造で熱の伝達が早い
・スイッチには耐久性の高いシリコンラバーを採用
・電気的ロスの少ないデジタルパルス式スイッチを採用
・グリップ部分におけるゴム材の耐候性・耐久性を大幅にUP
・バーエンドタイプ・非貫通タイプに両対応(エンドキャップ付属)
■KIJIMA キジマ:グリップヒーター GH08 プッシュスイッチの詳細はこちら
【巻き付けるだけで簡単装着】キジマ:グリップヒーター GH05-2 巻き付け
シート状のヒーターを紐で固定します。
取付から操作まで、とにかく簡単!!
プラスとマイナスをつなげて、あとは巻くだけです♪
操作も単純明快、オンとオフだけ!(温度調整はできません)
巻き付けタイプのメリットは、好みのグリップをつけたまま使用できる点や、
寒い季節が過ぎれば簡単に取り外すことができる点でしょう!
また、価格が安いのも魅力的ですね!
■KIJIMA キジマ:グリップヒーター GH05-2 巻き付けの詳細はこちら
【2019年NEW】待望のスイッチ一体式!ホットグリップ ヘビーデューティー ビルトイン4Sn
グリップへ埋め込まれたスイッチと純正に近い細さのグリップ径で見た目スッキリ。
スイッチオンですぐに暖まる「速暖クイックヒート」機能付き。
温度が逃げにくくねじれに強い樹脂製インナーとフィルムヒーターの採用で断線しにくい構造です。
■DAYTONA ホットグリップ ヘビーデューティー ビルトイン4Snの詳細はこちら
【クイックヒート機能ですぐあったか】デイトナ:ホットグリップ ヘビーデューティー4Sn
今回紹介するプッシュスイッチ別体型の中で、
一番リーズナブルなグリップヒーターです!
クイックヒート機能搭載により、今すぐあったかい!を体感できます。
電源入れたらすぐ暖かくなってほしい方向けです!
クイックヒートとは・・・
電源ON時に最大出力(LEVEL4)で4分間急速暖房を行なう機能です。
(急速暖房を行ないたくない場合には、再度ボタンを押すことでクイックヒートをキャンセルできます。)
【主な特徴】
・最大出力55Wで業界トップクラスの暖かさを実現
・寒い冬の日などに便利なクイックヒート機能
・寒さに合わせて4段階の切り替えが可能
・電力効率の良いパルス制御式スイッチを採用
・純正に近い太さ(Φ34)の細めのグリップ
■DAYTONA デイトナ:ホットグリップ ヘビーデューティー4Snの詳細はこちら
【最細グリップ径 31.6Φ】ホンダ:スポーツ・グリップヒーター
元々装着しているスロットルパイプにグリップヒーターを被せる形ではなく、
スロットルパイプに直接グリップラバーを成型し、スロットルパイプごと交換する方式を採用。
また、ラバー素材やデザインはホンダ車両標準装備のグリップと同等にして、
ホンダ車両標準装着グリップの31.0Φに対して、ほぼ同等の31.6Φのグリップ径を実現しています!!
スイッチのON/OFFや3段階の温度調整を左グリップに内蔵した
グリップ一体型コントロールボタン&インジケーターのみで行うシンプルな構造とすることで、
より操作性を高めながら、一体感のあるスタイリングとなっています!
ブレーキ、クラッチ操作を行い、走行時特に冷えやすい指先部を重点的に暖める
最適ヒーター配置とすることで従来品同等の消費電流でありながらより暖かい体感フィーリングを実現!
■HONDA ホンダ:スポーツグリップヒーターの詳細はこちら
【バッテリー電圧監視システムを内蔵】ホンダ:グリップヒーター
発熱体に合金ステンレス鋼 (SUS) を採用したHonda独自の半周タイプグリップヒーターです。
電力消費に最大限の配慮を実施した優しい設計で、
バッテリー電圧監視システムを内蔵し電圧が低下した際には、
「グリップヒーター」への電源供給を自動的に中止することで愛車を保護します。
【主な特徴】
・グローブをはめた手で確実な操作ができるようにPUSH式スイッチを採用
・スイッチシステムはロータリー式を採用し、PUSH操作でOFFと5段階の温度設定が可能
・デジタル制御系の採用により、最大温度(左右80℃以上:12V使用時)から20%間隔で温度調整可能
・3つのLEDインジケーターの採用により、昼夜問わず容易で確実な温度レベルの確認が可能
・バッテリー電圧監視システムを内蔵し、バッテリーの電圧が低下した際はグリップヒーターへの電源供給を自動停止
■HONDA ホンダ:グリップヒーターの詳細はこちら
まとめ
おすすめグリップヒーター9選いかがだったでしょうか。
自分の好みの機能・デザインのものを選ぶのも良し!用途に合わせて選ぶのも良し!車両に合わせてデザインで選ぶのも良し!
ただし、バッテリー容量・発電量が少ない車両へ装着する際は必ずメーカーの適合を確認してから選んでくださいね!
また、グリップ長やスイッチの設置場所などイメージしてからの購入をお勧めします!
購入予定だった方は、吟味を重ね選ぶ時間を楽しんでください♪
まだ装着しようか悩んでいるそこのあなた!!!
まずはお安い巻き付けタイプを試してみてはいかがでしょうか!
きっとやめられなくなりますよ(笑)
それでは皆さんお待ちかねのグリップヒーター取付編に行ってみましょ~!!
グリップヒーター取付け準備
今回使用する商品がこちら。
■HONDA ホンダ:グリップヒーター
通称:しろたんε('ω' 3)З号 (O氏通勤快適仕様)
工具なんですが・・・思いの外に作業中ムキになりまして、ちょっと写真に過不足があるかもしれません・・・
写真に写っているものの他に、ドライバーはサイズ違いが何本かとギボシ端子も使ってます。
【交換前】⇒ グリップヒーターなんて、グリップ交換と+-とればいいんでしょ?30分かからないでしょ!
【実車を前にして】⇒ なんかたくさんパーツ外すじゃん・・・これを無料で取付するのは、割に合わないよね・・・・
そんな絶望に打ちひしがれた実践取付がスタートです。
グリップヒーター取付けに挑戦
そのコンセプトは片道5キロの通勤時間を如何に快適に過ごせるか。
そんなこんなで何だかゴテゴテついてます。
M8のミラーホルダーに対し、スクリーン・時計・ナビマウント・ミラー
そしてこれからホットグリップのコントローラー・・・
花粉症シーズンに見かける「マスク・メガネ・耳にかけるイヤホン」を付けている人の耳と同じくらい負担がかかってます。
配線図と立体図があり非常に解りやすいです。
残念ながらカブ用の配線図の用意はありませんが・・
非常に解りやすいので、電装周りをいじった事が有ればすぐ理解できると思います。
ここで薄々感付いてはいたのですが・・・
ヘッドライト周りを丸裸にする必要があります。
まず、この快適グッズを全部取り外します。
傷がつかないように、位置が分からなくならないように慎重に。
販売当初と同じ状況になったら、先ずヘッドライトを外します。
まるで囲ったネジを外側から外すとスポッと抜けます。
外したレンズに傷が入らないようにきれいなウエスに置きます。
カブのカウルを外すと結構な量のネジが出てきます。
解らなくならないように、外した場所ごとにまとめておきます。
下から覗き込んで丸のついた部分のネジを1つづつ外していきます。
(※もう2個あったかもしれません・・・足りなかったらすいません。ともかくネジを外して下さい)
一番小さいのがウィンカーを固定しているネジなので、一緒に外してしまいます。
今度はバーエンドを外します。
そこでこのバーエンド本体を抑えながら外します。
このバイクに関しては固着が激しかったため、力技で外します。
■WAKOSワコーズ:RP-L ラスペネ
ラスペネなどの潤滑剤を注入して、ウォーターポンププライヤーでつかみながら一気に回します。
サイズの合っていないドライバーだと一発でなめるので気を付けて下さいね。
前回の記事で登場した、yasuo氏のヘルプも頂きました。
バーエンドが外れたらグリップを外します。
純正のグリップは結構タイトに入っているので切ってしまうことにします。
そんなこんなで御開帳。
メーターケーブルを外してます。
ちょっと長めのプライヤーでくいっと回せば外せます。
パカッと御開帳してますが、ここまでが実は大変にしんどくて・・・
外装外しをフルで活用してちまちま外します。
また、このJA07のカウルのツメが弱くて弱くて・・・簡単に割れちゃいます。
O氏の大事な「しろたんε('ω' 3)З号」なので神経をすり減らしながら外します。
最終的に解ったのは「カウル外しは度胸」です。
意味が解らないですか?やればわかりますよ・・・
左側のまるが重要なポイントで、これはブレーキスイッチの配線です。
今回はここを使って電源をとる事にしました。
写真は撮り忘れましたが、アースはフレームを使ってボディに落としてます。
これで電源は取れてます。
後は説明書通りにホットグリップの配線をつないでいきます。
この手を煩わされたカウルがいい具合に隠れ蓑になるので配線の処理は深く考えずに行えます。
ちょっと苦労するのが、左側の配線の取り回し。
ハンドル用のザグリをニッパーで切り出して逃げ道を作ってあげました。
とここで、動作確認。
ミスがあってもまだ戻れます。
エンジンをかけてグリップの動作を確認します。
問題が無ければ本取付です。
2液性の接着剤をケミカルな駄菓子の様にねるねるねします。
これをうすーく伸ばしてはみ出さないようにハンドルに塗ります。
※脱脂を忘れずに!
はみ出すと強力で処理に困りますので慎重に行ってください。
普通のグリップボンドを使うと熱で溶けだしてしまうので必ず専用品を使ってくださいね。
完全に乾くまでおおよそ4時間。
高ぶる気持ち抑えて一晩寝かせます。
あとは外した手順で元に戻すだけです。
スイッチの取り回しはお好きなようにどうぞ。
ミラーマウントするもよし、カウルに張り付けるもよし。
今回はO氏が酷使するミラーマウントをするために、追加の部品待ちのため画像はありません。
まとめ~グリップヒーター取付け~
ここまででおおよそ1時間30分の作業でした。
バーエンドの固着とカウルに手こずらなければ、1時間以内には終るのではないでしょうか?
すごく簡単な言い方をすれば+-を取るグリップ交換です。
基本的な整備ができる方ならば、簡単に交換ができると思います。
※今回ご紹介した方法はあくまで一例です。
取付に関しましては自己責任においてよろしくお願いします。
O氏は合わせてハンドルカバーの装着も目論んでいるようです♪
この記事にいいねする