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文/Webikeスタッフ:リュウ
目次
【スズキ GSX-S1000】
ディテール&試乗インプレッション:外観、装備
GSX-R1000譲りのハイパワーとネイキッドバイクとしての万能性を兼ね備える新世代ストリートファイターとして2015年秋に登場したGSX-S1000。
その魅力について、見て触って試乗して体感してきました。
GSX-S1000のココがイイね!
- 戦闘的なスタイリング
- 重厚感あふれる迫力サウンド
- 非現実的な怒涛のトルク感
GSX-S1000の評価(筆者の主観です)
総合 | :★★★★★ |
---|---|
スタイリング | :★★★★★ |
足つき | :★★★★★ |
取り回し | :★★★★★ |
加速 | :★★★★★ |
走り | :★★★★★ |
積載 | :★★★★★ |
全体
GSX-Sシリーズ共通の「猛獣」をイメージしたようなマッシブなデザインは、リッターストリートファイターとしての迫力十分。
街を走ってミラーにこのボディが写ったら、すぐに道を譲ってしまいそう。
とはいえリッターバイクとしてみるとコンパクトなサイズにおさまっていて、スパスパッとバイクを切り返しながら、俊敏に街から山へと駆け巡る姿が容易に想像できます。
フロント周りのゴツいイメージとは一転してテール周りは非常にシャープになっておりそのギャップが堪りません。
アンダーカウルもレーシーな印象を受け、正に「走りのバイク」ということをアピールしています。
シート高は意外とそこまで高くなく、跨りやすい方です。
【全長/全幅/全高】
2,115mm/795mm/1,080mm
【シート高】
810mm
【車両重量】
209kg
灯火類
いかついフロントマスクから光るヘッドライトはノーマルハロゲン。LEDにするとインパクト増すこと間違い無し。
ヘッドライト下のポジションランプは牙をイメージして配置されたそうです。確かに牙っぽくて格好いい。
テールの造形は非常にシャープになっており、合わせるようにテールライトも小ぶりなものになっています。
LEDライトが装着されているのでより今風の見た目になりますし、視認性はバッチリ。
ただ、その分何も無いスペースが広く、ちょっと勿体無い感じがあります・・・。
- GSX-S1000:現行車種のスペックや新車・中古バイクはこちらから
- GSX-S1000のスペックや相場、ユーザーのカスタムなど詳細情報を見る
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- ウェビックバイク選びおすすめのGSX-S1000中古車一覧
足回り
190サイズのリアタイヤは後ろから見ると結構迫力があります。
フェンダーレスにするとより太さが強調されて格好良くなりそうです。
フロントサスペンションは調整可能な倒立フォーク。
さらにブレーキキャリパーはbrembo製ラジアルマウントモノブロックキャリパーが装着されています。
ABSと合わせて安心のブレーキング性能が備わっています。
ハンドル周り
ハンドルはテーパー形状(中央部が太い)のレンサル製バーハンドルを採用していて、ストリートファイター感が増している。
アップ過ぎない高さが絶妙で、ステップやタンクと合わせた少しタイトなスポーツライディングポジションがヤル気にさせてくれる。
ハンドルの切れ角はネイキッドバイクとして考えるとやや小さい印象で、狭い駐輪場などの場合は切り返すことが増えるかもしれないですね。
ブレーキレバーは調整可能なので手が小さめの人でも安心です♪
ステップ
ステップの造形は非常にレーシーで、足元が引き締まるブラックのカラーリングがグッドです。
サイズも小ぶりなのがとても良い感じです。
メーター
速度、回転数、トリップ、ギアポジションインジケーター、燃費系などを備えてます。
トラクションコントロールのモードや作動などもメーター内で確認でき、速度や回転数などひと目で確認したい項目は見やすくなっています。
また、メーター内で表示される各種モードの切り替えは左ハンドルのスイッチから操作可能。
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マフラー
ショートスタイルのマフラーがスッキリして格好いいです。
また、エンジンをかけるとアイドリングでなかなか迫力のある音量で重低音が響きます。
社外マフラーに変えなくても存在感は十分ありますね。
走行してアクセルを開けていくと一層威圧感のある排気音が乗りてのテンションを上げてくれます。
私は思わずヘルメットの中でつぶやきました。「これ、純正ですか?」
それくらいのグッドサウンドです。
外観、装備まとめ
これぞストリートファイター!と言わんばかりのルックスは見る者全てを引きつける魅力があり、非常に格好いいです。
撮影しながら段々と欲しくなってしまいました(笑)
装備も純正で高性能な物が装着されてますので、所有感も満たしてくれるでしょう。
【GSX-S1000】
ディテール&試乗インプレッション:足つき、走行編
迫力満点のGXS-S1000ですが、シート高が810mmでそこまで高くないとは言え、実際はどうなのか気になりますよね。
実際にスタッフが乗車しましたので、ご紹介します。
身長165cmのスタッフですが、結構普通に跨がれます。
ベタ足とまでいかなくてもこれだけ足がつけば停車時の不安は無いでしょう。
車両重量が209kgと比較的軽量なのも一つの要因ですね。
取り回しは割と楽そうでした。
走行性能
実際に走行してみると、やっぱりそのパワーに圧倒されます。
慎重にスタートすれば出だしは非常に穏やかで「おっ?イケるじゃん?」と思ったのですが、走り出してからちょっと欲を出してアクセルを開けてみると怒涛のパワーを発揮!
体が後ろに持っていかれるような加速で驚きました。
普段は900ccのスポーツバイクに乗っていますが、それとはまた違う加速にドキドキしつつも楽しく感じてしまいました(笑)
それでいてトラクションコントロールがしっかり効いてくれるという安心感は走行していて大きいですね。
ただ、しっかり自制心を持って乗らないと、あっという間に色々な物を失ってしまいそうなので、気をつけたほうが良さそうです。
本当の力を体感するならサーキットに持ち込むしかないでしょう。
足つき、走行まとめ
軽量で取り回しやすい車体からは想像できないパワーを発揮するマシンはモンスターと呼ぶに相応しい性能を備えています。
これを扱えるようになれば間違いなくあらゆるシーンでのライディングが楽しくなること間違い無し。
一筋縄ではいかないマシンを手懐ける過程は何とも言えない楽しさがあります!
◆【MT-10 SP】 キングの名前にふさわしい究極のストリートファイター
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