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ドゥカティ スクランブラーの新モデル、リリースラッシュ!
1960年代に始まり、1975年に一度生産が終了したドゥカティのスクランブラー。それが「Land of Joy」というコンセプトを掲げて、復活したのは2015年のこと。新生スクランブラーが誕生して10周年となる2025年に向けて限定&新モデルの3台が発表された!
ソリッドブラックボディに上品なメタルローズが輝く「10°Anniversario Rizoma Edition」
「10thアニバーサリー リゾマ エディション」はイタリアのリゾマ社とのコラボレーションにより誕生したリミテッドエディションモデルで、500台シリアルナンバー付き。エクスクルーシブなモデルにふさわしく、ホワイトのフェアリングとソリッドブラックをベースにしたボディに、リゾマ製のメタルローズ仕上げによる精密なビレット・アルミニウム削り出しコンポーネントでスタイルを構築。「More Than Just a Bike」をビジョンに掲げているように、両社が思い描く新しい世界観を表現するにふさわしい佇まいに仕上がっている。
デザインや建築系のメディアにも携わっていたことがある私としては、YouTubeのイメージ動画を見て興奮!アメリカ・カルフォルニア州のジョシュアツリー国立公園に隣接する「インビジブル・ハウス(見えない家)」が撮影舞台となっている。美しい世界観なので、ぜひ一度見てほしい!
リゾマCEOのファブリツィオ・リゴリオとチェントロスティーレ・ドゥカティ・ディレクターのアンドレア・フェラレージが開発の舞台裏について語っている。
10年間の革新と挑戦の歴史に敬意を表して誕生した最新スクランブラーを見てみよう
2025モデルとしてスクランブラー フル スロットルとアイコン ダークも発表
個人的な嗜好(建築好き)も相まって盛り上がってしまったが、2025モデルも必見!スクランブラー フル スロットルとアイコン ダークともに漆黒を基調としながらも、各々に雰囲気が異なるデザインでまとまっている。
個人的には2025モデルのスクランブラー フル スロットルもかなりいい!「10thアニバーサリー リゾマ エディション」はポイントにメタルローズのビレットが輝くが、こちらはブロンズを効かせたシックな佇まいだ。
2023モデルとして「Next-Gen(次世代) Freedom」を掲げて第2世代に進化したスクランブラーはカラフルな印象が強かったゆえに、この洗練された新ブラックモデルの登場は多くのライダーの琴線にふれることだろう。
ブロンズカラーが色気をかもすスクランブラー フル スロットル 2025
ミニマム×漆黒の佇まいが魅力のアイコン ダーク 2025
2023年モデルに「Next-Gen(次世代) Freedom」を掲げて第2世代に進化したスクランブラーは、803ccの空冷4ストロークSOHC2バルブ90度L型ツインエンジンを搭載。最高出力は73ps(53.6kW)@8250rpmを発揮。排ガス規制ユーロ5にも対応した最新エンジンとなっており、街乗りにもツーリングにも最適だ。先代モデルに比べてより軽量化され、世代や性別、バイク歴を問わず多くのライダーに愛されるパッケージとなっている。
「10thアニバーサリー リゾマ エディション」モデルに加え、2025モデルはどれもがダークトーンを基調にしながらも、よりモダンで個性が際立つスタイル。格好良くを楽しみたいライダーは2025年の日本発売を待つべし!
参考:ドゥカティ スクランブラー アイコン [2024]主要諸元
・ホイールベース:1449mm
・車重(燃料含まず):176kg
・エンジン:空冷4ストロークSOHC2バルブ90度L型ツイン803cc
・最高出力:73ps(53.6kW)@8250 rpm
・最大トルク:6.65kgf・m/7000rpm
・燃料タンク容量:14.5L
・変速機:6速リターン
・ブレーキ:F=φ330mmシングルディスク、R=φ245mmシングルディスク
・タイヤ:F=110/80R18、R=180/55R17
・価格:133万3000円〜
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