CB400SUPER FOUR(以下=CB400SF)は、1992年にホンダからリリースされたネイキッドバイクです。
2022年の最終モデルまで、実に30年以上もの長い期間で生産され、多くのライダーから支持を集めたモデルでもあります。教習車としても採用されることが多く、一度は乗ったことがあるというライダーも多いのではないでしょうか?
本記事ではCB400SFの特徴や中古車を選ぶ際のポイントなどを解説していきます。
※本記事で掲載している画像にはメーカーオリジナルの状態と異なるものも含まれます。1990年代に高まったネイキッドブーム
1980年代に入ると、日本で空前のバイクブームが盛り上がりました。その中で多くのライダーから注目を集めたのが、サーキットを走るマシンのレプリカ的な存在であった『レーサーレプリカ』でした。
車両メーカーはレースの成績が市販車の販売台数に影響を与えるため、定期的にモデルチェンジを実施。その度にパフォーマンスは高まりましたが、価格も上昇傾向にありました。
時代の流れとともにライダーの嗜好が変わったこともありますが、レーサーレプリカは乗りこなすためには技術も必要なこと、前傾姿勢がキツいライディングポジションだったこと、モデルチェンジのたびに価格が上昇傾向にあったこともあり、徐々に人気が落ち着きを見始めたのです。
その代わりに注目を集めたのが『ネイキッド』でした。
1989年にカワサキが送り出したゼファー400は、バイクらしいスタイルとアップライトな乗車姿勢、スペック面ではレーサーレプリカに劣る部分が多かったのにも関わらず、多くのライダーから支持を集めました。
情報提供元 [ Bike Life Lab ]
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