ロイヤルエンフィールドから、ボバースタイルの新モデル「SHOTGUN650(ショットガン650)」が発売される。排気量650cc空冷ツインのシンプルなエンジンを搭載する、斬新なファクトリーメイドのスポーツネイキッドだ。
グラフィックはグレー、ブルー、グリーン、ホワイトの4色。価格はカラーによって異なり、97万4000円から。2024年8月31日(土)より、全国のロイヤルエンフィールド正規代理店にて取り扱いを開始する。
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レトロスポーツの心臓をストリートへ移植 充実装備にも注目
今回発売されたショットガン650に搭載されているエンジンは、従来「INT650」「コンチネンタルGT650」などで採用されていた、650ccの空冷OHCツイン。最高出力は34.6kW(47PS)/7,250rpmを発揮するもので、このエンジンをクルーザーとして用いるモデルは、既に「スーパーメテオ650」が登場しているが、スーパーメテオがメッキパーツを多用し、フォワードコントロールのステップを備えるトライディショナルなクルーザーだった。ところがショットガン650は、打って変わってシンプルな外装を持つボバースタイルとして登場した新たなコンセプトのモデルだ。
ショットガン650はカットオフされたフェンダーやシングルシート、キャブトンマフラーといった外装に加え、小型の燃料タンクやミッドコントロールのステップ、さらにリアホイールのサイズを17インチとし、スーパーメテオ650からは大幅に変更が加えられている。さらにフロントフォークにはSHOWA製SF-BPFを採用した倒立フォークを備え、走行性能も追求された。装備面では、アナログのシングルメーターに加えて矢印だけでナビを表示する「Tripperナビゲーション」が搭載されており、スタイルを崩さず便利な機能を活用できる。
そしてこのモデルならではの特徴として、シートやキャリアといったパーツを簡単に脱着することで、タンデム向けのダブルシート仕様から、ツーリング向けのキャリア搭載仕様、そしてスッキリしたシングルシート仕様と、目的や気分で調整できるのがポイント。スタイリッシュなマシンは時に実用性を犠牲にするが、シーンに合わせたライトな調整でマルチな活躍が期待できるのだ。
発売は2024年8月31日(土)から。カラーバリエーションは「シートメタルグレー」「ドリルグリーン」「プラズマブルー」「ステンシルホワイト」の4色がラインナップされる。価格はカラーによって異なり、グレーが97万4000円、グリーン・ブルーが99万5000円、ホワイトが101万5300円だ。
SHOTGUN650(2024)
発売日:2024年8月31日(土)
メーカー希望小売価格:97万4000円~
シートメタルグレー【新色】
プラズマブルー【新色】
ドリルグリーン【新色】
ステンシルホワイト【新色】
SHOTGUN650(2024)主要諸元
・全長×全幅×全高:2,170×820×1,105mm
・シート高:795mm
・車重:240kg
・エンジン:空冷4ストローク並列2気筒SOHC4バルブ 648cc
・最高出力:34.6kW(47PS)/7,250rpm
・最大トルク:52.3Nm/5,650rpm
・燃料タンク容量:13.8L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=シングルディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=100/90-18 56H、R=150/70 R17 69H
・価格:97万4,600円/99万5,500円/101万5,300円
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