ウェビックコミュニティのMyバイクより、実際に乗っている・乗っていたオーナーの声を基に様々なバイクを紹介する「オーナーレビューまとめ」。
今回は、スズキ「Vストローム650」についてオーナーの生の声をお届けします!

ぶっちゃけスズキ「Vストローム650」ってこういうバイク!!

ownerreview suzuki vstorm650xt

日本国内でのVストローム650の歴史は2013年スタートですが、その前身でありほぼ同じコンポーネントで2003年に海外モデルとして登場したDL650から数えれば20年以上の歴史を持つVストローム650。現在のアドベンチャーバイクブームが盛り上がる前からスズキはアドベンチャーバイクを作り続けてきたというわけです。

搭載するエンジンはSV650系と同じ水冷DOHC 4バルブ90度のVツイン。この排気量645ccのVツインは、鼓動感が強く味わい深いのにスポーティ、それでいてしかも燃費もよくて実用的。スズキのエンジンの中でも名作と名高くファンも多いのが特徴です。

そのVツインエンジンを搭載するのは高剛性なアルミフレーム。アドベンチャーバイクの中でもVストロームシリーズはワインディングなどの舗装セクションに強いイメージがついていますが、Vストローム650の場合、この高剛性なアルミフレームが舗装路での高いロードスポーツ性能の根幹となっています。

2014年モデル以降は、フロント19インチ、リヤ17インチというホイールサイズは変わらないものの、キャストホイールのスタンダード(無印)に対して、よりクッション性が高くオフロード走行に向くXTも登場していますが、総じてロードスポーツキャラクターが強めのアドベンチャーバイクと思って間違いないでしょう。

中古車の選び方としては、逆輸入車として登場した2013年モデル(型式:VP56A)。2014年(型式:VP56A)の国内モデル化に加え“くちばし”付きのXTの登場。2017年(型式:C733A)のスタイリング全面刷新&トラクションコントロールシステム装備あたりがポイントになります。ちなみに現行型は、2022年に「平成32年(令和2年)国内排出ガス規制」対応したモデル(型式:C733M)となります。

WebikeユーザーはVストローム650をどう感じている?

ownerreview suzuki vstorm650

詳細はコチラをクリック

Vストローム650

新車平均本体価格:88.01万円
中古車本体価格:69.54万円
口コミ件数:91件
※データは2024年7月11日現在

オーナー平均満足度は5点満点中で4.00(評価人数:362人)

 

ownerreview suzuki vstorm650

詳細はコチラをクリック

Vストローム650XT

新車平均本体価格:92.49万円
中古車本体価格:75.75万円
口コミ件数:48件
※データは2024年7月11日現在

オーナー平均満足度は5点満点中で4.09(評価人数:324人)

 

特筆すべきは、Vストローム650、Vストローム650XTとも総合であるオーナー平均満足度が4を超えていることでしょう。燃費、走り、ルックス、積載性といった項目が高得点となっています。

一方、Vストローム650、Vストローム650XTとも、とりまわしとメンテナンス性の項目が4以下とはなっていますが、総じて満足しているユーザーが多いことを示しています。

Vストローム650のざっくりまとめ

ownerreview suzuki vstorm650

Vストローム650(キャストホイール)

ownerreview suzuki vstorm650xt

Vストローム650XT(ワイヤースポークホイール)

よいところ

・車体価格がリーズナブル
・長距離走行が楽
・長年にわたって熟成されたVツインエンジンは安心感がある
・レギュラー仕様で良燃費(下道・高速含めたツーリングで25km/ℓ以上)

悪いところ

・最新のバイクに比べればエンジン出力、装備、高級感など、一世代前の印象
・ロードスポーツ性能は高いがその分オフロード性能は低い
・押し引きは重心が高いので重くやりにくい、スポークホイール(XT)が錆びやすく手入れが大変
・メーターまで外さないとバルブ交換等ができないなどのメンテナンス性の悪さ

Vストローム650オーナーの声

ここでは数ある口コミの中でも2017年以降のスタンダードモデルで特に印象的だった声を紹介します。

ownerreview suzuki vstorm650

購入動機・用途・比較車種 旧車をメンテナンスしながら乗るのに疲れて、セル1発で気軽に乗れるバイクが欲しくなった。
長所・満足な点 ・楽なポジション、まぁまぁな防風性、直進性は高いがコーナーも得意という不思議な乗り味、良好な燃費、信頼性が高くセル1発で走って当り前なところ。
短所・不満な点 重心が高くてシート高が高い上に足を付くとき邪魔になるステップ位置という三重苦状態。
・印象としては身長170以上ないと厳しいのては?と思う(技量により違うとは思うけど)。
これから買う人へのアドバイス 本当は大らかな気持ちで乗るバイクだと思う。私はそこまで悟りを開いていないので、色々いじくり回して自分に合わせていこうと思ってます。ベース車両としては極上だと思います。
購入動機・用途・比較車種
長所・満足な点 長距離から街乗りまで、いつでも楽に楽しく乗ることができます。馬力・そこそこ、重さ・そこそこ、これが良いところです。
・燃費はリッター20km以上走りますので、満タンで350km~400kmは走ります。ツーリングも最適なマシンです。
・意外かもしれませんが、見た目と違って完全にオンロードマシンです。コーナーリングも得意です。かなり寝かしこんで旋回しても全く破綻しないフレーム剛性があります。調子に乗ってくると、ステップのバンクセンサーが接地することもあります。
短所・不満な点 ・足つきは、あまりよくありません。が、すぐに慣れます。新車で買った時には、サスの当たりが出ていないので「足つきヤバイかも」と思うかも知れませんが、慣らしが終わるころには適度に当たりが出て足つきも改善されるし、慣れも出てきて問題がなくなります。
・V-Stの勢力図から言うと、250>1000>650なので、アフターパーツが少ないです。ヨシムラなんか650だけマフラーがありません。
これから買う人へのアドバイス 100馬力以上はもういらない、乾燥重量で200kg以上は嫌というベテランライダーのあなた。また、初めての大型二輪というあなた。お勧めします
購入動機・用途・比較車種 日帰り下道500km以上でも余裕でいける車両が欲しくなった。
長所・満足な点 どの回転域でも楽しめるエンジン
・デカくて存在感あってカッコいい車体。
ワンタンク500km以上の航続力。
・気に入っている所が多すぎて書ききれない。
短所・不満な点 ・ハンドルが少し遠かった。アフター品のハンドルライザーでほぼ解消。
・クルーズコントロールが装備されてれば本当に最高だった。
これから買う人へのアドバイス Vストローム650XT雑誌でもネットでも書かれてる通り、本当に旅バイクです。ゆったりマイペースなツーリングに最適。アフターパーツも豊富。楽しいですよ。

 

Vストローム650のライバルをチェックする

645ccのVツインエンジンを搭載するVストローム650/XT。最近増えているとはいってもアドベンチャーバイクとしてはややマイナーは排気量帯で、ライバルの層も薄め。
似たような排気量のモデルは存在しますが、Vストローム650のようなロードスポーツ性能を重視したアドベンチャーバイクとなると、649ccのヴェルシス650くらいになってしまいます。

ただ同排気量帯のアドベンチャーモデルとしては、ツアラー色の強いホンダのNC750X(745cc)や、オフロード性能を高めたヤマハのテネレ700(688cc)などが候補にあがります。

それでは、ライバルの口コミが気になる方は、コチラもチェックしてみましょう!
※オーナー平均満足度や口コミ数は2024年7月11日現在です。

KAWASAKI VERSYS 650

KAWASAKI VERSYS 650

オーナー平均満足度:4.01(評価人数:99人)
新車平均本体価格:110万円
中古車平均本体価格:71.6万円
口コミ件数:35件

詳細はコチラ

HONDA NC750X

HONDA NC750X

オーナー平均満足度:4.19(評価人数:187人)
新車平均本体価格:92.6万円
中古車平均本体価格:83.13万円
口コミ件数:35件

詳細はコチラ

YAMAHA テネレ700

YAMAHA テネレ700

オーナー平均満足度:4.03(評価人数:276人)
新車平均本体価格:139.26万円
中古車平均本体価格:136万円
口コミ件数:19件

詳細はコチラ

ギャラリーへ (10枚)

この記事にいいねする


コメントを残す