モトレポートでは、試乗インプレの他に新車・中古バイク検索サイト「ウェビック バイク選び」に掲載されているバイクに関する情報を発信しています。
目次
オーナーの満足度から、おすすめバイクをご紹介
「ウェビック コミュニティ」に登録されているmyバイクの中から、オーナーの満足度の高いおすすめバイクをランキング形式でご紹介。販売台数を基にしたランキングとは異なり、Myバイク登録人数、オーナーがつけた総合評価点数をもとにしているので、カテゴリーごとにリアルなおすすめバイクがわかります。
今回は所有しているオーナーの満足度が高い「原付スクーター」ランキングのTOP5をご紹介します!
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5位 ジャイロX/ホンダ
1982年発売。モノを運ぶプロ向けのバイクとして開発されたのがジャイロX。なぜ三輪なのかは、悪路や雪道での走破性を高めるためです。後輪が二輪のため荷台も大きく、従来のバイクでは不可能であった大きさの荷物や不安定な荷物も積めるため、プロに重宝されること来年で30年を迎えます。ちなみに最新型はなんと電動です。その独特の外観から一般ユーザーにファンが多いのも事実。仕事人から一般人まで愛される普遍の価値を持つ偉大な存在です。
ジャイロXのスペックや関連情報
燃費 | 44.6km/L(30km/h走行時) |
---|---|
最高出力 | 5.0ps/6,500rpm |
最大トルク | 0.57kgf・m/6,000rpm |
全長 x 全高 x 全幅 | 1,700mm x 1,405mm x 640mm |
シート高 | -mm |
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4位 ジョグ/ヤマハ
2018年から現行型のジョグは歴史に残るバイクです。なぜなら、生産しているのがホンダだからです。かつてHY戦争といわれたほど火炎を吹きあった両社による協業は衝撃的です。しかし、50ccが時代遅れとなりつつある今、この協業は必然と言えます。ちなみにホンダ側の兄弟車はタクトです。両車の違いはフロントカウルで表現されており、ジョグは往年の口先が尖ったスタイルを採用しています。ちなみにリアセクションはダンクとほぼ同じです。パッケージとしては、乗降のしやすいフラットボード、フロントポケット、コンビニフック、シート下と実用性重視。ホンダ製ながらも、生活を支えるというジョグの姿勢は受け継がれています。
ジョグのスペックや関連情報
燃費 | 80.0km/L(30km/h走行時) |
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最高出力 | 4.5ps/8,000rpm |
最大トルク | 0.42kgf・m/6,000rpm |
全長 x 全高 x 全幅 | 1,675mm x 1,040mm x 670mm |
シート高 | 705mm |
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3位 ダンク/ホンダ
2016年発売。従来の原付スクーターのイメージを覆す高級路線でデザインされたのがダンク。原付しか持てないような若者・学生をターゲットに作られており、原付だから安い、品質もそれなりというコンプレックスからの脱却を図る造り込みが随所に見られます。外観のデザインをはじめ、独立のメーターは高級感がありアイコニック。そのうえアクセサリーソケットを備えたグローブボックスを備えるといった配慮も見られます。エンジンは省燃費かつパワフルな水冷式で、低速トルクがあるため50ccとは思えない加速をします。使い捨ての原付、ではなく、きちんと仕上がった1台のバイクです。
ダンクのスペックや関連情報
燃費 | 75.3km/L(30km/h走行時) |
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最高出力 | 4.5ps/8,000rpm |
最大トルク | 0.42kgf・m/6,000rpm |
全長 x 全高 x 全幅 | 1,675mm x 1,040mm x 700mm |
シート高 | 730mm |
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2位 ジャイロキャノピー/ホンダ
初代ジャイロキャノピーが登場したのはなんと1990年。当時は2サイクルエンジンでした。次の改良は2008年で、4サイクルエンジンを採用。そして2017年の小改良を経て現在に至るロングセラーです。しかも外観は初代から変化していません。これほど運ぶ人を考えた設計のバイクは他にないでしょう。原付ですから四輪免許があれば運転でき、CVTなのでバイクに不慣れな人も運転が可能。おまけに雨を防げます。徹底的に人とその人が成す仕事を考え抜いたデザインだと思います。だから原付という枠組みを超えて愛されています。そして、なぜこのバイクが今も売られているかといえば、社会に必要だからに他なりません。こういった社会的地位を獲得しているバイクが一体何台あるでしょうか。
ジャイロキャノピーのスペックや関連情報
燃費 | 54.5km/L(30km/h走行時) |
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最高出力 | 4.6ps/7,500rpm |
最大トルク | 0.45kgf・m/7,000rpm |
全長 x 全高 x 全幅 | 1,895mm x 1,690mm x 660mm |
シート高 | 700mm |
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1位 ズーマー/ホンダ
2001年発売。原付スクーターといえば実用性と利便性が最優先ですが、それとは打って変わりレジャー性を最優先にデザインされたのがズーマーです。ズーマーはスクーターのネイキッドとも言えるでしょうか、利便性のための装備、特に収納のために最重要といえるカウルを取り払うという奇策を取り入れました。タイヤも燃費性能が犠牲になるような極太仕様でかなり独特な雰囲気を持っています。そんな奇抜なスタイルが国内外で人気を獲得し、2017年まで生産されるロングセラーとなりました。奇抜なスタイルのバイクは短命に終わることが多いのですが、ズーマーのスタイルはホットロッドのようなもので、流行に左右されず古くもなりません。言わずもがなカスタムベースとしてもいまだに人気です。17年間一定の価値を保ち続けた稀有なパッケージングです。
ズーマーのスペックや関連情報
燃費 | 75.0km/L(30km/h走行時) |
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最高出力 | 4.2ps/8,500rpm |
最大トルク | 0.41kgf・m/5,500rpm |
全長 x 全高 x 全幅 | 1,860mm x 1,025mm x 735mm |
シート高 | 735mm |
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まとめ
グローバル市場において主流の最小排気量は125ccであり、各メーカーも注力しているのは、昨今の原付二種の充実ぶりを見てわかるでしょう。一方50ccの原付は日本独自と言えるもので、最高の法定速度も30km/hであるため、メーカーにとっても消費者にとっても旨味は正直ありません。しかし、その中でも50ccを必要とする人はいます。原付スクーターは、田舎ではおじいちゃんおばあちゃんの足になり、都会においては仕事のパートナーになります。その人たちの生活や生業を支えるのが原付スクーターです。そして現在現役で走り回っているライダーの将来の足になるかもしれません。そう考えると、日本独自の企画だからといって無視はできません。むしろ人の生活を支える機能が凝縮されている知恵の宝庫です。バイクから趣味性を除くと、行き着くのはここかもしれません。
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