ホンダはネイキッドスポーツ「CB125R」に、装備と仕様を変更した2024年モデルを発売する。従来からの大きな変更点は、新たにメーターがフルカラーTFT液晶メーターとなったことだ。さらに新色のブラックとブルーがラインナップされ、イメージも刷新された。
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大排気量モデル同様のスタイル&装備で人気のモダンカフェレーサー
CB125Rは2018年発売。124ccの水冷単気筒OHCエンジンを搭載しつつ、上位「CB」シリーズと共通のカフェレーサースタイルを持つネイキッドモデルだ。大径の倒立フォークや屈曲スイングアーム、フルLED灯火類などを備え、原付二種クラスとは思えない仕様で人気を博している。
さらに2021年にはエンジンがDOHCとなり、出力も11kW(15PS)/10,000rpmにパワーアップ。フロントフォークにはSHOWA製のビッグピストンタイプが採用されるなど、125ccクラスのMT機の中でも、トップクラスの走行性能と上級装備を備えるモデルとなった。
5インチフルカラーTFT液晶メーター、4wayセレクトスイッチを新採用するモダナイズ
今回のモデルチェンジでは、新たに5インチTFT液晶メーターを採用。昨年発表された海外仕様に準じて、最先端機では続々採用が進む新装備だ。レイアウトは「バー」「サークル」「シンプル」の3パターンから選択が可能で、背景色もホワイト/ブラック/オートの3モードを選べる。
また、左スイッチボックスにはマルチファンクションスイッチを追加。各種設定などを4方向への操作でコントロールできるほか、LEDイルミネーションにより手元もドレスアップされる。メーターと合わせて、現行機らしいモダナイズがいっそう進んだといえるだろう。
カラーラインナップも見直された2色展開で、フェアリングまでブラックアウトし、ホイールやアクセントをブロンズカラーとした「マットガンパウダーブラック」と、スポーティーさを際立たせる「キャンディーカリビアンブルーシー」が新登場。レッド、グレーはラインナップを終了した。
そんな新型CB125R、価格は52万8000円で、昨年モデルから5万5000円の価格アップとなる。発売日は2024年4月25日(木)、年間販売計画は800台が予定されている。
CB125R[2024]
発売日:2024年4月25日(水)
メーカー希望小売価格:¥528,000
マットガンパウダーブラック(継続)
キャンディーカリビアンブルーシー(新色)
CB125R[2024]主要諸元
・全長×全幅×全高:2,040×820×1,055mm
・ホイールベース:1,345mm
・シート高:815mm
・車重:130kg
・エンジン:水冷4ストローク単気筒DOHC 124cc
・最高出力:15PS(11.0kw)/10,000rpm
・最大トルク:1.1kg-m(11.0kgf-m)/8,000rpm
・燃料タンク容量:10L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=110/70ZR17M/C 54H、R=150/60ZR17M/C 66H
・価格:52万8000円(税込)
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125は各社個性があって被ってないのがステキ。自分は超ショートストロークに惚れてSにしたけど。これも面白そう。