ウェビックコミュニティのMyバイクより、実際に乗っている・乗っていたオーナーの声を基に様々なバイクを紹介する「オーナーレビューまとめ」。
今回は、ヤマハ「MT-03」についてオーナーの生の声をお届けします!

ぶっちゃけヤマハ「MT-03」ってこういうバイク!!

ownerreview YAMAHA MT-03

MT-03が登場したのは2015年。フルカウルでスーパースポーツキャラクターのYZF-R3のネイキッドバージョンとして登場しました。いわゆる同じエンジン&車体を使った、プラットフォーム戦略車両という位置付けです。

フルカウルモデルのYZF-R3とは全く形が違いますが、性能面においてキャラクターを大きく違えているのはハンドルポジションです。YZF-R3比で、ハンドル位置が39mmアップ、19mm手前に移動。数値的にはわずかな差ですが、またがってみると前傾姿勢が強めで低く構えたYZF-R3に対し、MT-03は街乗りもしやすく、長時間のライディングも楽なポジションが設定されました。

実際に乗り比べてみると、この2車の違いは歴然。MT-03はアイポイントも高く、目の前の視界の広さが特徴的です。またハンドリングに関しても、ライダーの姿勢がアップライトになったおかげで、前輪にかかる荷重が減少しており、MT-03はよりハンドリングが軽くなったように感じます。

さらにライダーのポジションの自由度が高いバーハンドルになったおかげで、MT-03ではリーンウイズのポジションはもちろん、ライダーが体をしっかりイン側に落とすようなリーンインポジションや、モタードモデルのようなリーンアウトポジションでも乗りやすくなっています。

ヤマハのMTシリーズは、単なるロードスポーツバイクではなくモタードモデルのDNAを取り入れたキャラクターがその特徴になっていますが、MT-03もしっかりMTシリーズとしての特徴を取り入れているというわけです。

2020年のモデルチェンジでは、フロント足回りが倒立フォーク化され、さらにロードスポーツ性がアップ。ヘッドライト周りのスタイリングもプロジェクタータイプのLED光源へと進化しています。

WebikeユーザーはMT-03をどう感じている?

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MT-03

新車平均本体価格:66.23万円
中古車本体価格:43.17万円
口コミ件数:27件
※データは2023年12月29日現在

オーナー平均満足度は5点満点中で3.92(評価人数:200人)

特筆すべきはとりまわし・燃費・走り・ルックスの評価が4点を超えていることでしょう。また、積載性を除いた5項目で3.7点を超えており、全体的に満足度の高いモデルと言えそうです。

一方、積載性については低めの評価で「積載性は皆無」という声も。荷物をたくさん積みたいユーザーは、サイドバッグで不足をカバーしているようです。

MT-03のざっくりまとめ

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よいところ

・パワーが有り軽いのでキビキビ走れる
・曲がりやすいのでコーナーリングも楽しい
・お求めやすい価格帯、背が低くても足つきがまずまず
・顔が生き物っぽくて、かわいかっこいい

悪いところ

・ネイキッドなので風は仕方がない
・高速道路の長距離運転は回転数が高くなるのでシンドいかも
・シートは固めだから結構痛くなる
・車検証は入りますが収納が全くありません

MT-03オーナーの声

ここでは数ある口コミの中でも特に印象的だった声を紹介します。

購入動機・用途・比較車種 顔に一目惚れしました。
長所・満足な点 軽くて乗りやすいので通勤、下道ツーリングにピッタリなバイクです。
320ccという中途半端な排気量ですが回せば速いですし、低速トルクがあるので急な坂も普通に上がれます。
見た目は好き嫌いハッキリ分かれると思います。
短所・不満な点 好みは人それぞれでしょうがノーマルフェンダーがダサい。
ネイキッドの宿命かカウルが無いので高速道路走ると風で疲労する
短所、不満とは少し違うが同車種滅多に見かけなくて寂しさ感じる。
これから買う人へのアドバイス 故障経験はリザーブタンクからの水漏れだけ。維持は金かからなくて楽だと思います。
車検の有無で25か03か迷う方多いですが、バイクの使用目的が通勤、下道ツーリングなら絶対パワーある03がオススメです。
エンジンぶん回したい!って方は25の方が良いかもです。
03だと自動車税が大型自動二輪と同じなのがモヤっときます。

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購入動機・用途・比較車種 免許取得時に一目惚れ、こんなカッコいいバイクが普通二輪で乗れるなんてと教習中のモチベーションになりました。他のメーカーの同クラスの同スタイルも見ましたが自分の感性にぶっ刺さったのはコレだけでした
長所・満足な点 乗りやすいとは聞いていますが教習車以外で他のバイクに乗ったことがないのでなんとも言えません。見た目は最高です
短所・不満な点 収納が全くありません、車検証も入りはしますがぐちゃぐちゃになりそうです。何かしらのストレージは必須です。そして高速に乗るとハンドルの振動が凄いです、バーエンドの交換は必須です
これから買う人へのアドバイス シートバッグやキャリアを乗せたりするのが嫌な人は買ってはいけません、見た目と操縦性に全振りなので積載力なんて二の次です。そして同クラスだとダントツで高い、余程好きじゃないとわざわざ買う必要は無いかなぁと思います

ownerreview YAMAHA MT-03

購入動機・用途・比較車種 ヤマハらしい特徴的な見た目と楽なライティングポジション、軽い車重、ABS。また、足つきに不安を感じていたが、近くのYSPがローダウン加工の記事を挙げており、実績ある車種、お店でやってもらいたいと思った。

そもそも二輪に乗る理由は、田舎に行くのが好きだが公共交通機関では不便だし、車は家族と共用なので、自分だけの足が欲しかった。

比較車種は同じく小型軽量で初心者に向いていると言われたエストレヤとMT-25。
エストレヤは味のあるクラシカルな外観と単気筒の和やかな音に惹かれていたが、用途上、自動車道やバイパスでの高速走行が多くなるためミニシングルでは振動とエンジン特性の面からしんどそうなこと、ABSがないこと、不具合などがわかりやすい新車に乗りたかったことなどを理由にこちらにした。
MT-25もエンジン特性上、高速域多用は余裕がなくなりそうなこと、勾配カーブが多い田舎の山道や初心者がエンストしがちな発進時でも持ちこたえる低速トルクがほしいこと、自分のスタイルが低回転・低騒音・低燃費走行志向なこと、車検による安全担保がないことから、排気量が70ccとわずかながら大きいこちらにした。

長所・満足な点 タンクが広く、股が開きがちな初心者でも自然とニーグリップできる
CB400SFKと比べると軽くて扱いやすい。
先代には「大都会のチーター」とキャッチフレーズがついていた通り、キビキビと加速する。
顔が生き物っぽくて、かわいかっこいい。
短所・不満な点 レバーの折れ対策として一応浅い切れ込みが入っているがあれで思った通りのところで折れてくれるか不安。
顔型デザインが目立ちすぎる。
これから買う人へのアドバイス アドバイスというか自分へのメモ用
立ちごけで可倒式クラッチレバーが曲がる。家のガレージの壁と柱を使って直した(笑)。
キャンプツーリングの途中、重心が高く取り回し中に立ちごけしてシフトペダルが曲がる。キャンプ場まで2速走行し、薪割り用に持っていた手斧で直した(笑)。

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購入動機・用途・比較車種 バルカンSが性に合わなかったことでもう一度MT-03の楽しさを味わいたい気持ちが強くなってしまった。
長所・満足な点 オールマイティなバイク。2017年式よりも低回転トルクが向上し低速走行が扱いやすくなった。
フェアリングが横に張り出したデザインになり、大きく堂々として見える。風防性も向上。
スポーツバイクというよりツアラータイプ。デザインもトレーサー系に見えるし。
短所・不満な点 高回転域のトルクが無くなり、高回転での速度の伸びが感じられなくなって、2017年式の操る面白さが半減した。
トルクバンドが狭いため扱いが少々難しい反面、シフトチェンジがうまく決まったときの喜びが大きかった2017年式に比べ、ずぼらなシフトチェンジでも走れてしまう2021年式を喜んでいいのか悲しんでいいのか・・・。

2020年式からストリートファイター風デザインのヘッドライトが小さい小顔になったが、見た目はいいけど対向車からの視認性が低下した可能性がある。対向車線のMT-25/03を見るとライトちっさ!と思う。ライトがYAMAHAのYの字だ!と思う前にすれ違う。自分のMT-03は対抗右折車に気付かれず横から突っ込まれて大破、廃車になった。

これから買う人へのアドバイス 乗りやすい、扱いやすいから初心者にもおすすめできる
でも乗るなら万人受けしない2016、2017年式がいい。
2018、2019年式は変化未確認だけど、排ガス規制対応のためECUが大型(大容量)化したそうだから、どうかなと思う。

 

 

MT-03のライバルをチェックする

MT-03の購入を考えたとき、やはり選択肢として気になるは、同一の車体に250ccエンジンを搭載したMT-25でしょう。

この2台、水冷DOHC4バルブの180度クランクパラレルツインという排気量以外のエンジン仕様は一緒ですが、キャラクターが全く違います。

MT-25が、エンジン回転数でパワーを稼ぐキャラクターになっているのに対し、MT-03は余裕ある排気量を使ってトルク型のキャラクターが与えられています。

数値で言えばレッドゾーンはMT-25よりも1500回転低い1万2千500回転。最大トルクも1000回転も低い9000回転で3.1kg-mを発揮。おかげでワインディング上りや高速道路の追い越しなどで、MT-03の方が随分と余裕ある走りをしてくれます。

車体が同じで、車検がないなら250ccのMT-25を選びがちですが、MT-03には71cc分の排気量アドバンテージが間違いなくあるのです。

ちなみにMT-25とMT-03を見分ける方法場合は、車名のロゴとナンバー以外の項目としてステップがあります。両車スポーティなアルミ削り出しのステップを採用しているのは一緒ですが、ヒールプレートを見ると、MT-25には肉抜きの穴が設けられているのに対し、MT-03は穴の無いヒールプレートになっています。

それでは、ライバルの口コミが気になる方は、コチラもチェックしてみましょう!
※オーナー平均満足度や口コミ数は2023年12月29日現在です。

YAMAHA MT-25

ownerreview YAMAHA MT-25

オーナー平均満足度:3.84(評価人数:409人)
新車平均本体価格:61.77万円
中古車平均本体価格:42.97万円
口コミ件数:35件

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ヤマハ MT-03の価格情報

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