2023年のウェビックバイク選びの中でも、オフロード/モタードカテゴリーの満足度ランキングをもとに今年一年の人気車種をピックアップ。ウェビックバイク選びでは人気総合ランキングだけでなく、今回の満足度ランキングや、ツーリング向けバイクランキング、カスタム向けバイクランキングなど、様々なランキングでバイクの今を知ることができるよ。
【満足度ランキングとは?】
各車種が過去1ヶ月間にウェビック バイク選びで閲覧された数をもとにランキングを作成しています。今回の絞り込み条件は、バイクタイプを「オフロード/モタード」、集計期間を「1年」、「過去3年以内に発売された」にして、その他排気量やバイクタイプなどを入れずに抽出した年鑑満足度ランキングとなります。ランキングは毎週金曜日に更新されます。
年間「満足度ランキング」ページはコチラ
※当ランキング記事は2023年12月28日に制作したものになります
5位 690 SMC R/KTM
5位はKTM 690エンデューロをベースに開発された大排気量モタード690SMC R。軽量な車体と690LC4エンジンの組み合わせにより、ストリートから峠、サーキットなど、さまざまなシーンで気持ちを高揚させてくれる最強クラスのモタードマシン。前後ブレンボやWPサスなど、世界の一流パーツをふんだんに装備。さらにライドバイワイヤなどの制御系も注目ポイント。
スパルタンなスタイリングは、レースシーンを彷彿とさせるもの。そのエッジーな存在感から、満足度チャートも非常に尖っている。ルックス4.84点、走り4.64点はさすがの高評価。反面、積載性については見たまんま積載能力はほぼないようで、1.84点。軽量な車体の影響か、燃費は4.12点と高水準。
走りもスタイルもすべてに個性があふれているため、欠点よりも長所で評価が高いモデル。
4位 ツーリングセロー ヤマハ
セローの派生モデル、ツーリングセローが4位にランクイン。その名の通り名車セローにツーリングやオフロード適性を高めるアイテムを装着したモデルで、まさに旅に出たくなるような装備とスタイリング。通常セローとの違いは、アドベンチャースクリーン、ハンドガード、アルミアンダーガード、リアキャリア。たった四ヶ所のパーツ追加にもかかわらず、効果は絶大。これらの装着によりアドベンチャーイメージを強く打ち出し、オフロードに興味のない人をも引き込む強烈な魅力を発しているのだ。
満足度チャートはイメージ通り、全域で非常に高評価。走りだけが3.7点で、他は全て4点以上。特に取り回しと燃費は4.5を超える。
意外なのは積載性で4.25点。もちろん高い水準ではあるのだが。インプレをチェックしてもあまり積載性に触れていないのは、積載の要求水準が高いからか。むしろ、長所として軽さ・燃費がよくあげられてる印象。
セロー同様に、すでに絶版モデルだが、人気の高さは変わらず。最高の旅バイクを選ぶ際には、必ず候補に挙がる一台だ。
3位 KLX230SM カワサキ
3位にランクインしたのは、KLX230Sをベースに前後17インチホイールを採用したモタードモデルであるKLX230SM。レーシーなスタイル、特にハイシート傾向なシートによるタンクからの繋がりは非常にコンペティティブ。わずか136kgという軽量な車体とモタードセッティングされた足回りは、スタイルの良さも相まって走りの期待を高めてくれる。
満足度ランキングにおいても、積載性以外は押しなべて高水準。ただしモタードの宿命か、積載性は控えめな数値。ルックスは4.4点を獲得。積載性以外は万能でルックスも良いという、万人にオススメできる一台。
残念ながらすでに絶版。販売期間の短さから供給台数が多いとは言えないが、もっとも高年式な国産モタードモデルとして、今後もモタードファンの心をつかみ続けることだろう。
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