【海外】ZX-10RR Winter Test Edition登場！ 40周年カラーだけじゃないZX-10RRのSPLカラー紹介

2024年はカワサキの「Ninja」ブランド40周年となり、Ninja ZX-10R 40th Anniversary Editionが12月に国内でも発売される。これ以外にも海外では特別カラーが多数登場しているのでまとめて紹介したい。

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2024年のZX-10RRウィンターテスト仕様は25台限定で発売

往年のZXRカラーをモチーフにしたZX-10Rが、モビリティショーで世界初公開されたのは記憶に新しいところ。これに留まらず、欧州で2024年仕様の「Ninja ZX-10RR Winter Test Edition」が限定発売された。このオフシーズンにテスト中のZX-10RRのカラーを纏っている。

従来通り「冬」の漢字を使ったロゴをアッパーカウルなどに置きつつ、2024年仕様はイエローとグレーのラインを配置。これにアクラボビッチのサイレンサーを装着し、WSBKラウンドのペアVIPパスも用意される。価格は3万3000ユーロ（約500万円）で25台限定だ。

そして、イギリスでは独自に「Ninja」40周年記念のZX-10RRを発売。1990年代のZXRをモチーフにしたレトロカラーで、アクラボビッチサイレンサーやタンデムシートカバー、スモークスクリーンなどが装着されている。価格は2万6599ポンド（約480万円）で40台限定だ。

グローバルでは、日本を含めてNinja ZX-10R 40周年アニバーサリーエディションが非限定で12月23日に発売される。カラーリングのモチーフは「Ninja」ではない1989年のZXRシリーズだが、現代版ZXRと言えるZX-Rだけにマッチングは良好。価格は239万8000円だ。

Ninja ZX-10RR Winter Test Edition [KAWASAKI] テスト期間中のカラーリングを売り出すカワサキ恒例の企画。タンクパッドにシリアル番号が振られる。日本では発売されない。

雪の結晶に「冬」のロゴをアッパーとサイドカウルに置く。

タンクパッドには25台限定のシリアルナンバーが振られる。

サイレンサーはアクラポビッチ製に変更。Ninjaのマークが置かれる。

奥がレーサーで手前が市販仕様。

2024年のライダーは、左からアレックス・ロウズ選手とアクセル・バッサーニ選手。

KRTファクトリーでマフラーを装着している様子。

Ninja ZX-10RR Performance Special Edition 2024 [KAWASAKI] イギリスで発売された40台限定の「Ninja」40周年記念モデル。カラーはEbony×Metallic Eventide。

メタリックイーブンタイドという紫色に塗られたカラーが1990年代テイストだ。

ピンクなどの派手なカラーもレーサーレプリカならではの配色。

筆塗りのようなグラフィックもレーサーレプリカによく見られたデザインだ。

ホイールもボディ同色のメタリックイーブンタイドに塗られている。

正面から見るとエヴァンゲリオンレーシングのZX-10RRのような印象。

カラーリングのモチーフは1991年のZXRカラー（写真はZXR250）だ。

Ninja ZX-10RR Performance Special Edition 2024 [KAWASAKI] イギリスで発売された40台限定の「Ninja」40周年記念モデル。カラーはLime Green×Pearly Alpine White×Sunbeam Blue36。

ライムグリーン×パールアルパインホワイト×サンビームブルーのカラー。

アンダーカウルのKawasakiロゴのカラーが1990年代風だ。

タンデムシートカバーもペイント済み。

ホイールはライムグリーンにペイントされている。

アッパーカウルの中央はホワイトになっている。

カラーリングのモチーフは1994年のZXRカラー（写真はZXR750）だ。

Ninja ZX-10RR Performance Special Edition 2024 [KAWASAKI] イギリスで発売された40台限定の「Ninja」40周年記念モデル。カラーはLime Green×Pearly Alpine White×Sunbeam Red。

サンビームブルーをサンビームレッドに置き換えたバリエーションも用意。

イギリスの特別カラーは「Ninja」の40周年モデルとして40台限定でラインナップされた。

Ninja ZX-10R 40th Anniversary Edition [KAWASAKI] 本家カワサキが2024年モデルとしてリリースした40周年モデル。カラーは、ライムグリーン×パールクリスタルホワイトだ。

ローソンレプリカのようなデザインの40周年ステッカーが泣かせる。

カワサキがグローバルで発売する40周年モデルはRRではなくZX-10Rだ。

アッパーカウルにはブルーとホワイトのグラフィックが入る。

カラーリングのモチーフは1989～1990年のZXRカラー（写真は1990ZXR400R）だ。

川崎重工125周年を記念して2021年10月のアルゼンチンラウンドで走行したZX-10RRの特別カラーを市販車に再現して2022年に各1台がオークション販売された例もある。

オークションモデルはアッパーカウルのカラーが40周年車とは異なる。

こちらがレーサー仕様。ジョナサン・レイ選手が実際にレースで走行した。

レーサー仕様。GPZ900Rカラーは1985年のA2がモチーフとされた。

2024年に発売されるNinja 1000SX 40th Anniversary Editionの元ネタにもなっている。

2024年ZX-10R国内主要諸元（参考）

・全長×全幅×全高：2085×750×1185mm
・ホイールベース：1450mm
・シート高：835mm
・車重：207kg
・エンジン：水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 998cc
・最高出力：203PS/13200rpm
・最大トルク：11.7㎏-m/11400rpm
・燃料タンク容量：17L
・変速機：6段リターン
・ブレーキ：F＝Wディスク、R＝ディスク
・タイヤ：F＝120/70ZR17、R＝190/55ZR17
・価格：236万5000円／239万8000円※40周年アニバーサリー

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