【新車】BMW、フロント21インチのバガー「R18 Roctane（ロクターン）」284万円で国内発売
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BMWモトラッドジャパンは、欧州で5月に発表された「R18 Roctane」の国内販売を9月9日（土）から開始した。ヘリテイジスタイルのクルーザーであるR18に、ストリームライニングデザインのパニアケースとエイプハンガーハンドル、ビッグサイズのホイールを標準装備するバガータイプで、5種類目のバリエーションモデルとなる。
カラーラインナップはグレーとブラックの2色。価格は284万円で、スタンダードモデルから53万2000円アップの設定だ。
目次
ホットロッドテイストのメーカーカスタムで機能性も充実
2020年に発売されたR18は、BMW試乗最大排気量となる1802ccの空冷水平対向OHVエンジンが話題となったクルーザーモデル。BMWから発売されるクルーザーとしては、過去にR1200シリーズがラインナップされていたが、R18は1936年登場のR5をモデルとしたコンセプト「Concept R18」のシルエットを踏襲しており、BMWのヘリテイジスタイルを体現したデザインが特徴だ。2023年にはBMW初のバイク「R32」登場から100周年を記念したスペシャルモデルも発売されている。
そんなR18はバリエーションも充実しており、大型スクリーンとドラッグパイプマフラーを採用したクラシカルな「R18 Classic」、バットウィング型フェアリングとTFT液晶モニタを採用したバガー「R18 B」、フォグランプ付きのフェアリング、TFT液晶メーターに加え自動サスペンションプリロード調整を持つハイエンド「R18 TRANSCONTINENTAL」の4種類がラインナップされている。今回発売された「R18 Roctane」は5番目のバリエーションだ。
車体の基本構成はスタンダードモデルと同様で、ビッグボクサーエンジンをダブルループ鋼管フレームに搭載。ニッケルメッキのシャフトドライブ駆動で、「Rain」「Roll」「Rock」の3つのライディング・モードを選択できる電子制御システムを備える。ただし、大きく異なるのはまずホイールサイズ。スタンダードではフロント19インチ、リア16インチを採用しているところ、R18 Roctaneでは迫力のフロント21インチ、リア18インチとなった。さらにコントローラビリティの高いミッドマウントのステップ、エイプハンガーハンドルにより、ゆとりのあるライディングポジションを獲得。新型のヘッドライトケース、2段シート、片側27Lの大容量サイドケースを備え、機能性も充実した。
発売は2023年9月9日（土）で、価格はスタンダードとR18 Bの中間となる284万円。スタンダードからは53万2000円高いが、新たなスタイリングと豪華装備のメーカーカスタムには注目だ。
R18の5番目のバリエーションとして登場したR18 Roctane。アグレッシブなカスタムバガースタイルのモデルだ。
フロント21インチ、リア19インチとなったホイールを採用。ステップもミッドコントロールとなり、エイプハンガーハンドルを標準装備（左：R18 Roctane 右：スタンダード）
片側27Lの大容量ラゲッジスペースを備え、バガーとしての実用性も高い。上位モデルとは異なり、サスペンションには電子制御を搭載していない。
コクピットはスタンダードと同様のアナログ/デジタルのシンプルな1眼メーター。クラシカルなスタイルを強調する。
スタイリングはタイト&シャープなシルエットをキープ。リファインされたヘッドライトケースから、サイドケースまで流線のデザインを実現した。
R18 Roctane（2024）
発売日：2023年9月9日（土）
メーカー希望小売価格：¥2,840,000
ミネラル・グレー・メタリック・マット（新色）
ブラック・ストーム・メタリック（新色）
2024年式 R18 Roctane主要諸元
・全長×全幅：2615×980mm
・ホイールベース：1720mm
・シート高：720mm
・車重：374kg
・エンジン：空油冷水平対向2気筒OHV 1802cc
・最高出力：91 PS（67kW）/4750rpm
・最大トルク：16.1㎏-m（158N・m）/3000rpm
・燃料タンク容量：16L
・変速機：6段リターン
・ブレーキ：F＝ダブルディスク、R＝ディスク
・タイヤ：F＝120/70 B21、R＝180/55 B168
情報提供元 [ BMW MOTORRAD ] ギャラリーページへ
