【新車】フルモデルチェンジのヤマハ「ナイケンGT」220万円で受注生産！

ヤマハ発動機から3輪スポーツモデル「NIKEN GT」の新型モデルが発表された。欧州では2022年秋に先行発表のフルモデルチェンジを果たしており、エンジン・フレームは再設計。排気量が35ccアップの888ccへ見直され、各種電子装備やユーティリティもこれに合わせ最適化された。

販売は受注生産で、生産予定台数は100台、価格は220万円となる。予約受付は7月7日（金）から、全国のNIKEN取扱店にて開始だ。

新エンジンとカラーTFTメーターを採用、よりパワフルかつ便利に！

2017年に発表されたNIKENは、フロント2輪の「LMW（リーニングマルチホイール）」が特徴的な大型スポーツマシン。現在LMWを採用するのは、このNIKENとトリシティシリーズしかなく、2輪的なリーンの楽しさを損なわず、タイヤ設置面積を広げ安全性も併せ持つ。

今回発売となる新型NIKEN GTは、従来の845ccから888ccへ排気量を高め、クランクマス増加を調整した新型CP3エンジンを採用。スポーティな操縦性を支える新設計ハイブリッドフレーム、セッティングを見直し、路面追従性を向上したリアサスペンションを新採用し、運動性能に磨きをかけた。この結果、最高出力は116PSと従来モデルから変化がないが、最大トルクが9.3kgf-mと0.4kgf向上している。
また、クイックシフターなどの各種電子制御、スマートフォンとの接続でツーリングの楽しさを拡張する7インチ高輝度TFTメーター、可動式スクリーンやサイドケース取り付けステー、10mm座面を低下させ、足付き性を高める新デザインシートなど、ツアラーとしての快適性と機能性をさらに高める装備を充実させた。

カラーラインナップはブラックの1色のみ。販売は受注生産で、予約受付は7月7日（金）から。生産予定台数は100台、価格は従来モデルから22万円アップの220万円となった。

NIKEN GT

発売日：2023年7月7日（金）
メーカー希望小売価格：¥2200000

ヤマハブラック（新色）

主要ポイント

エンジンはMT-09搭載エンジンをベースに、排気量とクランク設計を見直し。高いドライバビリティを目指した。

フレームも上がった排気量に合わせ新設計。エンジン懸架ポイントやパイプの取り回しが変更されている。

メーターはスマホ連携も可能な7.7インチTFT液晶を新採用。ナビ、音楽再生、電話着信、天気予報といった情報を表示できる。

新型での主要な変更点は上記のとおり。LMWシリーズのフラッグシップとして、更に存在感を高めた。

NIKEN GT（2023）主要諸元

・全長×全幅×全高：2150×875×1395mm
・ホイールベース：1510mm
・シート高：825mm
・車重：270kg
・エンジン：水冷4ストローク並列3気筒DOHC4バルブ 888cc
・最高出力：116PS/10000rpm
・最大トルク：9.3㎏-m/7000rpm
・燃料タンク容量：18L
・変速機：6段リターン
・ブレーキ：F＝Wディスク、R＝ディスク
・タイヤ：F＝120/70R15、R＝190/55R17
・価格：220万円

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情報提供元 [ ヤマハ発動機 ] ギャラリーページへ