KLE250 ANHELO(249cc)
オーナー:tapiokaさん

ウェビックコミュニティに投稿されているMYバイクを毎週1台紹介するこのコーナー。今回紹介するモデルはカワサキ「KLE250 ANHELO(アネーロ)」、オーナーは「tapioka」さんです。

適度な車体サイズや運動性能、積載性が人気を集める250ccアドベンチャーのカテゴリー。今回紹介する「アネーロ」もその1台ですが、1993年発売とかなり古いモデルになります。見た目通りオフロード性能が重視されており、21インチの大径フロントホイールや長いフォークブーツ、アンダーガードを備えていますが、いっぽうエンジンはGPZ250Rのものをベースとした、水冷DOHC並列2気筒エンジンを採用。35PS/11000rpmという高回転型であり、ガチンコオフロードにはテクニックが必要。またデザイン・グラフィックもかなり奇抜な(好みが分かれるところ……?)こともあり、販売年数は1995年までと長くはありませんでした。

しかし、そんなアネーロを「もし、一台しか所有出来ないのなら、アネーロしか無いって思ってる」とまで愛好されているのがtapiokaさん。オン、オフどちらもこなせるマルチパーパスさは「片道700kmのツーリングもこなせる」高い信頼性に結びついています。実際にそのコンセプトがフィットするライダーも多かったためか、カワサキからは、アネーロとほとんど同じコンセプトの「VERSYS-X 250」が2017年から発売中! ツーリングライダーから高い評価を集めています。ですが、かなりモダンにまとまったヴェルシス(ホイールサイズも19インチになりました)にはない、アネーロの90年代ライクな個性はヤッパリ唯一無二。アネーロじゃなきゃダメだ! とほれ込んでしまうライダーがいるのもよくわかりますね。

 

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tapiokaさんのアネーロは、カタログも飾っていた「パールアルパインホワイト」。現行機では見られないグラフィックは逆にレトロモダンな雰囲気! スタンダードのシルエットは崩さないまま、オフタイヤやスクリーンの追加でツーリングに最適化されていますね。

 

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林道やハードなオフロードは苦手なアネーロながら、ラリーイベント「SSTR」でおなじみ千里浜などは、まさにデュアルパーパスの独壇場。満載のツーリングバッグが旅マシン感を高めています!

 

<MYバイクコメントより>

■購入動機・用途・比較車種

もし、一台しか所有出来ないのなら、アネーロしか無いって思ってる。その気持ちは20年以上変わってない。

■長所

元祖アドベンチャーと言えるバイク
オフロードも行ける!(フロント21インチはダテじゃない) 
片道700キロのツーリングも熟せる
もう2度と出ないであろう、奇抜なカラーリングw
並列2気筒の気持ち良く回るエンジン 何気にコーナーも楽しめる
全ての道において不安無く走れる 最良のバイク

■短所

燃料タンクが12Lなので、ロンツーでは給油が多くなる
スクリーンが無いのはマイナス(400はあるのに)
高速と下道では燃費が倍くらい違う。。
見た目の好みは分かれるかも?
社外パーツは皆無(不人気ゆえ)
サイドスタンドが頼りない エクステンション必須
車格大きめなので、苦労する人多いかも?
オフロードに行けるとは言え、あくまで行けるだけ
サスのストロークは少ないし、カウルやヘッドライト重いし、重心高くて不安定。エンジンの低速の粘りは期待出来ないし、フロントアップは苦労する

■これから買う人へのアドバイス

程度の良さが今後の維持へつながります。
基本設計の古さは否めない。
絶対アネーロって人以外はヴェルシス250の方が良いかも?

>>Webikeコミュニティで「tapioka」さんのバイク詳細情報を見る

KLE250 ANHELOのユーザーレビューを確認

KLE250 ANHELOのユーザーレビューはこちらから
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オーナー平均満足度 3.57

評価人数: 66人
新車平均価格:-万円
中古車平均価格:29.0万円

KLE250 ANHELO(1993)主要諸元

・全長×全幅×全高:2150×825×1165mm
・ホイールベース:1445mm
・シート高:805mm
・車重:160kg
・エンジン:水冷4ストロークDOHC並列2気筒 249cc
・最高出力:35PS/11000rpm
・最大トルク:2.4kgf-m/10000rpm
・燃料タンク容量:12.0L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=3.00-21 51S、R=120/80-17 61S
・発売価格:44万9000円

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コメント一覧
  1. 名無し より:

    90年代のトライアンドエラーに埋もれたバイク達めっちゃいいね!潤沢な費用の下、開発陣の遊びと本気が入り混じった企画が割りとすぐ商品化された最高の時代。売れなきゃ問答無用で即カタログ落ち。これもまた一興w
    アネーロも然り。

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