【セロー225WE レビュー】みんな大好きセロー ”ウェビックユーザーの「愛車を語ろう！」”

ヤマハ セロー225WE オーナーレビュー

ウェビックコミュニティ「愛車を語ろう！」キャンペーンより、セロー225WEに乗る「こーひーや」さんの熱い語りをご紹介！
良いところや不満なところなど、オーナーだからよくわかるセロー225WEのインプレ・レビューを語ってくれました。

1.【簡単な自己紹介】

・バイク歴、普段のバイクの楽しみ方
バイク歴は、バブリー都会派和製アメリカン、ヤマハビラーゴ400に6年→ 250ccのカブ、もといスズキST250に5年半→みんな大好きセロー225に一年半→謎のKLX150BF現在。
バイクの楽しみ方、というか何故乗るのかといえば、一人の時間を味わう楽しみというのが一番大きい。知らない土地のコンビニなんかで飲むコーヒー。最近は家庭もあって中々自由にフラフラ出来ないから、どうしてもマンネリ気味。

・このバイクを乗っていた期間
1年半。

・購入動機
きっかけはYouTubeでみた、ユアンマクレガーのロングウェイダウン。BMWのGSで大陸縦断するアレ。さらにCCRのBGMのトリッカーのプロモ。その影響でオフ車に乗りたい病を発症。
元々ST250でも描いてた憧れであったが、道なき道を突き進むタフなバイクとしてタンク容量や脚付き、壊れにくさなどを考えたらこれだった。

2.【満足している点・長所】

・用途に対して
オフロード始めにはうってつけであった。とにかくドシロートでもどうにかこうにかコケずに走れる。
リセールバリューが優秀。何十回とコケた19年落ち2万キロでも10万円で下取り。

・走りに対して
険しい場所ほど良さが身に染みる。

・見た目に対して
バイクに興味ない人からの受けは良かった。親しみ安さだと思う。個人的には古臭いと感じるが、それが逆に新鮮かも。

3.【不満な点・短所】

・用途に対して
ツーリングがつまらない。
各ギアの守備範囲が狭すぎてギアチェンジが忙しく、エンジンの鼓動感とかは無く、ひたすら移動手段なバイク。
長時間走ってると振動でどこかしらネジがなくなる。
何かネガな要素が無いと面白味がなくて、土砂降りの雨の日ツーリングとかドMな事を要求される。
夏場はシートが激アツ。ブローバイが多いバイクで、エアクリーナーボックスにオイルがめちゃ溜まるのだが、おそらくその時のエンジンからの熱気がシート下のエアクリーナーボックスに入ってシートを熱する模様。夏場は座っていられないのでスタンディングでツーリング。ドSなバイクでした。

オフ車特有のリアのスカート状のカバーが無いからサイドバッグを付けにくくて、シート後も短く思ったほど積載能力が無かった。
メンテナンスや部品調達も旧型でマイナーチェンジが多いのでややこしく、最終型故の無理な設計のおかげか一々面倒な造りでうんざりした。

とにかく普通の道を走ってるだけだと物足りないバイク。
険しい場所に乗り込んではじめて良さが光る。ので、ぼっちには向かない。よく考えたら道なき道を突き進む事が無かった…
そういえば、ロングウェイダウンもトリッカーのプロモもぼっちじゃない…

・走りに対して
評判では低速の粘りが…とか言うが、STからの乗り換えの私からすれば別にたいした事無く、エンスト耐性も低いと感じた。
オフでのフロントの接地感が希薄で実際フロントが滑る。極端にリア荷重なバイクという印象。その代わりヒルクライムやフロントアップはドシロートでも出来る。
しかしターンやダウンヒルでは希薄なフロントグリップが恐怖感。
ステップ位置はかなり後気味な上、タンクがせり上がっているので前に座るのも限界がある。
シッティングでの乗車時がなんかオマルに座ってる様な姿勢。地面からの距離も近く感じる。
ステップとシートの距離が近い。

とにかくしなるフレームのおかげで粘る代わりに重く感じる車体。

・見た目に対して
古臭さが好みの別れる所かと。

4.【まとめ(こういう人におススメ等)】

ドMな方には最高の相棒ではないでしょうか。（ぼっち以外）

ツーリング先で知らないピストン林道なんかに突っ込みたくなって、誰も来そうにない山道をどうにかこうにか走破して帰還することで快感を得るという状態。このまま乗りつづけていたら、いつかヤバいことになるという予感がして乗り換えた。

こーひーやさん、セロー225WE愛がひしひしと伝わってくる語りをありがとうございました！

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