ウェビックコミュニティのMyバイクより、実際に乗っている・乗っていたオーナーの声を基に様々なバイクを紹介する「オーナーレビューまとめ」。
今回は、ヤマハ「XSR700」についてオーナーの生の声をお届けします!

ぶっちゃけヤマハ「XSR700」ってこういうバイク!!

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水冷エンジンや前後17インチホイールの車体など最新のバイクコンポーネントでありながら、スタイリングはクラシカルでどこか懐かしい雰囲気を持つバイクを最近は“ネオクラシック”と呼ばれています。

XSRシリーズはヤマハにおける“ネオクラシック”モデルの代表例といえ、ラインナップには水冷888cc並列3気筒エンジンを搭載したXSR900と、今回紹介する水冷の688cc並列2気筒エンジンを搭載したXSR700があります。

その共通デザインは、光源に最新のLEDを使用した丸目1眼のヘッドライトや丸みを帯びたティアドロップ形状のタンク、上質な雰囲気のシートといったところでしょうか。

面白いのはこのXSRシリーズの両モデルには、元となったモデルがあるということです。XSR900はMT-09であり、XSR700はMT-07。エンジンはもちろん、メインフレームなどの車体も共用した兄弟車ということになりますが、デザイン的な雰囲気が全く異なっていることに驚きます。

乗り味に関してはベースモデルとなったMT-07もそうですが、XSR700の最大の特徴はその乗りやすさにあると言えます。搭載する水冷の688cc並列2気筒エンジンは、低速トルクが潤沢で扱いやすいうえに、全域に渡って歯切れのいいエンジンパルスが楽しめます。車体も非常に素直で扱いやすくなっていますが、ベースのMT-07に比べて若干落ち着きのあるネイキッドらしいハンドリングが設定されています。

XSR700には、サーキットをガンガン攻めてタイムを出すようなスポーツ性の高さはありませんが、街乗りメインで時々ツーリングに行って峠を楽しむ……という使い方ならむしろ日々の走りが楽しいXSR700のようなマシンの方がよりスロットルが楽しく開けられることでしょう。

https://news.webike.net/motorcycle/251107/

WebikeユーザーはXSR700をどう感じている?

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詳細はコチラをクリック

XSR700
新車平均本体価格:95.34万円
中古車本体価格:72.7万円
口コミ件数:35件
※データは2023年2月16日現在

オーナー平均満足度は5点満点中で3.92(評価人数: 197人)

特筆すべきはルックスが4.7点と高評価を得ていることでしょう。シンプルでレトロな見た目が世代を問わず人気で、カスタムパーツの豊富さも魅力のようです。

また、走り、とりまわし、燃費も4点以上と、多くの項目が高評価をマークしていることもXSR700の特徴。パワフルなエンジンと軽快な走りは街中からワインディングまで走りやすいほか、軽量な車体で停車時のとりまわしが楽という声も多く見られました。

一方、積載性の評価は2.37点と低めですが、豊富なカスタムパーツの中から自分好みのキャリアやサイドバッグステーを見つける楽しさもあるようです。

XSR700のざっくりまとめ

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よいところ

・常用スピード域で走っていても、パルス感がとても楽しい
・気負うことなく乗れる
・もう何がなんでもルックスが一番
・軽くて軽快なハンドリング
・どこからでも気持ちの良い加速

悪いところ

・足つきが悪い
・荷物積載能力ゼロ
・高速道路で風がきつい
・体格によるが重心が高すぎる
・メーターが明るすぎて夜は眩しい

XSR700オーナーの声

ここでは数ある口コミの中でも特に印象的だった声を紹介します。

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購入動機・用途・比較車種 2ndバイクとして、ゆったりと手ごろに扱えるバイクをを探していました。
長所・満足な点 YSPでMT07、MT09、BOLTと試乗比較してみましたが、MT07はスタイルが好みではない。MT09は、かなりじゃじゃ馬でスパルタン過ぎて1stバイクを超えてしまう。BOLTはトルクがあり、そこそこ速いけどバンク角が少なく重すぎ。
で、XSR700なのですが走りが、極めて良いのです。188kgと軽い車重は街中でも、ツーリングでも気兼ねない。取り回しもらくらく。リッタークラスと同行するツーリングでも負い目はありません。
峠では切り返しの速さから、そのポテンシャルを発揮します。
ネオクラシックとかヘリテージにジャンルされているようですが、全然そんなことはありません。これは純粋に走るためのスポーツマシンです。お手軽ですが中途半端ではありません。
短所・不満な点 一番ネガなところは車高の高さでした。自分にとってバイクを操作するうえで重要となるのが腰の位置なのですが、コーナリングでは重心が高すぎて腰が入らず不安定。欧米人の体格に合わせた設計なのでしょう。
これはワイズギアの20ミリメートルのローダウンシートに換装することで解決しました。これでポジションはベストマッチとなりました。
これから買う人へのアドバイス 体格によりますが車高対策さえすれば一般日本人にジャストフィットで、価格も抑えめ、ドーパミンがでるほどの速さがあるのでオススメいたします。
2022以降にマイナーチェンジしましたが、個人的にはRZ350白青カラーよりはRZ250黒カラーがいいですね。

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購入動機・用途・比較車種 いい加減に軽くて取り回しのいいバイクにしようと心に決め、タイガー850を売却し購入。
XSR900と悩んだが、新型のスタイルが好みに合わないのと、連続で3気筒も何かと思いこちらに決めた。
長所・満足な点 軽い!
最大の購入動機となったその軽さは、なんとV-STROM250と同じ188kg!
ツイン特有の低速での不安定さ(バラツキ)が無く、発進やアイドリング走行、Uターンも安心して任せられる。
開ければ普通に速く、不等間爆発によるコーナリング時のタイヤへのトルク発生に谷間が無くスムーズ走れます。
短所・不満な点 ステップがそれなりに倒しこむと簡単に接地してしまう。
峠を走る人にはバックステップが必須。
(楽に乗りたい、スクランブラー的なポジションが好き人なら良いと思う)
ホーン位置がウインカー位置に近く、思いがけず鳴らしてしまう。
メーターが明るすぎ、設定で一番暗くしても夜間走行は眩しくて直前の路面が見え辛い。
マフラーが静かすぎで、今走っている状態のエンジン出力を耳で体感することが出来ない。
新型になったばかりで今現在ではアフターパーツがほとんどない。
これから買う人へのアドバイス 短所をいろいろ書きましたが、いろいろと解決する方法はあるので気にしてません。
とにかく軽く、コンパクトなバイクです。
楽しいおもちゃを手に入れました。

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購入動機・用途・比較車種 大型免許を取ったのでMT-07を検討していましたが、今ひとつシートが気に入らず…XSRがあるじゃないか!と気付き、タンクカラーのためあえて中古車(低走行車)を選びました。
(なぜか昔からレーサータイプはあまり好きではありませんので候補にもなりませんでした)
長所・満足な点 かっこいいです。ツーリング先やお店の駐車場に置いておいて、さあ乗ろうとする前に毎回見とれてしまいます。
海外コミュニティを見ると皆カスタムありきで購入しているので、十人十色のカスタムが楽しめますし(私はあまりしていませんが)、世界中くまなくユーザーさんがいるのでコミュニケーションも楽しいです。
ただ風の抵抗はまともに受けるので、高速:下道=50:50ぐらいのツーリングがいいかもしれません。ワインディングもスイスイ行けます。
短所・不満な点 純正シートの後ろの跳ね上がった部分が気に入らないです。XSR900みたいなスパッとしたラインか、リアフェンダーにゆるやかにつながるデザインにしてほしかった…
それと、今は慣れましたが停車時にステップにスネをぶつけがちです。
マフラーの選択肢が少ない・高い・費用対効果が謎なのでたぶんこのまま純正です。
これから買う人へのアドバイス 足つきに関しては私はローダウンシートを取り入れたらほぼかかとが浮かない程度になりました。座面も柔らかいので長時間乗ってもお尻が痛くなりません。
2cmのローダウンで約4万円…?と思いましたが、足つきが気になる場合には良い選択ではないかと思います。
重心が高いのでちょっと取り回し時に気を遣いますね。

 

 

XSR700のライバルをチェックする

ネオクラシック系のモデルの特徴は、そのクラシカルな見た目でしょう。しかもXSR700のような、大型バイク初心者にも乗りやすい同排気量帯キャラクターというと、カワサキのZ650RSやスズキのSV650Xあたりが候補にあがってきます。

どの車両も中身は最新スペックですが、デザイン的にどこか懐かしさを感じるマシンたちです。また、これらネオクラシック系のモデルはライディングウエアを選ばないことも大きな特徴です。

ネオクラシック系のモデルなら、スポーティなテキスタイル系のライディングウエアはもちろんですが、コットンやレザーなどの天然素材ベースのライディングウエアもとてもよく似合います。またヘルメットに関しても、スポーティなフルフェイスからクラシカルなジェットヘルメットまでなんでも合わせられるのもうれしいですね。

それでは、ライバルの口コミが気になる方は、コチラもチェックしてみましょう!
※オーナー平均満足度や口コミ数は2023年2月16日現在です。

Z650RS

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オーナー平均満足度:4.17(評価人数: 33人)
新車平均本体価格:103.4万円
中古車平均本体価格:134.9万円
口コミ件数:3件

詳細はコチラ

SV650X

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オーナー平均満足度:3.90(評価人数: 250人)
新車平均本体価格:80.05万円
中古車平均本体価格:65.35万円
口コミ件数:39件

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ヤマハ XSR700の価格情報

ヤマハ XSR700

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98.57万円

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諸費用

本体

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価格帯 59.9~89.8万円

諸費用

8.41万円

価格帯 10.21~12.57万円


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価格帯 95.66~110.16万円

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