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2022年12月4日の横浜ホットロッドカスタムショーで、カビィがCT125ハンターカブのカスタムを出品した。これぞハンターカブにお決まりのスタイルなのだ。
ありそうでなかった「ガンホルダー」がCT125向けに発売
2020年に発売されたCT125ハンターカブでは、久しぶりに「ハンターカブ」の名称が復活したことでも話題になった。車名にハンターカブが使われたのは、1961年11月に日本国内で発売されたハンターカブC105Hで、1964年以降は国内外でCTの名が定着している。
そして、ハンターのイメージを植え付けたのが元祖モデルである1961年のCA100Tトレール50で、スーパーカブC100をベースにトレール化したモデル。これの広告ビジュアルが、日本でハンターカブというネーミングが与えられたことに影響したと思われる。
広告ではCA100Tに跨った猟師が銃を構えており、「For Hunters who want the best!(最高を求めるハンターへ!)」というキャッチコピーが添えられている。インパクトは強烈で、1962年には日本でも猟師が銃を構えている写真に「走る+射つ」というコピーの広告が展開された。
前置きが長くなったが、これがカビィがCT125ハンターカブ用の「長尺マルチラック」を開発した背景となる。かつてホンダが「ガンホルダー」として販売していたものを再現し発売したばかりの製品。ハンターカブの名にこだわりを持つオーナーはぜひ装着しておきたい。
長尺マルチラック [Cuby] 愛知県豊橋市のカブ系専門店のカビィが製品化。価格は3万800円で初期ロット20セットの予約受付を開始したところ。問い合わせはこちらまで。
HONDAのロゴはCT110風で丸型のウイングマークを外してイメージチェンジ。マフラーはUNLABEL(アンレーベル)のフルエキゾーストを装着している。
CA100Tトレール50(1961年) [HONDA] 大型のリアスプロケットやブロックタイヤでオフロード及び登坂性能を強化して、アウトドアフィールドでの使用に対応した。
ハンターカブC105H(1962年) [HONDA] 1961年11月に日本で発売されたハンターカブは、排気量55ccで二人乗りも可能。ガンホルダーがオプションで用意されている。
CT50(1968年) [HONDA] アップマフラーやアンダーガードなどの装備が定着。また副変速機で通常走行とスーパーローギアが切り替え可能になった。ガンホルダーのイメージは定番だ。
CT50のオプションパーツカタログにはガンホルダーが1530円で掲載されている。「銃や釣り竿など軽い長尺物の運搬に便利」と用途を説明。CT125用も本来ならホンダが出すべき!?
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