文/Webikeスタッフ:アキヒト

【150ccスクーター比較特集】
ディテール&試乗インプレッション

近年スクーターモデルの中でもブームになりつつあるのが150cc(200cc以下)クラススクーターです。ビッグスクーターよりも小柄な車体でシート下には収納スペースを完備し、原付二種スクーターよりもパワーがあるので、普段の通勤通学で活躍するのはもちろん、高速道路を使ったちょっとしたツーリングにも行ける使い勝手の良さで人気を集めています。

そんなマルチに活躍する150ccクラスのスクーターの気になる部分を比較していきたいと思います!

人気の150ccスクーター5種類をピックアップ!

ホンダ ADV150

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ホンダ PCX150

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ヤマハ トリシティ155

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ヤマハ NMAX155

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スズキ バーグマン200

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車両サイズを比較

【全長/全幅/全高】
・ADV150:1,960mm/760mm/1,150mm
・PCX150:1,925mm/745mm/1,105mm
・トリシティ155:1,980mm/750mm/1,210mm
・NMAX155:1,955mm/740mm/1,115mm
・バーグマン200:2,055mm/740mm/1,355mm

【車両重量】
・ADV150:134kg
・PCX150:131kg
・トリシティ155:165kg
・NMAX155:128kg
・バーグマン200:163kg

車両サイズでは全長と全高でPCX、全幅と車両重量でNMAXが1番コンパクトでした。PCXとNMAXは125ccモデルとサイズ・車重がほとんど変わらないので、取り回しも楽なのが魅力です。特に通勤通学をメインで使う方には、コンパクトな車体ほど使い勝手が良いですよね。

前二輪のトリシティやパッと見た感じ大きく見えるバーグマンも、全幅で見るとPCXとNMAXとほとんど変わりません。狭いところの走行も同じ様にこなせそうですね。アドベンチャーモデルを意識した幅広いハンドルバーを装着したADV150が5台の中では1番幅が広いですが、それ以外のサイズはPCXやNMAXとほとんど変わりませんでした。

▲ADV150:1,960mm/760mm/1,150mm/134kg

▲PCX150:1,925mm/745mm/1,105mm/131kg
▲トリシティ155:1,980mm/750mm/1,210mm/165kg
▲NMAX155:1,955mm/740mm/1,115mm/128kg
▲バーグマン200:2,055mm/740mm/1,355mm/163kg

シート高を比較

・ADV150:795mm
・PCX150:764mm
・トリシティ155:765mm
・NMAX155:765mm
・バーグマン200:735mm

足つきが1番良かったのは意外にもバーグマンでした。5台の中ではボリュームのあるフォルムですが、シート高:735mmは想像以上に低く足つきは良好でした。
シート高が1番高いのはADV150の795mmですが、実際に跨ってみた感じだとトリシティの方がシートとステップボードの幅が少し広く、ADV150よりも足つきは悪い印象です。それでも足が届かなくて支えられないといったことにはならないので、足つきについては参考程度にしてもらうのが良さそうです。

▲ADV150:スタッフ身長172cm:795mm

▲PCX150:スタッフ身長170cm:764mm
▲トリシティ155:スタッフ身長168cm:765mm
▲NMAX155:スタッフ身長168cm:765mm
▲バーグマン200:スタッフ身長167cm:735mm

収納スペースを比較

・ADV150:シート下容量27L+インナーボックス+アクセサリーソケット
・PCX150:シート下容量28L+インナーボックス+アクセサリーソケット
・トリシティ155:シート下容量23.5L+インナーボックス+アクセサリーソケット+コンビニフック
・NMAX155:シート下容量24L+フロントポケット
・バーグマン200:シート下容量41L+インナーボックス(6L+1L)+アクセサリーソケット

スクーターの魅力の1つでもある収納スペースは、バーグマンが圧倒的な収納スペースで文句なしの1位です。唯一シート下にヘルメットが2つ入るだけでなく、インナーボックスも大小2つ付いています。
収納スペース以外では、NMAX以外の4台にはアクセサリーソケットが標準装備されているので、移動中にはスマホの充電もできます。

▲ADV150:シート下容量27L
▲ADV150:インナーボックス+アクセサリーソケット
▲PCX150:シート下容量28L
▲PCX150:インナーボックス+アクセサリーソケット
▲トリシティ155:シート下容量23.5L
▲トリシティ155:インナーボックス+アクセサリーソケット
▲NMAX155:シート下容量24L
▲NMAX155:フロントポケット
▲バーグマン200:シート下容量41L
▲バーグマン200:インナーボックス(6L+1L)+アクセサリーソケット

スクリーンを比較

高速道路も走れるとなると、気になってくるのは走行風。それぞれスクリーンは付いていますが、1番防風効果が高いのはバーグマンでした。スクリーン自体が高いだけでなく、整流効果も考えられた滑らかな曲面により、体に当たる走行風を軽減してくれます。次に高いのはスクリーンの位置をハイにしたADV150ですが、走行風は丁度顔に当たるくらいの位置でした。

NMAXやPCXはスクリーンが小さいので、高速道路をよく使うのであれば大きめのスクリーンに交換した方が良さそうです。

▲ADV150:スクリーン位置:ロー
▲ADV150:スクリーン位置:ハイ
▲PCX150
▲トリシティ155
▲NMAX155
▲バーグマン200

ヘッドライトを比較

・ADV150:LEDヘッドライト
・PCX150:LEDヘッドライト
・NMAX155:LEDヘッドライト
・トリシティ155:LEDヘッドライト
・バーグマン200:ノーマルバルブ

近年ではスクーターにもLEDが標準装備されるようになったことで、バーグマン以外の4台はヘッドライトがLEDとなります。スクーターとはいえ前方が明るく照らされることで、夜間の走行もより安心できますね。視認性の向上だけでなく、フロントまわりも高級感のある印象を与えます。

▲ADV150:LEDヘッドライト

▲PCX150:LEDヘッドライト
▲NMAX155:LEDヘッドライト
▲トリシティ155:LEDヘッドライト
▲バーグマン200:ノーマルバルブ

パワーを比較

・ADV150:最高出力:15PS/トルク:1.4kgf・m
・PCX150:最高出力:15PS/トルク:1.4kg・m
・トリシティ155:最高出力:15PS/トルク:1.4kg・m
・NMAX155:最高出力:15PS/トルク:1.4kg・m
・バーグマン200:最高出力:18PS/トルク:1.6kgf・m

バーグマンは排気量が200ccということもあり、5台の中では1番パワーがありました。特に加速だけでなく、高速で巡行するときも他の4台よりも回転数に余裕があるので、防風効果も併せて高速道路を使う割合が多い方にはバーグマンがオススメです。

燃費を比較

・ADV150:44.1km/L
・PCX150:46.0km/L
・トリシティ155:41.7km/L
・NMAX155:41.7km/L
・バーグマン200:30.3km/L
※燃費の表記は「WMTCモード値 クラス2」としています

気になる燃費はPCXが1位、同型エンジンを搭載するADV150が2位となりました。特にPCXは唯一の45km/L越えとなるので、実燃費でも低燃費が期待できます。

販売価格を比較

・ADV150:451,000円
・PCX150:380,600円(ABS:402,600円)
・トリシティ155:484,000円
・NMAX155:385,000円
・バーグマン200:533,500円
※2020年4月現在

全体の最安はPCXとなりますが、ABS装備で比較するとNMAXが唯一の30万円代で最安となります。その他のバイクは40万円後半からバーグマンは50万円を超えてくるので、安いバイクを探すのであればPCXかNMAXになりそうですね。

まとめ

人気の150ccスクーターを様々な角度から比較してみましたが、今回の結果を簡単にまとめてみると以下のような感じです。

・燃費や価格の面からコストパフォーマンスに優れたスクーターなら、PCX150とNMAX155
・シーン問わず安心して走ることができるスクーターなら前二輪で安定感抜群のトリシティ155
・ツーリングにも使えて収納スペースや快適性を重視するならラグジュアリーな装備満載のバーグマン200
・オールマイティな性能ながら、遊び心も求めるのであれば趣味性の高いADV150

150ccスクーターが気になっていたけど、どれが良いのかわからないと言う方の参考になれば幸いです。

【その他のオススメスクーターはこちら】
通勤・通学メインに最適な~250ccスクーターの新車・中古バイクを見る

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コメント一覧
  1. 匿名 より:

    いろいろ参考になりましたありがとうございました

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