ホンダから新モデル「ADV160」の発売が発表された。従来モデル「ADV150」にかわり、先行してタイ・インドネシアで発売されているモデルで、「PCX160」とも基本設計を共有する新型エンジンを採用。カラーはレッド、グレー、ブラックの3色展開で、発売は2023年1月26日。価格は47万3000円を予定。ADV150からは2万2000円の価格アップとなった。

最新のPCX160のパワーユニットを採用しパワーアップ

2020年に登場した中型スクーターADV150は、「シティーアドベンチャー」を掲げたアドベンチャースクーターだ。マスバランスを集中し、アップマフラーやテーパーバーハンドルといった本格的なオフロードモデル同様の装備を持つことで、一躍人気モデルとなったが、2022年10月には令和2年排出ガス規制に適合せず生産を停止している。

これにかわり発売が発表されたADV160は、最新排ガス規制に対応した新エンジンを搭載。人気モデル「PCX160」と基本コンポーネントを共有するエンジンで、157ccの水冷単気筒水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ、出力は12kW(16PS)×8,500rpm。従来のADV150は15PSで、1PSのパワーアップとなる。アイドリングストップ機能は継続。また液晶メーターは大型化しタコメーター、外気温計、経過時間計を新装備。電源はUSBタイプAソケットとなり、スクリーンも大型化。スマートキーの採用はもちろん継続し、装備類は一層充実した。

また、スタイル面ではフレーム形状も刷新。シート高が15mmダウンした780mmとなり、足つき性が高いよう変更。性能でもトラクションコントロールであるHSTC(ホンダセレクタブルトルクコントロール)を採用している。これは後輪のスリップを感知するとエンジンパワーが自動で抑制され、グリップを回復するシステムだ。従来モデルからさらにユーザーフレンドリーなスタイル・機能によって、いっそうライダーを選ばないモデルとして洗練されている。

 

ADV160_2023_08

ADV150と代わって登場したADV160。既に東南アジアでは先行して発売されていた。新エンジン、新フレームによりパワーアップ、ローダウンし、充実した各種機能は従来からアップグレード。コンセプトである「シティアドベンチャー」のスタイルはそのまま、いっそう使い勝手のよいモデルとなった。通勤通学からツーリングまで、ADV160が活躍するシチュエーションは幅広いだろう。

 

ADV160_2023_02

フルLEDライト、DRL(デイタイムチューニングライト)により視認性の高い灯火類。デザインやレイアウトはADV150から変更なし。

 

ADV160_2023_03

新エンジンはPCX160と基本設計を共有する水冷単気筒OHC 4バルブエンジン。パワーは150モデルから14PS→15PSの1PSアップとなった。アイドリングストップ機能により燃費にも寄与

 

ADV160_2023_04

フル液晶のデジタルメーター。視認性の高いタコメーター、外気温計、経過時間計も新装備され、ライディングの楽しみがさらに高まった。

 

ADV160_2023_05

従来モデルではDCソケットが採用されていた電源はUSBタイプAに変更。変換ソケット不要でスマートフォンなどの充電が可能に。

 

ADV160_2023_06

太いテーパーバーハンドルは従来通りだが、スクリーンは大型化し防風性が向上。

 

ADV160_2023_07

新フレームによりシート高は795mm→780mmのローダウン。

 

※各部詳細画像はタイ仕様のもの

 

ADV150(2023)カラーバリエーション

発売日:2023年1月26日
メーカー希望小売価格:¥473,000

マットダリアレッドメタリック

ADV160_2023_09

ADV160_2023_10

パールスモーキーグレー

ADV160_2023_11

ADV160_2023_12

マットガンパウダーブラックメタリック

ADV160_2023_13

ADV160_2023_14

ADV150(2023)主要諸元

車名 ADV160
全長 (mm) 1,950
全幅 (mm) 760
全高 (mm) 1,195
シート高 (mm) 780
重量 (kg) 136
エンジン種類 水冷4ストロークOHC 4バルブ単気筒
総排気量 (cm3) 156
燃料タンク容量 (L) 8.1
変速機形式 無段変速式(Vマチック)
タイヤ 110/80-14M/C 53P
130/70-13M/C 57P
ブレーキ 油圧式ディスク(ABS)
油圧式ディスク

 

情報提供元 [ ホンダ ]

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コメント一覧
  1. 匿名 より:

    ホンダさんへお願い。

    「マットシルバー(初代X-ADVに設定の車体色)」を、年度更新のモデルチェンジで設定してください。
    また「メーカーオプション」で「グリップヒーターとETCを標準装備した仕様」も買えるようにしてください。
    (後付けは面倒だしお金がかかります。高速走行できる全モデルに設定をお願いします。)

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