これからバイクに乗ってみたいけど、いったいどれを選べばいいんだろう?どんなバイクがあるんだろう? そんな悩みを持っている人たちのためにWebikeに登録されたオーナーたちの評価やコメントを元に、ここ1年における満足度ランキングから上位5台を抽出。今回は1001ccOVERの大型モデルを紹介します。

※当ランキング記事は2022年10月12日に制作したものになります

【満足度ランキングとは?】
車種ごとのMyバイク登録人数、ユーザーがつけた総合評価点数をもとにランキングを作成しています。ランキングは毎週金曜日に更新されます。
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1位 スズキ・HAYABUSA

1001cc以上の最大排気量クラス、いわば頂点バイクで満足度ナンバー1の座に輝いたのはスズキのフラッグシップ・ハヤブサ。誰が見ても「ハヤブサ」だと分かる迫力あるルックスと、1339cc直4が放つ圧倒的パフォーマンスの走りがオーナーたちを大満足させているという結果となりました。

車重は264kgと取りまわしは、けっして簡単にはいきませんが、彼らによると低速から高速までの圧倒的な安定感。一旦走り出せば車重を感じさせずヒラヒラと乗れる。見た目よりコンパクトで乗るとすごく軽く感じると言った声が。

また、初代から乗り続けているというオーナーによれば、初代より寝かせやすいのでカーブで思ったより曲がるとのレビュー。スポーツ性の高いハンドリングが愛され続ける大きな理由となっていることが伺えます。

2位 ホンダ・CB1300スーパーボルドール

満足度2位はロングセラーCB1300シリーズのカウルバージョンであるスーパーボルドール。余裕の排気量による豊かなトルクで、街中・峠・高速道路とどこを走っても安定感がありスムーズに乗れると満足度の中では「走り」の部分が一番。カウルによる防風性の高さがネイキッドであるスーパーフォアに対して満足度で上回っているという結果でしょうか。カウル両側に付いている小物入れもツーリングユーザーには何かと便利だと好評です。

また、現行型ではアシストスリッパークラッチが装備されてクラッチ操作が軽くなっているところもポイントのひとつ。車重が272kgもあり取り回しがちょっと大変ですが、走り出してしまえば思ったよりも重さを感じなくなるという声もあります。

より上質な乗り味となるオーリンズサス&ブレンボキャリパーを装備した上級版のSPも存在。さらに30周年記念車も近々発売される予定となっています。

3位 カワサキ・ZX-14R

ハヤブサと双璧をなす大排気量1441cc&200psのフラッグシップマシン。4眼ヘッドライトのド迫力ルックスと、速いのに思っているより乗りやすくコーナリングも得意という走りの部分がほぼ同率で満足度トップを占めていました。

グランドツアラーらしく主に高速道路を使っての長距離ツーリングを楽しんでいるオーナーが多かったのはもちろんのこと、タンデムを楽しんでいるオーナーも予想以上の多さ。段差の少ないダブルシートの乗り心地がなかなか快適だとの声も聞かれました。総じて見た目がカッコいい上に余裕のパワーと空力性能で「疲れずに」一気に移動できるという部分が、満足度の大部分を占めていました。

残念ながら日本国内では2020年限りで新車販売は終了し、現在入手するには中古を探すしかない状態。ウェビックバイク選びに掲載されている中古車相場はこの春以降ジリジリと値上がり傾向となっていますが、まだ平均155万円ほどで見つかりそうです。

4位 ホンダ・CB1300スーパーフォア

4位はジャパニーズネイキッドの殿堂と呼べるそのルックスが一番の満足度として評価されたCB1300スーパーフォア。「プロジェクトBIG-1」として立ち上がった先祖CB1000スーパーフォアから今年は数えて30周年を迎え、現行ベースとなってからも早19年。その間に数々の熟成が重ねられました。

それだけに走り出せば軽く、峠でも素直に曲がり、サウンドも迫力があり、シート下の小物スペースも十分にあるなど究極の域に達している完成度を存分に味わっているオーナーが多く見られました。

こちらにもスーパーボルドール同様に上級版のSPが存在。また、30周年記念車も同様に近日発売が予定されています。もしかしたらそれで生産終了するという話もありますので、欲しい人は早めに手を打っておいたほうがいいかもしれません。

5位 ホンダ・CB1100RS

ネオレトロブームの高まりとともに、21世紀になって10年近くも経った2010年にわざわざ排ガス規制が難しい空冷直4エンジンを新設計して誕生したのがCB1100シリーズ。RSはそのバリエーションとして2017年に登場し、足まわりを強化したスポーティモデルとなっています。

満足度で一番を占めているのは、やはり「これぞバイク」と思わしめるレトロなルックス。空冷エンジンならではの冷却フィンがその「本物感」に華を添えていることが伺えました。このエンジンについてはドロドロとしたサウンドやフィーリングが素晴らしいという声も。走りについてもRSは比較的現代的なハンドリングを有しているため、ワインディングでも軽快に楽しめるところが好評価で受け止められており、ジェントルな大人の趣味バイクとして支持を集めているようでした。

残念ながらCB1100シリーズは2021年のファイナルエディションを持って生産終了。中古人気が殺到しており、相場は現在高騰状態。新車価格以上になっていることも珍しくない状態となっています。

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コメント一覧
  1. 匿名 より:

    このランキング
    総合評価の点数と順位がチグハグなんだけど
    どうやって順位づけしてるのだろう?

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