
SRX400(398cc)
オーナー:maboさん
ウェビックコミュニティに投稿されているMYバイクの中から、「mabo」さんが今乗っているバイク、SRX400をご紹介します。
昨年、ファイナルモデルの発表に最後の人気を爆発させたヤマハ・SR400。クラシックそのもののデザインと性能を維持したSRですが、その歴史の中には、「もっとSRをスポーティに、次世代化させよう!」というワクワクするコンセプトの進化モデルがいました。1985年発売の「SRX400 / 600」です。エンジンは外見通りほとんどSRのままですが、スタイルは流線形にモダナイズし、レーサーのようなショートマフラーを純正で装備。コクピットはセパレートハンドルにシングルメーター+後付けのようなタコメーター(これがまたレーサーっぽい)で、トライディショナルなネイキッドのSRとは全く違うキャラクターのスポーツマシンとして登場しました。その性能は見た目を裏切らず、シングルレーサーとしての高いポテンシャルを持つモデルだったためレースでも常連。とはいえ、多気筒&フルカウルがスポーツモデルの当たり前、という時代の中では大人気!というわけにはいかず、2000年に販売終了となりました。
そんなSRX400をツーリングマシンにしているのが「mabo」さんの愛車。なんと20年以上をともに走っています!「購入当時はセパハンの安いバイクなら何でもよかった……」とのことですが、長く乗っているうちに故障を直し、カスタムを少しづつ重ねては、かけがえのない宝物になったとか。軽量スポーツながら全力でパニアバッグを搭載し、セパハンで前傾がキツそうな姿勢も、コンパクトな車体のおかげで快適! そのミスマッチがまた旅慣れたカッコいい雰囲気を醸し出していますね。
既に絶版から時間の経ったモデルであるため、純正部品の欠品に苦労もあるとのことですが、大事に次の10年を乗り続けていただきたいです!
昔から探しているのに見つからないというリアキャリア。これだけは苦労のポイントで積載には工夫が必要ですが、最近はシートにフィットするパニアバッグも多数リリースされていますから、ジャストフィットのバッグも見つかるかもしれません!
こちらは 「Webikeユーザー」さんのSRX400。こちらはリアショックが2本、ホイールサイズが18インチの初期モデル。1990年にフルモデルチェンジを果たしており、乗り味も違うためオーナーによって好みはそれぞれ!
■購入動機
購入当時はセパハンの安いバイクなら何でもよかったので、ヤフオクで5万円で入手しました。しかしそれから20年以上修理しながら乗り続けてしまい、もっと程度の良い個体を買っておけばよかったと後悔していますが、今はかなり乗りやすくなり、大切な宝物です。あちこちが歪んだり、錆びたりしていますが、長く乗っているので手放せないです。
■長所
セパハンで前傾姿勢が疲れそうなイメージですが、車体がコンパクトでハンドルが近いので、体勢は楽で長距離が楽に走れます。バランサー付きエンジンの為に振動は少なく、高速走行時も快適です。
■短所
リアキャリアを昔から探していましたが、元々選択肢が無かったこともあり、未だに入手しておらず、シートバックやサイドバッグを付けるときは苦労しています。
■これから買う人へのアドバイス
すでに古いバイクなので、メーカーの純正部品もほとんど生産終了してしまいました。これから乗る人は、部品の入手が難しくなりますが、消耗部品やブッシュ類は他の車種と共通のものも多いので本体を破損させなければ長く楽しめると思います。
>>Webikeコミュニティで「mabo」さんのバイク詳細情報を見る
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