2021年のおさらいに、新車販売台数トップ10をお届けします!
さて、コロナ禍から抜け出せなかった2021年ですが、二輪業界においては、実は免許取得者と販売台数が伸びていたという明るい事実がありました。また年末には各メーカーからニューモデルも多数発表されています。この勢いも22年も継続してほしいものですね。さて、2022年1月1日付けの二輪車新聞に21年の販売台数ランキング(推定値)が掲載されていました。数回に分けて早速ご紹介したいと思います。
まずは原付を除く250cc以下のバイク「軽二輪」の前編として、6位〜10位までをどうぞ!
目次
【第10位】CBR250RR/ホンダ 販売台数:2,700台
250RRといえばかつての名車の冠でもあり、当時のRRの4気筒エンジンは40psを超える高性能機。しかし現代の250RRも2気筒エンジンながら40psを超える性能を持ちます。エンジンを単に横並びで見れば過去の4気筒が光るでしょう。しかしそれは、ある意味規制が緩くやりたい放題だった時代だからできたもの。規制や環境がやかましく言われる現代での40ps超えの方が遥かに高度な完成度を保つのは言うまでもありません。
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【第9位】GSX250R/スズキ 販売台数:2,784台
とてもGSXらしい性格のSSと言えるでしょう。トップエンドのGSX-R1000は、あえてロングストローク型のエンジンを積むことで、低回転域のトルクを失わないようにするなど、いかなる状況でも乗りやすさを第一に考えたSS。250Rもロングストローク型のエンジンを積んでおり、日常からツーリングまでもこなせる広い懐を持つ1台になっています。
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【第8位】セロー250/ヤマハ 販売台数:3,019台
惜しくも最終型となってしまったセロー250。ある意味クラスに最も必要なバイクがなくなるとは残念でなりません。セローは誰もが乗れてバイクの楽しさを享受できる稀有な一台。オフロードに入れば走り方をバイクが教えてくれるような優しさがあり、初めは怖くてもいつの間にか絶対に楽しめるようになっています。性能値的にはライバルに劣ります。しかし、乗っていると可愛くてしょうがなくなること間違いなしです。
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【第7位】ジクサーSF250/スズキ 販売台数:3,464台
GSR250Rが優しきSSならば、こちらは快活あふれるSSと言いましょうか。両者の大きな違いは車重です。GSXが181kgなのに対し、ジクサーは158kgしかありません。その上馬力はGSXよりも2ps高い26psでトルクは同値。ミニサーキットに持ち込んでの走りの良さは無論ジクサーの方が高く、市街地や峠においても楽しいことこの上ないでしょう。
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【第6位】CRF250ラリー/ホンダ 販売台数:3,962台
CRF250Lのツーリング性能を強化したバリエーションモデル。大型スクリーンや左右非対称の2眼ヘッドライト、アンダーカウルなど、ダカールマシンのCRF450 RALLYを想起させる意匠を纏っているのが特徴ですが、250Lとの1番の違いは12Lに拡大された燃料タンクでしょう。ベースの250L自体が最新型ではオフロード性能が大幅に強化されているため、250 RALLYも走り自体は素晴らしい出来。そこに足長性能が加味されたことで、ロングツーリングに気軽に持ち出せる一台になりました。
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まとめ
いかがでしょうか。意外とフルカウルのバイクが多くランクインしているという印象です。二輪免許の取得者も増えたこともあり、最初のバイクとして250のスポーツを選ぶ人が多いということではないでしょうか。さて、次回は後半、1位〜5位までの結果を発表します。お楽しみに!
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オフ車で120kgを超えるなんて考えられない。バッテリーレス等の軽いバイクを販売してほしい。KLX250SRを蘇らして?
販売台数が驚きの少なさ。これでは日本の都合より東南アジア諸国の都合に寄っていくのは当然か。
セローたっけえな
昔、新車を40万くらいで買ったような
プレミアとバイク王の便乗利益がのってるなw