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ヤマハ MT-25 レビュー

ウェビックコミュニティのMyバイクより、実際に乗っている・乗っていたオーナーの声を基に様々なバイクを紹介する「オーナーレビューまとめ」。
今回は、「MT-25」についてオーナーの生の声をお届けします!

ぶっちゃけMT-25ってこういうバイク!!

2014年に登場したYZF-R25から1年後に登場。R25と基本部分を共用し、カウルレスにスタイリングされたのがMT-25です。

そのスタイルからも分かる通り、MT-25はストリートファイターです。しかし単にカウルを引っ剥がしただけではなく、タンクのデザインを変更するなど細部に手を入れているのがヤマハらしいポイント。さらにバーハンドルを採用し、乗車姿勢も上体が起きるように設定されています。意識的なハンドルさばきや姿勢変化をつけやすいため、ジムカーナのような走りが得意。名ばかり格好ばかりのファイターではありません。

2020年改良の現行型では、さらに凝ったスタイリングとなりました。LEDライトとポジションランプを利用し、サイボーグのような面構えでインパクトは強烈。フロントのショックアブソーバーは倒立式となり、乗車姿勢もより上体が起きるよう再設定されています。そこに250ccだからというチープさはありません。「上のクラスはもっと良いだろう」とヤマハワールドへ誘ってくれる品質です。実際に走りも良いので、ユーザーはヤマハの虜になります。

ちなみにタンクカバーをはじめとしたMT-25の造形の大半は樹脂パーツです。そのため凝ったスタイリングが可能なのですが、樹脂なので傷をつけたり割れたりしても簡単に修理可能です。ライディングの練習にもバンバン使えます。何かあっても車体を綺麗な状態に復元できるというのは、かなり嬉しい仕様ではないでしょうか。

webikeユーザーの意見を見ると、やはりスタイリングの良さは購入同期に直結するほど高評価です。そして車体の軽さも評価されています。立ちゴケを防げるとコメントがありました。またヤマハらしいハンドリングの良さも好評です。セルフステアの切れ込みが良いのだとか。ストリートの操作性の良さが出ています。

一方不満点は低速トルクの薄さが上げられています。R25のエンジン故に高回転型なので、ストリートとしては確かに低速トルクが欲しいところです。それから積載性も課題のようです。裏を返せば、それだけツーリングに使用するユーザーが多いということです。バイク自体の積載性は致し方がないとしても、バッグやケース類の取り付けを考慮したデザインがよりユーザー受け入れられるかもしれません。これはMT-25だけではなく全メーカーに言えることです。

自身初の愛車を選ぶとしても、やはり見た目は気にしたいところ。特にストリートなので、より映える格好である事は必要です。若年層に受け入れられることは、将来のバイクの発展に大きく関係します。MT-25は、ライバルの中で抜きん出たスタイルの良さがあると思います。特に現行型では、女性が乗っていても非常に画になります。多くの人を取り込める確かなエントリーバイクではないでしょうか。

MT-25のざっくりまとめ

良いところ

・スタイリング
・お尻が痛くならないシート
・車体が軽く取り回しがラク
・バイク自身が勝手に曲がってくれるかのようなハンドリング

悪いところ

・低速トルクが薄い
・積載性が悪い
・振動で手が痺れる

足つき


身長166-170cmのライダーの約60%が MT-25の足つきが「かかとが浮く」と回答しています。

MT-25オーナーの声

購入動機・用途・比較車種 職場の同僚にバイク購入を唆そうとバイク屋に行ったところ、2020年式のmt-25に一目惚れ。健在のGSR250Sを同僚に売却し、新車でも安く出ていた型落ちの2019年式を探し出し、購入へ。
長所・満足な点 スタイル、色、マット塗装でまとめられた作品的センス。見た目だけに終わることなく、精密機械のようなエンジンの完成度と、マシン自らが勝手に曲がってくれるかのようなステアリングフィール。足をステップに乗せれば、自然とベストなライディングポジションをとることができるような計算しつくされた設計は、マシンと一体化してライディングを楽しむことができる。
短所・不満な点 マット塗装のメンテナンス。マット塗装のコーティング剤など、まだまだ商品の選択肢が少ない。ヤマハブランドで出してくれればいいのに。
これから買う人へのアドバイス バイクはメーカーはもとより、機種によってその特徴が大きく押し出される乗り物だと思います。mt-25はヤマハらしさとMTというブランドが強調されたマシンで、ヤマハのコンセプトが好きな人なら期待を裏切ることはないでしょう。
購入動機・用途・比較車種 高速長距離ツーリングするのにリッターバイクに乗っていたはずが、近年はそんなに長距離を走っていないのに気付いた(今更w)
そこで、もっと今の自分の乗り方に合ったバイクに乗り換えた。
長所・満足な点 ・軽くて取り回しが楽。ハンドリングも軽快。小道も気にせず気軽に入れる。
・ストリートファイター的なスタイリングがけっこう好き。
・高回転型エンジンだが、低回転からユルユル粘るエンジン。
 街中でSTOP&GOが多くても神経質にはならなくてすむ。
・燃費が予想以上に良い。(高回転をあまり使わず35km/L)
・高速道路は100km前後で巡航なら、十分に安定感もパワーもある。
・タコメーターがアナログ式なのが好き(2016年型)
・デジタルメーターの機能が豊富で便利。
・自然なポジションでツーリングも得意。
短所・不満な点 ・積載性が悪い。せめて荷掛フックぐらいは最初から欲しかった。
 フック付きのリヤキャリアを付けて対処。
・5000-6000回転あたりで微振動が出て手が痺れる。
これから買う人へのアドバイス ・高速を使うツーリングもするが、あくまでも市街地や山道などの一般道を走るのが中心で、ビッグバイクに比べて維持費がかからないこと(燃費が良い、車検が無い、消耗品が安い)にメリットを感じる人には良い選択だと思います。
・高回転を維持して走るテクニックと甲高い排気音に耐える気力があれば(笑)十分に速いバイクですよ!
購入動機・用途・比較車種 キムコターセリーS125売却のため。
高速道路を使いたい。
たまにはMT車もいいかな?
冷やかしに行ったレッドバロンで衝動買い。
長所・満足な点 オールブラックのボディは精悍でカッコいい。
車体が軽く取り回しが楽、立ちゴケしそうになってもギリ耐えられる。
高回転までエンジンが吹ける。特に7000回転以降が良いね!
6速25キロでもギリギリエンストしない。
燃費は街乗り28km/L 長距離は34km/Lでこんなもんだと思います。
割と安かった。(乗出し40万、2000キロ)
短所・不満な点 カッコいいがライトは丸い方が好き。
低速トルクはやや薄いため、最低3000回転以上はキープしたい。
シートが薄く硬い。
サスペンションも硬めに感じ、長距離ツーリングはきついが、街乗りするには良いバイクだと思う。
中回転(5000~6000)で微妙に振動する。
タイヤはライフサイクル重視のため、ラジアルに変えた方が良い
これから買う人へのアドバイス 大きな長所も無ければ短所もありません。
スタイルが気に入れば買って損はしないと思います。
ただ、最新式はライトが異常に小さく、私は気に入りません。
車検がないことから、自分好みにどんどんカスタマイズして自分だけのMT-25に乗りましょう。ただ、定期点検は必ず受けて下さい。
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