モトレポートでは、試乗インプレの他に新車・中古バイク検索サイト「ウェビック バイク選び」に掲載されているバイクに関する情報を発信しています。
目次
オーナーの満足度から、おすすめバイクをご紹介
「ウェビック コミュニティ」に登録されているmyバイクの中から、オーナーの満足度の高いおすすめバイクをランキング形式でご紹介。販売台数を基にしたランキングとは異なり、Myバイク登録人数、オーナーがつけた総合評価点数をもとにしているので、カテゴリーごとにリアルなおすすめバイクがわかります。
今回は所有しているオーナーの満足度が高い「大型アドベンチャーバイク」ランキングのTOP5をご紹介します!
- 新車・中古バイク検索サイト”ウェビック バイク選び”
- 大型アドベンチャーバイクランキングの続きを見る
- ※TOP5は記事公開時点のランキングとなります
- 他のおすすめランキング記事を見る
5位 S1000XR/BMW
BMWにはR1250GSというADVベンチマークがある上で併売されているS1000XR。同じADVにありながらもRとは対照的な存在で、Sの冠の通り、出自はSSのS1000RR。ハイパワー4気筒エンジンを積んだロードスポーツADVです。SSの速さは確かに魅力的ですが、それでロングツーリングとなると身体的に負担が大きい。そこでSSの走行性能はそのまま上を快適なADVスタイルにすれば一石二鳥。SSを旅に使え、SS由来のスポーツ性も楽しめます。四輪のBMWにはXシリーズというSUVがあり、それぞれに高いスポーツパフォーマンスを与えたMモデルが用意されています。S1000XRはまさにX-MのようなADVです。
S1000XRのスペックや関連情報
燃費 | -km/L(60km/h走行時) |
---|---|
最高出力 | 165ps11,000rpm |
最大トルク | 11.62kgf・m/9250rpm |
全長 x 全高 x 全幅 | 2,180mm x 1,470mm x 930mm |
シート高 | 840mm |
- 新車・中古バイク検索サイト”ウェビック バイク選び”
- S1000XRの新車・中古バイク一覧を見る
- S1000XRのオーナーレビューを見る
4位 F 900 XR/BMW
こちらもオンロード向けのADVですが、5位のS1000XRとは違い、出自はストリートスポーツのF900R。スポーツ性能は高いものの、SSほどではなく良い意味でのしなやかさがあります。2気筒エンジンはトルクがあり、ライダーを驚かせるような特性はないので、公道でしっかりと使い切れる特性。もちろん回せばBMWらしく速いのですが、隙のない加速をする4気筒エンジンよりは疲れにくい感覚です。持て余さず等身大プラスαの楽しさを味わえる良さがあります。ちなみにBMWのパラレルツインの音の良さは特筆すべき点。さすがバイエルン発動機と言える絶妙な味です。
F 900 XRのスペックや関連情報
燃費 | -km/L(60km/h走行時) |
---|---|
最高出力 | 105ps/8500rpm |
最大トルク | 9.38kgf・m/6,500rpm |
全長 x 全高 x 全幅 | 2,150mm x 1420mm x 860mm |
シート高 | 815mm |
- 新車・中古バイク検索サイト”ウェビック バイク選び”
- F 900 XRの新車・中古バイク一覧を見る
- F 900 XRのオーナーレビューを見る
3位 MT-09 トレーサー/ヤマハ
MT-09 トレーサーのスペックや関連情報
燃費 | 27.8km/L(60km/h走行時) |
---|---|
最高出力 | 115Pps/10,000rpm |
最大トルク | 8.9kgf・m/8,500rpm |
全長 x 全高 x 全幅 | 2,160mm x 1,345mm x 950mm |
シート高 | 845mm |
- 新車・中古バイク検索サイト”ウェビック バイク選び”
- MT-09 トレーサーの新車・中古バイク一覧を見る
- MT-09 トレーサーのオーナーレビューを見る
2位 トレーサー900/ヤマハ
MT-09トレーサーとトレーサー900は同一車種です。前期型がMT-09トレーサー、中期がトレーサー900、そして現行型がトレーサー9です。出自は大ヒットモデルのMT-09。トレーサーは09と同時並行で開発されているため、一つのモデルとしてしっかりと設計されています。乗車姿勢の良さ、キャンプ道具も満載できる積載性、大型で見やすい多機能メーターなど、ファンバイクである09とは違った実用面が磨かれています。また、09との同時開発の恩恵で、車体価格を抑えられているのがポイント。現行型のトレーサー9GTは、電子制御サスやクルーズコントロールといった最新装備てんこ盛りながら、税込145万円2000円に抑えています(初登場時はもっと安価)。もちろん走りは価格以上に満足できる性能を持っています。
トレーサー900のスペックや関連情報
燃費 | 28.4km/L(60km/h走行時) |
---|---|
最高出力 | 116ps/10,000rpm |
最大トルク | 8.9kgf・m/8,500rpm |
全長 x 全高 x 全幅 | 2,160mm x 1,375mm x 850mm |
シート高 | 850mm |
- 新車・中古バイク検索サイト”ウェビック バイク選び”
- トレーサー900の新車・中古バイク一覧を見る
- トレーサー900のオーナーレビューを見る
1位 CRF1000L アフリカツイン/ホンダ
オンロード向けのADVが台頭している中、オフロード車として開発されたのがアフリカツイン。車名はかつてのダカールラリーマシンのレプリカから来ており、その名に恥じない悪路走破性能を持っています。新設計のモデルでかつオフ向けDCTの初採用といったトピックはありますが、一番の目玉は走行性能。1000ccで速いながらも、オフ車らしいしなやかさと優しさを持っています。乗り心地は非常に快適で、怖さがないのでオフロードに入ってみたくもなります。また、入ったら入ったでちゃんと走れてしまいます。ADVの本質を突いたベンチマークです。
CRF1000L アフリカツインのスペックや関連情報
燃費 | 32.0km/L(60km/h走行時) |
---|---|
最高出力 | 95ps/7,500rpm |
最大トルク | 10.1gf・m/6,000rpm |
全長 x 全高 x 全幅 | 2330mm x 1475mm x 930mm |
シート高 | 870mm |
- 新車・中古バイク検索サイト”ウェビック バイク選び”
- CRF1000L アフリカツインの新車・中古バイク一覧を見る
- CRF1000L アフリカツインのオーナーレビューを見る
まとめ
クルマの世界ではSUVがセダンにとって代わる存在となりました。バイクの世界でも同じ現象が起こっています。現代は道路状況も格段に改善されているので、厳格なオフ車は必要ありません。であれば、オンロードをより快適に速く走れた方が効率的なので、悪路を割り切ったSUV、ADVが台頭していると分析できます。しかし本質が見直されているのも事実です。クルマではトヨタ・70ランドクルーザーの再販とヒットがありましたし、ピックアップのハイラックスもトヨタ自身が驚くほど人気を獲得しています。スズキ・ジムニーの爆発的ヒットは有名ですね。二輪では本ランキング1位にアフリカツインが入りました。やはり本質を突くモデルは強力で、ユーザーが求める理想のADVの姿とも言えると思います。今のADVは百花繚乱です。特に1000ccクラスともなれば安い買い物ではありません。しっかりと本質と各モデルの特性を見極めて購入したいものです。
- 新車・中古バイク検索サイト”ウェビック バイク選び”
- 大型アドベンチャーバイクランキングの続きを見る
- ※TOP5は記事公開時点のランキングとなります
- 他のおすすめランキング記事を見る
この記事にいいねする