文/Webikeスタッフ:リュウ

【原付二種スクーター徹底比較!】
ディテール&試乗インプレッション

通勤・通学から普段の足まで日常生活で大活躍の原付二種スクーターの比較記事第二弾!
2018年も国内メーカーの原付二種は魅力的なスクーターが盛りだくさんです。
今回もまったりした性能の車種から、スポーティな走りを楽しめる車種をご紹介します。
普段の足として是非所有しておきたい原付二種スクーターを比較します!

ホンダ ディオ110

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ヤマハ BW'S125

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スズキ アドレス110

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原付二種スクーターの車両サイズをチェック!

意外にも、同じ原付二種でも車両の特性によってサイズがバラついており、原付スクーターと変わりないようなコンパクトな車両もあれば150ccサイズと同等なくらいに大柄なマシンもあります。
まずは自分のよく使うシーンを考えた上で、ジャストサイズなものを探したいですね。

▲ディオ110:100kg
▲BW'S125:119kg
▲NMAX:127kg
▲アドレス110:99kg

【全長/全幅/全高】を比較

・ディオ110:1,870mm/690mm/1,085mm
・BW'S125:1,910mm/765mm/1,125mm
・NMAX:1,955mm/740mm/1,115mm
・アドレス110:1,845mm/665mm/1,095mm

【車両重量】を比較

・ディオ110:100kg
・BW'S125:119kg
・NMAX:127kg
・アドレス110:99kg

相変わらずアドレスシリーズは小柄で軽量ですね。
駐車場スペースが限られている方や、女性にオススメの車両だと思います。
それに対してNMAXは非常に大柄ですが、その分走行時の安定感には優れています。こちらはPCXと同様に、150cc版とサイズが共通になっています。

原付二種スクーターの足つきは?

何となく車両サイズやフォルムで足つきについては多少想像はできそうですが、これも車両を購入するときには是非押さえておきたい項目ですね。
「原付二種サイズならどれも同じような足つきでしょ?」と思っている方も、跨ってみると意外と足つき厳しかった!という事になるかもしれないので、要チェックです。

【シート高】を比較

・ディオ110:750mm
・BW'S125:780mm
・NMAX:765mm
・アドレス110:755mm

この中ではディオ110が1番シート高が低くて足つき性は良さそうです。
意外なのはNMAXが車体サイズの割にシート高が低くて足つきが悪くないこと。多少サイズが大きくても足さえ着いてしまえば何とかなるかもしれません。

※BW'Sのみ撮影の都合上足つき画像がありませんので、同シート高のトリシティ155を掲載しています。

▲ディオ110:シート高750mm(スタッフ身長167cm)
▲BW'S足つきイメージ:シート高780mm(スタッフ身長168cm)
▲NMAX:シート高765mm(スタッフ身長168cm)
▲アドレス110:シート高755mm(スタッフ身長167cm)

収納スペースをチェック

普段の足から軽いツーリングまで様々な用途で活躍する原付二種スクーターですが、やっぱり各車で比較してチェックしたいのが収納スペースの広さと豊富さですよね!
シート下の収納はほぼ当たり前になっていますが、プラスアルファの収納があることでより利便性が上がりますよね。
ぜひここは注目して欲しいポイントです。

【シート下トランク】を比較!

・ディオ110:約18L
・BW'S125:約29L
・NMAX:約24L
・アドレス110:20.6L

▲ディオ110:約18L(ちょっと物足りないかも・・・?)
▲BW'S125:約29L(フルフェイスも余裕!)
▲NMAX:約24L(フルフェイスも余裕!)
▲アドレス110:約20.6L(フルフェイスも入ります)

収納力はBW'S125に軍配が上がりました。
フルフェイスヘルメットを入れてもなお余裕があります。ヘルメットを出せば雨具や工具なども余裕で収納できますし、ツーリング時のお土産なんかも入ってしまいます。
ディオ110は少し物足りなさを感じますが、ちょっとした買い物程度であれば十分使いこなせます。

【フロントポケット】を比較!

シート下よりも日常でよく使うのがフロントポケットではないでしょうか。
最近だと電源ソケットが付属して通勤や通学中にスマートフォン等を充電できる車種が増えてきていますが、電源が無くても普通の収納が増えるだけでもありがたいですよね!
シーンを問わず活用できる便利な存在です。

・ディオ110:左右にポケットあり(500mlのペットボトル収納可能)、コンビニフック付
・BW'S125:乗車時右にポケットあり(500mlのペットボトル収納可能)、コンビニフック付
・NMAX:乗車時左側にポケットあり(500mlのペットボトル+α収納可能)
・アドレス110:左右にポケットあり(500mlのペットボトル収納可能)、コンビニフック付

▲ディオ110
▲BW'S125
▲NMAX
▲アドレス110

原付二種スクーター収納拡張性をチェック

「シート下トランクやフロントポケットだけじゃ満足できない!」
そんな欲張りさんにはリアBOXの装着をオススメします。むしろ通勤で走っている原付二種スクーターを見ると、基本的に皆さんリアBOXを装着している気がします。
ほとんどの原付二種スクーターにはリアキャリアが標準装備されているので、そのままBOXだけ買えばすぐに装着が可能です。
BOX装着すればもう完璧ですね!何でも載せられる気になってしまいます。
今回はNMAX以外キャリアが標準装備でした。NMAXは別途取り付けが必要です。

▲ディオ110
▲BW'S125
▲NMAX(キャリア装着無し)
▲アドレス110

原付二種スクーターのメーターデザインは?

原付二種スクーターでもデジタル表示が増えてきている最近のラインナップですが、メーターのデザインも多少はこだわりたい部分ですね。
燃費表示や時計表示など、ふとした時に便利に感じる機能も搭載されています。

・ディオ110:アナログメーター
・BW'S125:デジタルメーター
・NMAX:デジタルメーター
・アドレス110:アナログメーター

▲ディオ110:アナログメーター
▲BW'S125:デジタルメーター
▲NMAX:デジタルメーター
▲アドレス110:アナログメーター

原付二種スクーターの灯火類を比較!

続いては灯火類の比較をしてみます。
PCXのようにLED搭載の原付二種スクーターも増えていますが、まだまだハロゲンがメインの印象です。
しかし、安全面を考えるとなるべくLEDを選びたくなってしまいますね。

ヘッドライトを比較

・ディオ110:ハロゲン
・BW'S125:ハロゲン
・NMAX:LED
・アドレス110:ハロゲン

この中ではNMAXのみLEDヘッドライトです。
視認性も良いですし、寿命も長いので後々を考えるとLEDの方が良いのではないでしょうか?

▲ディオ110:ハロゲン
▲BW'S125:ハロゲン
▲NMAX:LED
▲アドレス110:ハロゲン

テールライト

テールライトは走行時に自分からは見えないので気にない人も多いですが、後続へのアピールを考えるとやはり明るさや見やすさは意識したいところです。
NMAXはLEDが採用されており、視認性良好です。

・ディオ110:バルブ
・BW'S125:バルブ
・NMAX:LED
・アドレス110:バルブ

▲ディオ110:バルブ
▲BW'S125:バルブ
▲NMAX:LED
▲アドレス110:バルブ

欲しいバイクが決まったら価格チェック!

さて、見た目や装備で気になるモデルが決まったら次は価格のチェックですね。
新車価格とウェビックバイク選びに掲載している車両の中古相場を比較!

新車価格(税込)

・ディオ110:¥231,120(一部カラーは¥234,360)
・BW'S125:¥329,400
・NMAX:¥351,000
・アドレス110:¥213,840

中古相場(平均本体価格)

・ディオ110:¥140,300
・BW'S125:¥235,100
・NMAX:¥265,100
・アドレス110:¥145,500

新車、中古車ともにディオ110とBW'S125がお買い得な価格帯ですね。
やはりここは機能や性能の違いが反映されてしまうので、とにかく安いものが欲しい場合には最低限の機能が備わっている車両に絞られてきます。

原付二種スクーターの維持費は?

原付二種クラスも原付一種に負けず劣らず維持費が安いのが特徴です。
・重量税:¥0
・軽自動車税:¥2400
(2018年3月時点)

また、このクラスもファミリーバイク特約に入ることができるので保険料も安く済ませることができます。
車両自体も燃費が良いバイクが多いので非常に経済的です。
また、車両によっては原付一種とほぼ同サイズになるので駐車場スペース面でも節約が期待できます。

まとめ

私自身も原付二種バイクを所有して通勤や普段の買い物に使用してますが、とにかく便利です!
「車を出すほどの距離でも無いけど歩くのはちょっと・・・」というような時などは特に使い勝手が良いです。
ガソリン代や消耗品も非常に安いので維持費もかさばらずにとても重宝しています。
今では決して手放せない存在になっています。
是非普段の生活を更に快適・便利にするためにも原付二種スクーターの購入をオススメします!

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