目次
【ホンダ フォルツァSi】
ディテール&試乗インプレッション:スタイリング・装備編
フォルツァSiの良さをまとめると、「オートマだから運転が楽で、シートが快適で、シート下に荷物がたくさん積める」という、元々ビッグスクーターがウケた要素に立ち返ったモデルであるということです。
90年代後半からのブームで、装備が豪華になって大きく重くそして高価になってしまったビッグスクーターが、ユーザーの求めるものと合わなくなってきてしまったことから、贅沢装備を省略して大幅なプライスダウンを実現。それでいて便利さはそのままでという、まさにユーザーの要望を実現したモデルですね。
2017年の排ガス規制を受けて残念ながら生産終了となってしまいましたが、まだまだ新車や状態の良い車両が購入できます。
今回は、購入時にまず気になるスタイリングと装備について、普通のライダー目線でレビューします!
フォルツァSiのココがイイね!
- シート下トランクがデかい!荷物いっぱい入ります
- 広いシートが乗り心地バツグン!タンデムもしやすい
- やっぱり250ccの加速はイイ!
【フォルツァSi の評価】(筆者主観です)
ルックス:★★★★
取り回し:★★
走り:★★★★
燃費:★★★
積載性:★★★★
シート快適度:★★★★★
- フォルツァSi:現行車種のスペックや新車・中古バイクはこちらから
- フォルツァSiのスペックや相場、ユーザーのカスタムなど詳細情報を見る
- フォルツァSiの新車一覧を見る
- ウェビックバイク選びおすすめのフォルツァSi中古車一覧
先代から受け継いだ、スポーティ&ラグジュアリーなスタイリング
利便性が重要視されるスクーターとは言っても、やっぱりスタイリッシュなデザインの車両に乗りたいものですよね。
その点でフォルツァSiは、初代フォルツァから好評だったスポーティかつラグジュアリーさも感じるデザインを受け継いだもの。
全体的なフォルムはひと目で「フォルツァだ」とわかるものの、ユーザーニーズに合わせたスリム化がなされています。
250ccのサイズを生かした伸びやかなフォルムは、原付二種や150ccクラスとは違った存在感もありますよね。
フロントマスク
この吊り上がった二眼ヘッドライトがフォルツァらしいといえるデザインですよね。猛禽類をイメージさせるような顔つきが、速さや軽快さを感じさせます。
ハロゲン球35W/35Wの光量は必要十分ですが、より今風にカスタムするのならLEDやHIDへの交換も比較的容易にできそうですね。
スクリーンは控えめな長さなので、高速走行時には期待し過ぎない方がいいです。寒い時期に高速走行などは長いタイプのスクリーンへの交換をオススメします。
- フォルツァSi:現行車種のスペックや新車・中古バイクはこちらから
- フォルツァSiのスペックや相場、ユーザーのカスタムなど詳細情報を見る
- フォルツァSiの新車一覧を見る
- ウェビックバイク選びおすすめのフォルツァSi中古車一覧
積載性:シート下ラゲッジスペースがデカい!
シート下のラゲッジスペース(トランク)は53L(メーカー発表値)もの容量があります!
前後にヘルメットを入れる深いスペースがあり、その間にも高さがないものなら収納可能です。
ヘルメットはジェットはもちろんのこと、フルフェイスでも2つを収納可能でした。ただしオフロードタイプのようなバイザーや口周りが大きいものは難しそうです。
もちろんサイズにもよりますが、通勤時のビジネスバッグやカメラの三脚なども収容できたので、この使い勝手の良さはビッグスクーターの面目躍如といったところでしょうか。
この辺りは、跨るタイプのバイクには太刀打ちできない便利さですね。
ほかにフロント部にも2つのインナーボックスが装備されていて、とても便利です。
左側はキー付きなので、貴重品を入れたりETCを収納しておく場所としても重宝しそうです。このボックス内に電源ソケットも標準装備されてますので、スマホの充電などにも活用できますね。
右側ボックスは小さな容量なので、ちょっとしたものを入れるだけになりそうですが、こういったスペースはスポーツバイクなどからすると羨ましい装備ですよね。
リヤキャリア兼グラブバーも標準装備されています。
ここにボックスを載せるなどで、積載力をさらに増すことができます。
シート下トランクと合わせると、ロングツーリングやキャンプツーリングもこなせるような容量にすることができますね!
- フォルツァSi:現行車種のスペックや新車・中古バイクはこちらから
- フォルツァSiのスペックや相場、ユーザーのカスタムなど詳細情報を見る
- フォルツァSiの新車一覧を見る
- ウェビックバイク選びおすすめのフォルツァSi中古車一覧
ハンドル、メーター周り
ハンドルはスクーターとしては、オーソドックスなバーハンドルタイプのもの。
適度に手前にしぼられていて、ハンドルがロックするまで切っても操作感は扱いやすいです。
ハンドル幅も広すぎることもなく、軽量化された車体とあわさって混雑する道路での操作性は、旧型よりも向上しています。
ハンドルの左右スイッチ類はご覧の通りのシンプルさ。
余分な機能が減った分、スイッチ類もシンプルで使いやすいものになっています。
メーターは豪華な丸型4連のもので、四輪自動車のような配置。
速度、エンジン回転数、ガソリン残量、水温がそれぞれ独立して表示。
その他にもオド、トリップの距離計と、時計、各種警告灯と必要なものは過不足なく装備されています。
ハンドル下中央にはキーシリンダーと、シート/燃料タンク/インナーボックスの開閉ボタンが配置されています。
キーシャッターも装備され防犯対策もしっかりしているのは安心ですね。
キーの位置によって操作できることが異なるので、これもすぐに慣れることでしょう。
スタイリング・装備編:まとめ
ビッグスクーターに求められる便利さと快適さを備えつつ、所有感を満足させるスタイリングや質感の高い装備がフォルツァSiの武器です。
通勤通学だけでなく、休日にはツーリングにも使えるような余裕ある車体と走りの性能も、原付二種などより小型の車種にはない強みですね。
それでいて旧型よりも価格が安く、このクラスでは購入しやすい価格なのも魅力です。
次回はその走りや足つきなどをレビューします!
- フォルツァSi:現行車種のスペックや新車・中古バイクはこちらから
- フォルツァSiのスペックや相場、ユーザーのカスタムなど詳細情報を見る
- フォルツァSiの新車一覧を見る
- ウェビックバイク選びおすすめのフォルツァSi中古車一覧
◆【マグザム】マシンの放つオーラが俺の存在感を最大まで高める
◆【TMAX530DX 2017】もはやただのスクーターでは無い!走りを存分に楽しめる装備が搭載されたマシン
車両・撮影協力:株式会社ホンダモーターサイクルジャパン
この記事にいいねする