ホンダ CBR250R (MC19)純正流用HACK

ウェビックコミュニティ「MOTO HACK」キャンペーンより、CBR250R (MC19)に乗る「じーこ」さんの熱い語りをご紹介!
オーナーだからよくわかるCBR250R (MC19)の純正流用術をご紹介!

簡単な自己紹介

簡単に自己紹介から始めさせて頂きますと、普段はミニバイクNS50Fでサーキットを走り、ナンバー付きの車両複数台(NS250R.MBX125Fなど)でツーリングなどバイクを楽しんでいる者です。

今回のHACKの簡単な説明

今回はCBR250R(MC19)89ハリケーン
通称2ハリの電装純正流用チューンをご紹介します。
目的はトルクアップ、レスポンスアップを狙ったもので、イグニッションコイルの交換が主な作業となります。電装関係は経年劣化での性能ダウンも大きいですしトラブルの元ですからマフラー変えたりするよりかは気持ちよく乗れるメンテナンスのひとつにもなりますね。

私はプラグ交換のタイミングで、イグニッションコイル、プラグコード、プラグと順に変えてみました。

今回のHACKに必要な部品・工具・モノなど


今回流用する部品は
イグニッションコイルASSY
品番30510-MCC-003
の緑色っぽいやつですね。
4気筒のMC19には2つ必要になります。シルバーウィングやRVF400に使われているものと同じ品番に当たるはずです。MP08という企画のMC19純正ものより一回り大きくMP10と書いてあると思われます。

HACKのやり方・説明・作業手順など


作業手順ですが、まずシートカウル、シート、タンク、エアクリーナーといったイグニッションコイルにたどり着くまでのものを外します。
タンクはコックオフにするのを忘れないようにしましょう。後は外装類を割らないように取り外しは慎重に。
エアクリーナーを外すとイグニッションコイルが見えてきます。ステーでフレーム側に固定されていますので、ステーごと取り外しましょう。
ステーにボルトで止まっているだけですから元のイグニッションコイルをサクッと外して、新しい流用するイグニッションコイルをあてがって見てください。ひとつはすんなりつくと思いますが、片側はボルト半分ズレる程度ネジ山がズレるかと思います。ステーをウォーターポンププライヤーや、ペンチなどでしっかりと掴み、熟練の技でうまく曲げてください。すんなりとはいきませんが、全く曲がらないという程ではありませんからココは努力ポイントですね。


うまく収まるとこんな感じです。5年は修行すればおちゃのこさいさいです。嘘です めっちゃ雑です、つつかないでください。
純正コイルを外した時プラグコードなんかも付いていくと思いますが、恐らく新車から着いているコードはカチカチで場合によっては皮膜がちぎれたりしています。私のも1本皮膜のちぎれがありました(走行になんら問題は感じていませんでした)
また流用したイグニッションコイルはコードの差込口がMC19と同じ深さの方と、それよりも浅い方があります。コードの差し込み量などは気をつけて見てください。私はついでなので新しいシリコーンパワープラグコード(純正と同じ形状でリークに強そう)に交換しました。

ここまで交換出来たら後はステーごと車体に装着し、外したエアクリーナーや外装類を戻していけば完成です。

HACKのまとめ


イグニッションコイル、点火系流用チューンの感想ですが、低速トルクやレスポンスは良くなったと感じます。容量の増加によるものと思われますが、なんせ30年前のバイクですから、劣化していたものが新しくあるべき姿に戻ったためにパワーを取り戻した、と言った方が良いのかもしれません。始動性の向上にも期待したのですが、そこはあまり変わらずでした……。

メリット
低速トルク(走行中の4000回転など)のアップ、アクセル開けた時のツキと前に進む量が増える感じです。街乗りも楽チンにポンポンシフトアップしてけちゃいます。
レスポンス、空ぶかしでも良くなった感じです。シフトダウンのブリッピングもよりツキが良い感じがします。激変では無いかもしれませんが、前より確実に良いです。
高回転も回した時失火せず、しっかりと回りきってくれます。この辺はマフラーやキャブのメンテナンスもあるでしょうが、そのへんがきっちりしていれば尚パワーを感じます。
また、冒頭にも書きましたが30年前のバイクです。いつこの辺りが壊れる、または走行不能レベルまで弱るかは分かりません。転ばぬ先の杖、ということでパワーアップも兼ねた予防整備にもなります。ドレスアップや、よく分からないパワーアップしそうなパーツにお金を出して健康状態を損なう前に交換すべき点を変えるべきですが、なかなか難しい方も多いと思います。これならパワーアップのチューンも兼ねて出来ますから少しはいいんじゃないでしょうか。
デメリット
2つで13500円~1.5万弱します
あと純正のステーはひんまげることになります。純正である事が至上であるとひたすらに思われる方には厳しい作業となるかもしれません。
高い、、、と感じるかはあなた次第
値段の割にパワーアップしたと感じない方もいるかもしれません
点火系一気についでに交換するのであればプラグコードに1万円、プラグに1万円弱と、それなりの出費になってしまいますね...

じーこさん、貴重な純正流用HACKの投稿ありがとうございました!

 MOTO HACK掲載記事は、ユーザー投稿を構成・転載したものとなります。語られる効果・手法に関してはユーザー裁量によるものであり、そこで起きた不具合等に関してウェビックは一切の責任を負いかねます。

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