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走り出したら爽快・軽快なバイクも、ガレージの出し入れやパーキングでの押し引きが億劫……と感じる人は多く、それが理由で乗る頻度が落ちてしまったらもったいない。ちょっとしたコツで「押しゴケ」の不安は取り除け、重量車も軽く押せるようになる。なによりかっこよく見えるので、これは覚えて損はない!
倒さないようにと直立させると、かえって重い!?
原付クラスならともかく、スポーツバイクは250ccクラスでも150kg以上、ビッグバイクなら軽くても200kg超えが普通だから、「取り回しの押し引きが苦手……」と感じても不思議ではない。また、重さだけならガッツで乗り切れるかもしれないが、反対側に倒したらどうしよう……の押しゴケの不安はなかなかクリアできない。
というワケで、まずは前進する時の不安の原因を追究。じつはコレ、跨って停車中の足着きと同じで、直立させようとするのが最大の要因。理屈の上では直立させるのがもっとも軽いけれど、反対側に倒れる危険が大きいだけに、緊張するし不安だしで良いことナシ。しかも前に押し出すのに腕の力しか使えないので、やっぱり重いのだ。
直立させると軽く感じるが、じつはもっとも不安定
理屈上では車体を直立させるともっとも軽く支えられるが、どちらに倒れるかわからない不安定な状態なので「押しゴケ」の危険大。結果的に緊張度が高く、身体に力が入ってしまう。
※この記事は2022/4/27に掲載された記事です。情報提供元 [ KUSHITANI LOGS ]
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