カワサキはZX-25Rに続いてZX-4RRを発売します。仲間は最新はツインのほうが速い、4気筒は昔の高回転型エンジンが懐かしいライダー向け、と言います。400cc以下の4気筒ってそんなに非効率的なのですか?
A. 250ccで4気筒とツイン、どっちが速い?はビミョーです。でもヨンヒャクとなるとサーキットなら4気筒の勝ち。でもワインディングだと状況次第でしょう。
回せばパワーは出ます、だから高回転型の4気筒は速い。でも一般公道だと中速域の力強さが乗りやすく速く走れる……
1980年代の後半、250ccには4気筒スーパースポーツが各社からラインナップされてました。
時代はレーサーレプリカ、性能で売れた400ccから4気筒化がスタートしてその流れで250ccも、という状況でした。
ガソリンエンジンの原理で、1回の燃焼・爆発で得られる出力を、高回転化することで一定時間内に何度もこれを繰り返せばそれだけパワーは稼げます。
ただ単気筒より2気筒という具合に、同じ排気量ならピストンを小さく分割してひとつひとつを小さくコンパクト化しないと、高回転まで回せません。
とはいえ、ピストンが往復する上下動も、あまり速いとシリンダーと擦れるのを潤滑するエンジンオイルが追いつかず焼き付いたり、何より各部のパーツ回転抵抗も大きくなり、一般にはレース専用で20,000rpmあたりが限界……という概念が当時からあって、それは技術的にいまも変わりはありません。
※この記事は2023/6/29に掲載された記事です。情報提供元 [ RIDE HI ]
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4発のが音は絶対良い
それにつきます。
エンジンだけのパーツ単位で言うと、4発 より 6発 6発より 12発の方が気持ちいい。
バイクにしかないものを求めるなら1発か2発だろう。
面白いか? は4発2発シングル、Vか直かロングストロークかショートストロークか等すべて違う面白さがあると思います。
自分が好きなのがサイコーでしょう
大型の方が面白いのは確かです。