カワサキは、10月28日(土)から一般入場が開始される「ジャパンモビリティショー2023」の出展内容を発表した。世界初公開となる5車種の新モデルをはじめ、国内初公開となるハイブリッドエンジンモデルや、海外向け四輪オフロードトレール、水素エンジンなどが大量登場。新型モデルのほか「メグロ250SG」「GPZ900R」「ZXR400R」といったヒストリックモデルや、各種レース参戦マシンも展示予定だ。詳細は公式特設ページでも公開中。

Japan Mobility Show 2023 カワサキスペシャルサイト
http://www.kawasaki-cp.khi.co.jp/mobilityshow2023/

ジャパンモビリティショー2023は10月28日(土)~11月5日(日)までの1週間、東京ビッグサイトにて開催される。

国内導入予定の新モデルを一挙発表

今回の展示で特に注目したいのは、ワールドプレミアとなる5車種、そして海外発表されたばかりの「Ninja 7 Hybrid」の出品だ。いずれも詳細情報は未発表ながら、すべて「国内発売予定」として登場。中でも「Ninja 40th Anniversary Editionモデル」は11月中に発売情報が発表され、どの車種も実際に入手できる日は遠くないこととなる。

「Ninja 40th Anniversary Edition」ZX-10R / ZX-4RR(世界初公開)

「Ninja」誕生から40周年を記念し、Ninja ZXシリーズ「Ninja ZX-10R」と「ZX-4RR」に、1980年代から1990年代に活躍したZXRシリーズのカラーリングとグラフィックを再現した特別仕様車だ。

 

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Ninja ZX-10R 40th Anniversary Edition

 

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Ninja ZX-4RR 40th Anniversary Edition

 

W230(世界初公開)

空冷単気筒エンジンを搭載する普通二輪クラスのレトロスポーツ「W230」が新登場。丸目ヘッドライト、ティアドロップ型燃料タンク、2連メーター、スポークホイールやスチールフェンダーといった、スタンダードスタイルを忠実に踏襲。Wシリーズがミドルクラスに登場するのは、2008年まで生産されていたW400以来となる。

 

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W230

 

MEGURO S1(世界初公開)

1924年のメグロブランド創立から100周年を記念して発売される、W230をベースとした新型モデル。800ccの「MWGURO K3」同様、高品質なメッキとブラックアウトされたパーツ、メグロエンブレムを採用している。戦前から脈々と連なる「メグロ・シングル」の血統を引き継ぐモデルだ。

 

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MEGURO S1

 

KLX230(世界初公開)

オフロードシリーズのKLXがスタイルを一新して新登場。フレームやサスペンションを最適化し、足つきや乗り心地を向上。デザインはレースモデルのKXシリーズを踏襲したシルエットを目指し、スポーティーに進化を遂げた。現在のカワサキのラインナップでは、唯一の公道用オフロードとなるモデルだ。

 

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KLX230

 

Ninja 7 Hybrid(日本初公開)

10月に海外発表された、451cc並列2気筒エンジンとモーターをハイブリッド駆動する新型Ninja。モーターアシストによる「eブースト」機能を持ち、51.1kW(69.4PS)の最大出力を発揮。またモーターのみによるEVモードも選択できる、ストロングハイブリッドモデルだ。

 

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Ninja 7 Hybrid

 

参考出品の新型モビリティにも期待大

参考出品モデルにも日本初公開の「Ninja e-1」、4人乗りのデザートトレール「TERYX KRX4 1000」が登場。次世代モデルや海外での活躍を想像できる展示となる。

Ninja e-1(日本初公開)

カワサキ初の公道走行可能なEVスポーツモデル。コンパクトな電動モーターと軽量なフレームで、優れた加速性能と軽快なハンドリングを実現する。取り外し式のバッテリーは家庭用コンセントでも充電可能だ。Ninja400をベースにした車体によりに、スポーティーなライディングも楽しめる。

 

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Ninja e-1

 

TERYX KRX4 1000

優れた走行性能と高い快適性を両立させ、4人乗りとしてファミリーや友人と楽しめるデザートトレール。999cm3並列2気筒エンジンを搭載し、CVTと自動遠心クラッチを備える。高い走破性と優れた乗り心地で、複数人で楽しめるエキサイティングなスポーツ走行が可能だ。

 

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TERYX KRX4 1000

 

ヒストリックモデルや現行機も登場

最新モデルばかりではなく、カワサキのヒストリカルな車両も展示。MEGURO S1の前身「カワサキ250メグロSG」、初代Ninja「GPZ900R」、90年代の名車「ZXR400R」が並ぶ。また現行機も、「Ninja 1000SX」「Z900RS Yellow Ball Edition」「ELIMINATOR SE」、ビモータから「Bimota TESI H2 CARBON」「Bimota KB4」も登場。カワサキの世界観にどっぷり浸かれる展示となった。

ヒストリックモデル

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カワサキ250メグロSG(1964)

 

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GPZ900R (1984)

 

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ZXR400R(1990)

 

現行モデル

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Z900RS Yellow Ball Edition

 

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ELIMINATOR SE

 

「トーキョー フューチャー ツアー」「モータースポーツエリア」にも出展

「モビリティが実現する、明るく楽しくワクワクする未来」を届ける企業合同展示「Tokyo Future Tour」、モータースポーツのファンに向けた多彩な展示が実施される「モータースポーツエリア」にもカワサキは出店。次世代モビリティの技術や、世界で戦うレーサーマシンを間近で見ることができる。

 

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モーターサイクル用水素エンジン

 

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2019年「鈴鹿8耐」参戦ZX-10R

 

ジャパンモビリティショーは11月5日(日)まで開催!

カワサキのほかにも、ホンダ、ヤマハ、スズキをはじめとした475社ものモビリティメーカーが出展する「ジャパンモビリティショー2023」。一般公開は2023年10月28日(土)~11月5日(日)までの1週間となる。ブースの他にも著名人によるトークショーや、アーティストのステージパフォーマンスなど見どころは盛りだくさんだ。詳細な内容は公式サイトをチェック!

 

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2023年10月26日(木)~11月5日(日)から開催されるジャパンモビリティショー2023。バイクのみならず、乗り物に関係する企業が多数出展する

 

開催概要

一般公開日:2023年10月28日(土)~11月5日(日)
会場: 東京ビッグサイト【 東京都江東区有明3丁目11−1】
入場料:一般当日券3000円、高校生以下無料(前売り券、アフター4の割引あり)

公式サイト

Japan Mobilitiy show 2023
https://www.japan-mobility-show.com/

情報提供元 [ カワサキモータースジャパン ]

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