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【第5位】軽快なスポーティさに軍配!? スズキ「ジクサー250/SF250」
3064台
2020年発売のジクサー250は、2008年以来12年ぶりに復活した油冷エンジンを搭載するライトウエイトスポーツとして注目を集めた。「SF」はそのフルカウルモデルで、近年のスズキのスポーツモデルに共通する縦置きのLEDヘッドライトが独特のスタイリングを発揮。同じスズキのGSX250Rよりも軽量で、単気筒ならではのスポーツ性を発揮する。2021年の順位は第7位。
【第4位】直4のアイデンティティ強し! カワサキ「ZX-25R/SE/SE KRTエディション」
3942台
現行250cc唯一の直列4気筒エンジンを搭載するZX-25Rは、4気筒独特のフィーリングとサウンドを愛するライダーにとっては特別な存在だ。2020年の発売から高い人気は衰えず、2021年も第3位にランクイン。2022年モデルは大きなモデルチェンジを加えられなかったが、いまだライバルといえる4気筒モデルは他社から登場しておらず、そのポジションは盤石だ。カワサキ主催のワンメイクレースも開催中で、公道のみならずサーキットやレースでも活躍している。
【第3位】ロングツアラー人気集中! スズキ「Vストローム250」
4007台
2017年発売のVストローム250。ABS搭載のほか大きなモデルチェンジなく生産が続いているが、GSR250Rともベースを共有する高燃費で中低速域の取り回しがしやすい並列2気筒エンジン、17Lの大容量タンク、アドベンチャー然としたスタイリングながらも高いオンロード走行性能は、ロングツアラーからの高い評価を独占。WebikePlusでもおなじみ、鉄人・賀曽利隆氏の相棒でもある。今年は同シリーズながら全く異なるエンジン・スペックを持つ「VストロームSX」も発売予定であり、人気の動向に注目だ。
【第2位】便利で快適そして速い! ホンダ「PCX160」
5603台
とにかく便利でスポーティーと定評のあったPCX150から、2021年モデルでアップグレードしたPCX160。排気量アップにともなうパワーアップは言わずもがな、トラクションコントロールや13インチホイールの採用で運動性能はさらに向上し、アイドリングストップ、スマートキーといったユーティリティも継続搭載。2021年も第2位にランクインしている人気の牙城はまだまだ崩れそうにない。
【第1位】5年連続首位を達成! ホンダ「レブル250」
10501台
5年連続の首位獲得となったのはレブル250だ。その販売台数も2位以下から倍近く引き離した10000台超と圧倒的な人気は2022年も継続した。低い車高とシンプルなデザインに対し、CBR250R譲りのスポーティな単気筒エンジンで、ツーリングからワインディングまで場所を選ばない楽しさを発揮できるレブル250だが、2021年の販売実績12048台からはやや台数減少。2022年11月に発表されたフレーム・エンジンを共有するCL250がレブルにとって代わるのか、それとも扱いやすいレブルのキャラクターの人気は衰えないのか、今年も目が離せない。
情報提供元 [ 二輪車新聞「2023年新年特別号」 ]
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