バイク業界の最新情報を発信する二輪車新聞から、2022年の排気量別販売台数(推計)ランキングが発表された! バイクブームの中様々なジャンルの新モデルが登場しつつ、新排出ガス規制により生産を終了するモデルも多数あった2022年。定番モデルが人気を集めたのか、はたまた意外なモデルが食い込んだのか、販売台数から人気をチェックしてみよう。今回は「126cc~250cc」(軽二輪)カテゴリーTOP10のモデルを紹介していきたい。
情報提供元 [ 二輪車新聞「2023年新年特別号」 ]
5位から1位のTOP5は次ページでチェック!
目次
【第10位】貴重な250ccクラスオフロード! ホンダ「CRF250L/RALLY」
1898台
10位にランクインしたのは、ホンダ「CRF250L/RALLY」。セローやKLXといった250ccオフローダーが続々生産を終了した中、国産現行モデル唯一の250ccオフローダーとなる。しかしオフロード性能のみのモデルではなく、6速ミッションやCBR250Rとベースを共有する粘り強い単気筒エンジンでツーリングユースにもピッタリだ。2021年の順位は第6位で、今回はやや販売数を下げた。
【第9位】固定ファンが根強い!? スズキ「GSX250R」
2243台
2017年発売のGSX250Rは中低速域で扱いやすいフルカウルスポーツ。24PS/8000rpmという最高出力の水冷並列2気筒エンジンは他社製スポーツモデルに比較するとやや低めの数値に見えるが、長いホイールベースと低中回転寄りのエンジンで普段使いに高評価。昨年の順位も第9位で、販売台数も大きく変動なし。安定した人気を見せていると言えるだろう。
【第8位】伝統のニンジャはZXと差別化 カワサキ「ニンジャ250/KRTエディション/Z250」
2514台
250ccフルカウルスポーツ人気復活の立役者・ニンジャ250は8位にランクイン。元をたどれば1985年に発売された「GPZ250R」搭載のエンジンが改良とモダナイズを重ね、熟成されきった並列2気筒エンジンを採用していたニンジャ250だが、2018年のモデルチェンジで37ps/12500rpmと大きくエンジンパワーアップ。4気筒エンジン搭載のZX-25Rとは別のポジションをキープしている。2021年の順位は14位だった。
【第7位】無二のカテゴリーは盤石 ホンダ「ADV150」
2709台
昨年第5位につけたADV150だが、今年は第7位。しかしアドベンチャースクーターという選択肢は今なおADVシリーズのみだ。武骨なスタイリングに対してアイドリングストップ、エマージェンシーストップ採用、アクセサリーソケットやフルLED灯火、スマートキーシステムの搭載といった最新装備で快適性も極めて高い。今年の1月にはアップグレードモデル「ADV160」の登場が発表されているため、その発売を待っているファンも多いだろう!
【第6位】1ランク上の豪華装備は健在 ホンダ「CBR250RR」
2829台
2017年登場のCBR250RR(MC51)は新設計の並列2気筒エンジンを搭載し、スロットルバイワイヤや出力特性選択、倒立フォークといった大排気量スーパースポーツ以上の装備が話題を呼んだモデル。2020年のモデルチェンジではさらにエンジン出力を増大させ、アシスト&スリッパークラッチも標準装備。250ccスーパースポーツの雄としての地位は堅い。2021年は10位で、大きくランクアップ。
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