※参考画像
■リコール対策届出日
令和4年6月14日
■リコール対策届出番号
5165
■リコール対策開始日
令和4年6月15日
■届出者の氏名又は名称
ヤマハ発動機株式会社
代表取締役社長 日髙 祥博
■問い合わせ先
カスタマーコミュニケーションセンター
0120-090-819
■不具合の部位(部品名)
原動機(エンジンコントロールユニット)
■基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
1.エンジンコントロールユニット(ECU)のプログラムが不適切なため、スロットルをわずかに開けた状態を保持すると、ECUがスロットルは閉じていると認識して燃料を減らし、燃焼室内に吸入される混合気が薄くなる。その状態からスロットルをゆっくり開けると、さらに混合気が薄くなり、最悪の場合、エンストするおそれがある。
2.エンジンコントロールユニットのプログラムが不適切なため、スロットルをわずかに開けた状態を保持すると、過度に燃料を増量して燃焼室内に吸入される混合気が濃くなるので、薄くしようと燃料を減らす制御が入る。その状態からスロットルを閉じると、燃料を増量する制御は停止するが、燃料を減らす制御は継続するため、混合気が薄くなり、最悪の場合、エンストするおそれがある。
3.エンジンコントロールユニットのプログラムが不適切なため、暖機途中にアイドリング状態を継続すると、排出ガスをクリーンにするために燃料を減らす制御が入り、燃焼室内に吸入される混合気が薄くなる。そのため、エンジン回転が不安定になり、最悪の場合、エンストするおそれがある。
■改善措置の内容
全車両、エンジンコントロールユニットのプログラムを対策プログラムに書き換える。
■不具合件数
1. 1件
2. 1件
3. 5件
■事故の有無
0件
■発見の動機
市場からの情報による。
■自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置
・使用者:ダイレクトメールにて通知する。
・自動車特定整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載する。
・インターネットホームページに掲載する。
■車名
ヤマハ
■リコール対象車の車台番号(シリアル番号)の範囲及び製作期間・台数
・通称名:「SEROW XT250」
型式:2BK-DG31J
車台番号:DG31J-000013 ~ DG31J-013124
製作期間:平成30年8月9日 ~ 令和2年7月31日
対象台数:13,065台
■リコール対象車の車台番号(シリアル番号)の範囲及び製作期間・台数
・通称名:「tricker XG250」
型式:2BK-DG32J
車台番号:DG32J-000011 ~ DG32J-002034
製作期間:平成30年8月23日 ~ 令和2年7月22日
対象台数:2,024台
■リコール対象車の範囲及び製作期間・台数
・計2型式、2車種
製作期間:平成30年8月9日~令和2年7月31日
対象台数:15,089台
(備考:リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれています)
るが、対策仕様が不適切であったことがわかったため、再度リコールを実施するものである。
情報提供元 [ 国土交通省 ]
※アカウントの登録が必要です
この記事にいいねする