下津インターチェンジは、海南市下津町の阪和道に、湯浅インターチェンジは、湯浅町の湯浅御坊道にそれぞれあり、ともに、和歌山方面にだけ開かれたハーフインターチェンジで、印南インターチェンジは、印南町の阪和道にあるフルインターチェンジです。
現在は、3つのインターチェンジともに、ETCと通行券の両方に対応していますが、3月5日午前0時からは、ETC専用となります。料金所が、ETC専用になると、ETC車載機を搭載していない車両やETCカードを挿入していない車両など、ETCが使えない状態の車両は、料金所の通過やインターチェンジの出入りができなくなります。
ネクスコ西日本では、ETCが使えない車両で、誤って、ETC専用料金所に進入した場合は、バックや方向転換などはせず、サポートと表示されたレーンに入り、一旦停止して、インターホンなどで係員に状況を伝え、指示に従ってほしいとしています。
高速道路の料金所のETC専用化は、全国的に進められていますが、県内では、去年(2024年)3月の湯浅御坊道・広川(ひろがわ)インターチェンジに続くものです。
]]>これは、上空に寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まるためで、和歌山県では、今夜遅くから、あす昼前にかけて、北部の山間部を中心に、紀北の内陸部の平地でも大雪となる見込みのほか、普段雪の少ない沿岸部でも雪が積もる可能性があるとしています。
今夜6時からあす朝6時までの12時間に降るの雪の量は、多い所で、北部・南部の山間部で15センチ、北部の平野部で5センチ、南部の平野部で1センチとみられています。
また、あす午後6時までの24時間に降る雪の量は、多い所で、北部・南部の山間部で15センチ、北部の平野部で5センチ、南部の平野部で1センチとみられています。
このため気象台では、積雪や路面の凍結による交通障害に注意するとともに、ビニールハウスの倒壊や農作物の管理にも注意を呼びかけています。
]]>苔玉作りやミニパン作りなどのワークショップのほか、警察車両・自衛隊車両の展示や、起震車体験などが行われ、どれも子どもたちの人気を集めていました。また、恐竜の着ぐるみを着る体験もあり、子どもたち恐竜姿で、元気に走り回っていました。
苔玉作りを体験をした新宮市熊野川町の小学5年と1年の姉妹は「ちょっと手が汚れたけど、思ったより上手にできた。楽しかった」と口々に話しました。
潮岬青少年の家の住野具視(すみの・ともみ)所長は、「大盛況で良かった。これからも、たくさんのイベントを開催していきたい」と話していました。
]]>主催者あいさつで、新宮市の田岡実千年(たおか・みちとし)市長は「今回も多くの団体が参加してくれている。和やかな時間を過ごしたいただければ」と話しました。新宮市芸能大会は毎年この時期に行われ、春を呼ぶ行事といわれています。
会場には、開演前から多くの観客が訪れ、ロビーでは茶道裏千家淡交会(たんこうかい)による呈茶(ていちゃ)のサービスあり、華やかな雰囲気に包まれていました。
観覧した新宮市内の70代の女性は「日舞など普段あまり目にすることがないのでとても良かった」と話し、新宮市内の60代の男性は「知り合いが出るので見に来た。こんなにたくさんの団体があることに驚いた」と話していました。
]]>法印は、高野山内住職の最高職で、弘法大師の名代(みょうだい)として重要な儀式を執り行います。任期は1年です。
昇進式では、座主(ざす)の長谷部真道(はせべ・しんどう)高野山真言宗管長が辞令や緋色(ひいろ)の僧衣の目録などを手渡しました。
仲下新法印は、大阪府池田市出身で、高野山大学卒、高野山真言宗法会部長などを歴任しました。就任を披露する法印転衣(てんね)式は、来月(3月)12日に開かれます。
]]>これは、和歌山県が開催したもので、厚生労働省の救急・周産期医療等対策室の近藤祐史(こんどう・ゆうじ)室長や新潟大学医学部・救命救急医学講座の西山慶(にしやま・けい)教授、それに、横浜市立大学附属病院集中治療部・部長の高木俊介(たかき・しゅんすけ)准教授が救急医療の現状やこれからについて、専門の立場から基調講演しました。
そのあと、新宮市立医療センターの北野陽二(きたの・ようじ)院長など紀南で地域医療を支える病院の代表や救命救急医、県福祉保健部の雑賀博子(さいか・ひろこ)技監らを交え、パネルディスカッションが行われました。ここでは、新宮・東牟婁地域に救命救急の専門医がいないことを踏まえ、今後、いかにして、地域の医療を支えていけるかなどをテーマに、活発な意見が交わされました。
シンポジウムに参加した三重県御浜町の50代の女性は「地域の医療が厳しい中、今後は県境を越えた連携についても考えてほしい」と話し、串本町から参加した40代の男性からは「これまでも地域医療の存続が苦しくなってきているという意識はあったが、それがもっと切迫したものと感じられた」という声が聞かれました。
]]>寺は、新宮市の熊野川河口付近にあり、東海・東南海地震では津波の浸水域になっています。一方、寺は、2013年から津波発生時の避難場所として、新宮市と協定を結んでいますが、防災訓練を行ったのは、今回が初めてです。
田中芳恭(たなか・ほうきょう)住職は、「この寺が、避難場所になっていることを知らない方も多いと思うので、訓練を通してたくさんの方に知っていただければ」と話しました。
近くに住む70代の女性は「お寺があるのは知っていたが、避難場所になっていたことは知らなかった。近くで避難できるところがあって安心しました」と話し、避難者を受け入れる側として訓練に関わった男性は、「実際に訓練をしてみて、手順の確認などができてよかった。皆さんに安心を届けられたのではないか」と話していました。
]]>大賞は、すさみ町の国保すさみ病院の高垣有作(たかがき・ゆうさく)顧問66歳ら5人が選ばれました。
高垣さんは、2055年の日本の高齢化率に既に達しているすさみ町で、限られた医療資源を効率的に活用するため、広報や講演などを通じて地道な啓発活動を行い、多かった休日・時間外の不要不急の受診を60%まで減少させました。また、2009年からは、医師搬送型の新型ドクターカーの運用を行う一方、予防医療を推進し、臓器別にとらわれない総合診療を実践した他、赤外線センサーを用いて在宅での見守り体制も整備し、18年間で町の健康寿命を延伸させました。
秋篠宮さまは、「ご苦労さま」などと声をかけられたということです。
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