3 月の卒業シーズンに向けて、「楽天ブックス」ユーザーを対象としたアンケート(注)を実施し、その結果をもとに「年代別 思い出の卒業ソングランキング 2023」を本日発表しました。
■10 代から 30 代では『旅立ちの日に』、『3 月 9 日』がトップ3入り。40 代、50 代は『仰げば尊し』と『贈る言葉』がそれぞれ首位にランクイン。
思い出の卒業ソングを尋ねたところ、10 代から 30 代で合唱曲『旅立ちの日に』とレミオロメンの『3 月 9 日』がトップ 3 にランクインしました。
卒業式の定番合唱曲『仰げば尊し』は、20 代以上の幅広い世代でトップ 10 入りしました。人気テレビドラマ『3 年 B 組金八先生』の主題歌として親しまれる海援隊の『贈る言葉』は、30 代以上の世代でトップ 10 にランクインし、40 代、50 代ではそれぞれ首位を争いました(図 1)。
「卒業ソングに関連する思い出」(自由回答)について尋ねたところ、森山直太朗『さくら』については、「中学校の合唱コンクールの 3 年生の課題曲で、私のクラスが優勝だったので すごく思い出深いです。」(10 代)、レミオロメン『3 月 9 日』は、「切なさと未来への希望を感じる曲と MV が好きで、卒業シーズンになると必ず聴きたくなります。」(20 代)、合唱曲『旅立ちの日に』は「中学校の卒業式で歌ったが、せっかく練習したのに本番では泣きすぎて全く歌えなかった。」(30 代)など、各年代から、卒業ソングにまつわるエピソードが寄せられました。
斉藤由貴の『卒業』については、「この曲を聴くと、好きな人に第二ボタンをもらったことを思い出す」(50 代)や、「学生時代に恋愛経験はなかったが、斉藤由貴の『卒業』や、松任谷由実『卒業写真』を聴いて憧れていた」(50 代)など、学生時代の恋愛に関するエピソードも集まりました。
■学生の音楽視聴方法は「CD 購入」が「音楽配信サービス」を上回る結果に。
現役の学生(高校生以下を含む)に対し、「音楽を聴くために利用している音楽商品・サービス」を質問したところ、「無料の動画サイト」(78.2%)に次いで「CD 購入」(53.5%)が2 位となりました(図 2)。また、「1 年以内にお金を使った音楽商品・サービスは何ですか?」という質問については、「CD 購入」(67.9%)が最多となり、音楽配信サービスが普及している昨今でも、多くの学生が CD を購入していることがわかりました(図 3)。
■学生が CD を購入する理由は、『アーティストを応援したいから』(83.7%)が最多。
現役の学生(高校生以下を含む)に対し、「CD を購入する理由」を質問したところ、「アーティストを応援したいから」(83.7%)が1 位、「作品を手元に持っておきたいから」 (73.9%)が 2 位に続きました。3 位は「そのお店にしかない特典(限定特典)が付属している商品が欲しいから」(61.4%)となり、半数以上の学生が特典に魅力を感じて CD を購入することがわかりました。(図 4)。
(注)「楽天ブックス」のユーザーを対象にインターネット調査にて実施。 2023年2月10日(金)から2月16日(木)までの期間中に集まった回答をもとに集計しています(回答数:3,738名)。