– 2021年1月から4月の「お金・投資」関連本の売り上げは、20代において前年同期比2.3倍に増加 –
楽天グループ株式会社（本社：東京都世田谷区、代表取締役会長兼社長：三木谷 浩史）が運営するオンライン書店「楽天ブックス」は、昨今の若年層の資産形成についての関心の高まりを受け、20代の「楽天ブックス」ユーザーの購買データをもとに「お金・投資」関連本の売り上げ傾向（注1）および売れ筋ランキング（注2）を本日発表しました。
■2021年1月から4月の「お金・投資」関連本の売り上げは、20代において前年同期比2.3倍に。20代女性は2.9倍と、全体を上回る増加率
「楽天ブックス」では、2021年1月から4月までの「お金・投資」関連本の売り上げが、前年同期比2.0倍になりました。年代別では、20代が2.3倍と最多となり、若年層において資産形成や投資への関心が高まっていることがわかります。特に20代女性における売り上げは2.9倍で、全体を大きく上回る増加率となりました（図1）。
また、「楽天証券」では、2021年1月から3月までに開設された新規口座のうち、20代以下による開設の割合が38%と、2016年の22%から伸長しており（図2）、資産形成を始める人の中でも特に若年層の割合が増えています。
■お金の基礎知識を学べる本が上位に。20代の著者が貯金術をまとめた本がランクイン
「楽天ブックス」の20代ユーザーが購入した「お金・投資関連本売れ筋ランキング」（図3）では、資産管理や資産運用など、お金に関する基礎知識を学ぶことができる『本当の自由を手に入れる お金の大学』や『節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けないお金の超基本』などの本が上位となりました。また、7位にランクインした『20代からはじめる お金が貯まる暮らしかた』は、就職3年目で500万円を貯金した20代女性の著者が、自身の家計管理のコツや貯金術をまとめており、同年代から人気を集めています。
＜『20代からはじめる お金が貯まる暮らしかた』の著者、miiさんのコメント＞
書籍の発売後、インスタグラムのフォロワーさんから「外出自粛生活をきっかけに、お金に関する勉強を始めた」「本を参考にして、将来のために貯金や資産運用していきたい」といった感想をいただくようになり、若い世代の間でも、資産形成への関心が高まっているように感じています。
自分自身の資産管理では、貯金だけでなく投資も取り入れています。“投資”と聞くと難しい、リスクが怖いと思う方が多いかもしれませんが、(インフレの影響など)“現金”にもリスクは存在しています。低リスク低リターンの大手企業の株を購入しており、「株で儲けよう」と思うのではなく、「企業を応援しよう」という意識で投資をしています。長期間、株を保有していると、配当金を受け取る回数も増え、株主優待券を活用して生活をより楽しくすることもできます。
また、新型コロナウイルスの感染拡大以降、私自身、お金に対する意識も変化しました。外出の機会が減ったため、服などの自分への出費をより吟味するようになり、その分、会う機会が減ってしまった家族や友達へのプレゼントにお金を使うようにしています。大切な人のためにお金を使うと、相手も自分も嬉しくなれるので、こうしたお金の使い方ができるよう意識しています。
miiさん プロフィール
四国出身。仕事の関係で東京に住みはじめ、2021年で3年目になる。自分の家計管理のためにはじめた家計簿をインスタグラムで紹介したところ、わかりやすいと評判になり、フォロワー数は約23万人に（2021年3月現在）。
書籍情報
商品名： 『20代からはじめる お金が貯まる暮らしかた』
販売価格： 1,430円（税込）
商品ページURL： https://books.rakuten.co.jp/rb/16655867/
（注1）2020年1月1日（水）から2020年4月30日（木）と2021年1月1日（金）から2021年4月30日（金）までの期間に販売された「お金・投資関連本」の販売データを比較
（注2）2021年1月1日（金）から2021年4月30日（金）までの期間に販売された「お金・投資関連本」の販売データをもとに独自集計