皆さん、はじめまして。
ヒト・モノ・コトの可能性を引き出し、価値創造を支援するWEBコンサルタントの田中です。
この連載では、WEBサイトやネットショップを運用する上で大切な知識をご紹介しながら、みなさんが成果を上げていけるように基本的なことから実践的なノウハウまでお伝えしていこうと思います。
前回は、ウェブマーケティングには欠かせない基礎知識である『ランディングページ(LP)』と『AIDMAの法則』についてご紹介をさせていただきました。
▼前回の記事は、こちら
https://netkeizai.com/articles/detail/3886第2回目となる今回は、ウェブサイトを運用する上で知っておきたい『パレートの法則』について、概要からどういった点に着目することで成果が上がるページの作成ができるのかまで、お話していきます。
・『パレートの法則』って、どんなもの?・どのように活用するか知りたい・売上を上げたい&集客したい……!という方に、非常にオススメです。
もしよければ、Youtubeでも、ご覧いただけますので是非チェックされてみてください。
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『教えて!!たっく社長ー楽しく学ぶ「ビジネス・マーケティング」デジマ―ケ予備校』
https://www.youtube.com/channel/UC4AsGf7zPfC2GHhI6pDHdxw ■2:8の法則「パレートの法則」

2:8の法則としても知られる『パレートの法則』は、イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートによって、統計から導き出された法則です。
近頃では、ビジネスやマーケティングにおいても幅広く応用されています。
また、パレートの法則の中には『ロングテールの理論』とよばれる理論もあるので、こちらは別の機会にまたご紹介させていただきます。
『パレートの法則』が何を示しているかというと“何事も2:8で構成されている”というものです。
いまいちピンと来ないなという方、2:6:2という言葉に聞き覚えがないですか?
例えば、パレートの法則を応用したものを見ると、人間関係では、
2(好意):6(普通):2(無関心・悪意)
2割の人には好かれ、6割はどちらでもなく、残りの2割の人には嫌われるといわれているようです。
どうしたって好いてくれる人もいれば、嫌ってくる人もいるということを表すこの言葉には少し救われますね。
会社では、
2(優秀):6(平均):2(残念)
優秀さを比率であらわすとこのように分かれるといわれていますし、最も有名な『アリの話』では、せっせと働いているイメージのある働きアリたちで実験を行ったところきちんと働いているのは2割のアリだけで残りの8割は遊んでいた(怠けていた)という結果が残っています。
じゃあ、最後の部分を除いてしまえば「良い部分・普通な部分」が残るかといえばそうではなくて、残った「2:8」からさらに、「2:8」の比率が生まれてしまい結局怠けてしまうのだそう。