年末調整の計算を始める前に、下記の点が完了しているかどうか
確認してね。
● 扶養控除等(異動)申告書の受理と内容の確認
● 配偶者特別控除申告書の受理と内容の確認
● 保険料控除申告書の受理と内容の確認
配偶者特別控除申告書と保険料控除申告書は、
同じ1枚の用紙だったよね。
そうそう。
これらの申告書は、年末調整の計算時に必要になるからね。
ほ~い。
そうしたら、源泉徴収簿を手元に用意してね。
源泉徴収簿・・・?
会社、つまり、給与の支払者が、毎月従業員に対して
いくら給与を支払ったのか、そのうち源泉徴収した税額はいくらなのか、
控除対象扶養親族などの状況などを確認することができる帳簿だよ。
⇒平成28年度源泉徴収簿
源泉徴収簿の左側半分は、本年中に、毎月支払われた給与の金額や
源泉徴収税額を記入・確認することができる。
源泉徴収簿の右側半分は、それらを元に年末調整が行えるようになっているんだ。
むむむ。
なるほど。
ではまず、年末調整で最初に行う作業だ。
給与の支払を受ける従業員一人ひとりの源泉徴収簿を見て、
本年分の毎月の給与と、その給与から徴収した源泉徴収税額をそれぞれ集計して、
年末調整の対象となる給与の総額と徴収税額の合計額を計算するよ。
ええっと。
源泉徴収簿を見ると・・・
「総支給金額」や「社会保険料等の控除額」、「算出税額」とか、
色々な列があるね。
「総支給金額」はその月の給与等の総支給金額だね。
「社会保険料等の控除額」は、その月の総支給金額からいくらの
社会保険料等を控除したのかが記入されている。
「算出税額」が、その月に源泉徴収された所得税の金額だ。
これらを集計しろ、と。
そうそう。
下の方に、「計」という合計金額を記入する行があるでしょ。
ここに、年間のそれぞれの金額を合計するんだ。
あ、これだね。
合計すればいいのか。
給与の下に、賞与等の欄も設けられている。
賞与の方も、同じく合計するよ。
ふむふむ。
ねえ、ぱんだちゃん。①とか②とか、数字が振ってある欄があるんだけど、
これはなに?
よく気がついたね。
これは、年末調整で使う番号なんだよ。
えっこれが?
源泉徴収簿右側の年末調整を行う欄を見てみよう。
あっ。
番号が振られているね。
本年中の給与と賞与をそれぞれ集計したら、右側の年末調整欄に
番号に合わせて転記していくよ。
えっと・・・①は「給与・手当等の金額」、③がその「税額」、
④が「賞与等の金額」、⑥が「賞与等の税額」だね。
⑦には、①と④の合計を、
⑧には③と⑥の合計を、それぞれ記入しよう。
あれ。
ここまでは難しくないなあ。
本年分の毎月の給与と、その給与から徴収した源泉徴収税額をそれぞれ集計して、
年末調整の対象となる給与の総額と徴収税額の合計額を計算するよ。
ええっと。
源泉徴収簿を見ると・・・
「総支給金額」や「社会保険料等の控除額」、「算出税額」とか、
色々な列があるね。
「総支給金額」はその月の給与等の総支給金額だね。
「社会保険料等の控除額」は、その月の総支給金額からいくらの
社会保険料等を控除したのかが記入されている。
「算出税額」が、その月に源泉徴収された所得税の金額だ。
これらを集計しろ、と。
そうそう。
下の方に、「計」という合計金額を記入する行があるでしょ。
ここに、年間のそれぞれの金額を合計するんだ。
あ、これだね。
合計すればいいのか。
給与の下に、賞与等の欄も設けられている。
賞与の方も、同じく合計するよ。
ふむふむ。
ねえ、ぱんだちゃん。①とか②とか、数字が振ってある欄があるんだけど、
これはなに?
よく気がついたね。
これは、年末調整で使う番号なんだよ。
えっこれが?
源泉徴収簿右側の年末調整を行う欄を見てみよう。
あっ。
番号が振られているね。
本年中の給与と賞与をそれぞれ集計したら、右側の年末調整欄に
番号に合わせて転記していくよ。
えっと・・・①は「給与・手当等の金額」、③がその「税額」、
④が「賞与等の金額」、⑥が「賞与等の税額」だね。
⑦には、①と④の合計を、
⑧には③と⑥の合計を、それぞれ記入しよう。
あれ。
ここまでは難しくないなあ。