ももちゃんの苦しみ - ねこの事務所
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ももちゃんの苦しみ

猫のこと・犬のこと

 7月18日(木)

 早朝、わたしの小さなベッドで寝返りを打ったら、隣りにももちゃんが横たわっていた。

あら珍しい。以前みのちゃんが夜勤でいない夜は一緒にこうして寝たものだけど…。どうやら寝床が定まらないみたい、またみのちゃんの足元に行ったり…床で寝てみたり…している。

様子を見ると、お腹の呼吸が早いようだ…(ハァハァはしてないけど)…暑いからか?

しばらくして、寝起きのみのちゃんがももを見て開口一番「もも?調子悪い?」と問うた。ももちゃんの代わりにわたしが「なんか悪い、お腹の呼吸が早い」と言う。

でも、身体の弱いももちゃんはその日その日のコンディションが違うくて、元気がある日、ない日とまちまちなのだ。波がある。みのちゃんは、とりあえず散歩に連れていく。

散歩を軽く切り上げて帰宅後、やはり…ごはんには見向きもしない。このところ手作り食とサプリで調子が良かったんだけどな…。

いつもの薬だけは飲ませて、様子を見た。

去年の11月のイラストだけど、今も相変わらずこうして薬を与えている。⤵

時々場所を変えては…しんどそうに横たわっている。お腹の呼吸は相変わらず上下して早い。「お腹痛いんやろう」とみのちゃんが言う。かわいそうに。

それからまたしばらくして、ももちゃんが急に立ち上がって身体を固くして「キャヒ…ン!」と高く泣いた。お尻の方を気にしている。「どうした⁈下痢ピー出るんなら出してもいいんだよ⁈」

何処かに行っているみのちゃんに「様子がおかしい」と連絡をした。直ぐ帰ってきた。

身体を固くしてうつ伏せになっている。苦しいねえ、苦しいねえ。

みのちゃんがいつもの病院に予約を入れようとしたが、きょうは休診日。「う~ん…別の病院に行くか…。でもあそこはなあ…」と考えあぐねている。

そうしていると、ももちゃんが立ち上がっておもむろに吐いた。吐いた、吐いた、2度。朝ごはん食べてないのに結構な量。なんだこれは?昨夜のごはん?まだ消化されてなかったの?みのちゃんが写真を撮る。この時、午後1時。

何はともあれ、たぶん、出るもの出したらすっきりするはず…。みのちゃん自身は「お腹痛くならないからわからない」って言うけど、わたしはそうだったから。

背中とお腹をさすってあげる。激しかったお腹の呼吸も徐々に落ち着いていった。「出てよかったねぇ」とさする。さっきまで固くしてた身体から力が抜けていくのがわかった。

ももちゃんは、やっと目を閉じて眠ることが出来たようだ。具合が悪くて眠れなかったはずだから…。とりあえずは良かった。

でも、みのちゃんは「このままではいけない」という顔をしている。

みのちゃんは別の動物病院を探して、診てもらう決心をした。診療時間は夕方の5時からだ。

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