散文詩をあなたに じゃまっけな傘
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2023-06-25

じゃまっけな傘

浅虫水族館2
Photo by 芽衣さん






 

じゃまっけな傘

 

あれは熱くて遠い日の青森の出来事。

 

中学三年の七月、かんかん照りの日だまりを受け止める、丸坊主の僕が居た。

 

雲っ子一つもない青天の空模様。待つのはシトシト降り続く雨、梅雨の空ばかり。むふっふ。


浅虫水族館1

梅雨の空だから雨がシトシト降って、傘がなくて困っている女子が居る。と、しよう。

そこへ僕が傘を出し女子に渡す、僕が走って帰る、傘が無いから当然濡れている。

そこで女子が傘を持ちながら、胸がキュンとなる。と、しよう。

 

 

一週間待っても雨は来ない、不必要な傘はバットに切り替わる。




































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Re: タイトルなし

ありがとうございます。本当のことを書きました。( `ー´)ノ少し変えていますが。
プロフィール

nayuki2416

Author:nayuki2416
失語症、
高次脳機能障害、
右片麻痺など。
在宅勤務でPC関連の仕事をしています。

懐かしいこと、
ひょうきんなこと、
爽やかなこと、
微笑ましいこと、
泣き笑いすることを、
たまには散文詩にしています。

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