2015/12/25
オオダイサギ(大大鷺)
最近、地元の川でダイサギを見ることが多くなっています。よく見ると、太ももに見える部分の色が黒ではなく黄色っぽい色をしています。
前にも少し触れたことがありますが、改めて紹介したいと思います。
(1)フェンスの上で休憩中のダイサギさん、太ももに見える部分が黒ではなく黄色っぽいことが分かると思います。
冬鳥として飛来してきた亜種オオダイサギだと思います。
(2)こちらは9月に撮影した普通のダイサギさん、太もも部分も黒いです。正式には亜種チュウダイサギというそうです。
(3)亜種オオダイサギさんの飛翔、私が近づき過ぎたためか鳴きながら飛んでいきました。
(4)こちらは上とは別の亜種オオダイサギさんの飛翔です。
(5)着地体勢に入りました。
(6)着地したところはごちゃごちゃした枝の上。 高みから睥睨しています。
Wikiではチュウダイサギとオオダイサギについて次のように解説しています。
『日本では、亜種チュウダイサギ(学名 E.a. modesta)が夏鳥として(日本で繁殖して冬は南方へ渡る)、
亜種オオダイサギ(学名 E.a. alba)が冬鳥として(中国東北部で繁殖して冬に日本へ渡り越冬する)、
それぞれ観察されるため、渡り鳥であるものの、ほぼ一年中観察される。』
冬に見られるダイサギは、オオダイサギが主で、更に越冬しているチュウダイサギもいるということのようです。
大きさについて次のような記載があるのを見つけました。ここをクリックしてください。
亜種チュウダイサギ: 全長94.0cm~ 83.8cm 平均89.3cm。
アオサギ : 全長97.8cm ~88.0cm 平均92.8cm
亜種オオダイサギ : 全長104cm~98cm
オオダイサギはアオサギより少し大きいようですが並んでいないと違いが分かりそうもないです。
なお、上記引用ブログや山渓「日本の野鳥」には亜種オオダイサギのことを単にダイサギと表現しています。
ダイサギは1種と思っていましたが、なかなかややこしいですね。
最後までご覧頂きありがとうございます。