いつの話やねんと突っ込みが入りそうですが、今回も面白かったので簡単に感想を。
各資料はこちらから見れます。
http://connpass.com/event/33859/
1.ドキュンなFPGA
中原先生がひたすら面白かった。全方位的に攻撃を繰り出しつつも、非常に分かりやすい説明でした。
日本の大学がクソだから、Verilog書いている暇が無いと言っていた所が良かったですね。弾圧から生まれる文化もあるように、辛い状況の中生産性を高めるノウハウを共有していきたいです。
まじめなところでは、確率的な乗算の話が一番気になっていて、こういうハードウェアに特化したアルゴリズムは注目していきたい。
2、 FPGAによる津波シミュレーション――GPUを超える高性能計算の手法
こちらも大学の佐野先生。とにかく大学の先生は話が上手い、資料がわかりやすい、後の発表者が辛いという特徴がある。
ただし、笑いを取りにいくところで、AKBとか微妙に我々と違っていてアウェイ感はあった。
津波シミュレーションを簡単に説明していただいたが、やっぱりこういうのをやってみたい。
ぜひGPUに負けないような、かつスパコンより圧倒的にコストパフォーマンスの良い物が、一般的に使えるにして欲しいです。
3.FPGAにおけるニューラルネットワーク
日本アルテラ・竹村さんの発表。前二人がすごかったので、やり難いのにありがとうございました。僕はとても助かりました。
特に「これはビジネスの話です」という説明があったのが非常によくて、これで僕もビジネスの話できるわと胸をなでおろしてました。
発表内容は、あえて深く突っ込まずというような内容でこれからに期待です。次回は、Xilinx関係者とAltera関係者はご遠慮いただいて思いっきり話して欲しいです。
4.動き検出のSW実装とHW実装について
僕の発表。前3人と違って、資料が一気に素人っぽくなって、次の人の敷居を下げたはず。
その分、丁寧に笑いを取りに行きましたよ。
CNNの動作でアニメーションしてないの僕だけだよ、クラスのみんなはアニメーションしてたよと会社に言うことで、次回から発表資料のアニメーションを誰か社内で作って欲しい。
今回は、お目付け役として弊社広報が来ていました。最初の二人の発表を聞いて「のりが思っていたのと違うから、この会社の紹介みたいなページ全部今から消して」と無茶振りをされましたが、竹村さんが先にビジネスの話をしてくれたので、事なきを得ました。