丸尾丸一郎が代表作をセルフリメイク「9階団地のスーパースター」出演に山崎晶吾ら

劇団鹿殺しの丸尾丸一郎が脚本・演出を手がける「9階団地のスーパースター」が、2月29日から3月10日まで東京・新宿シアタートップス、15日から17日まで兵庫のAI・HALLで上演される。

「9階団地のスーパースター」は、2010年に上演され、第55回岸田國士戯曲賞最終候補作品に選出された丸尾の戯曲「スーパースター」をセルフリメイクするもの。「スーパースター」では、大阪と西宮をつなぐ幹線道路の建設と老朽化を理由に、取り壊しが決定した9階建ての団地を舞台にした物語が描かれた。「9階団地のスーパースター」では、団地の303号室にフォーカス。取り壊しに反対し、団地に立てこもる星川輝一（ぴかいち）を軸にした会話劇が展開する。

“スーパースターを夢見る男”星川の青年期を演じるのは山崎晶吾。幼少期の星川をNGT48の小越春花、キーマンとなる男・ブッチャーを丸尾が務める。そのほかのキャストには、浅野康之、星元裕月、相楽伊織、前川ゆう、西田圭李、川平花、大野瑞生、後藤恭路が名を連ねた。