ミュージカル「この世界の片隅に」の音楽を、シンガーソングライターの
アンジェラは2013年に日本での活動を停止。以前から目標だったミュージカルの音楽家を目指し、2014年に渡米して作曲を学び直していた。アンジェラは本作への参加を発表すると共に、日本での活動を再開。来年2月7日には劇中歌より、「この世界のあちこちに」を自身の歌唱で配信リリースする。
アンジェラは「ミュージカルは総合芸術。関わる全員が答えを探し、何度も書き直したりしながら一緒に作品を作り上げる。この喜び、この経験は、一回やって“楽しかったな”で終われるようなものではありません。私は日本語にこだわりながら、ミュージカル音楽を一生作り続けていきたい。そう思っています」と思いを語った。
「この世界の片隅に」は、太平洋戦争下の広島県呉市に生きる人々を描いた作品。脚本・演出を
本作は来年5月の東京・日生劇場公演を皮切りに、7月まで北海道・岩手・新潟・愛知・長野・茨城・大阪・広島を巡演する。
アンジェラ・アキ コメント
この度、「この世界の片隅で」ミュージカルに音楽担当として参加させて頂く事になりました。
ミュージカルの音楽作家になりたくて、10年前にアメリカの音楽大学に入学し、作曲を学び直しました。その学びの体験を経て、この素晴らしい作品に巡り会えた事を心から光栄に思っています。
そして、この作品の発表をもって日本での活動を再開させて頂きます。
シンガー・ソングライターとして曲を書くことと、ミュージカル音楽作家として曲を書くこと。その一番大きな違いは、視点です。シンガー・ソングライターとして曲を作るときは私の個人的な視点で書きますが、ミュージカルの場合はキャラクターの視点。そのキャラクターがどの場面で何を感じているのか、その視点になって、言葉ではなくまず音で考えてみる。そのときにどんな音が鳴っているのが正しいのかを探していく。難しいことではあったけれど、ものすごくやりがいを感じている自分がいました。
ミュージカルは総合芸術。関わる全員が答えを探し、何度も書き直したりしながら一緒に作品を作り上げる。この喜び、この経験は、一回やって“楽しかったな”で終われるようなものではありません。私は日本語にこだわりながら、ミュージカル音楽を一生作り続けていきたい。そう思っています。
ミュージカル「この世界の片隅に」
2024年5月
東京都 日生劇場
2024年6月
北海道 札幌文化芸術劇場 hitaru
岩手県 岩手県民会館 大ホール
新潟県 新潟県民会館 大ホール
愛知県 御園座
2024年7月
長野県 まつもと市民芸術館
茨城県 水戸市民会館 グロービスホール
大阪府 SkyシアターMBS
広島県 呉信用金庫ホール
原作:
音楽:
脚本・演出:
キャスト
浦野すず:
北條周作:
白木リン:
黒村径子:
ほか
関連記事
アンジェラ・アキのほかの記事
関連商品
微笑みデブ(cvユウちゃん) @takakura1982
ミュージカル「この世界の片隅に」音楽はアンジェラ・アキ、劇中歌の配信リリースも(コメントあり) https://t.co/BwhDbO4MuT