これは、スペースノットブランクが
上演に向け、松井は「スペースノットブランクの作品は、観るたびにいつもシンプルで、自分よがりな焦燥感を忘れさせてくれるものでした。『恐れずに発想を形にして、最大の効果を引き出す!』という強い意志を勝手に感じて励まされていたのです。だから、一緒にやりませんか? という話が来たときはとても嬉しかったし、ジェローム・ベルの『ピチェ・クランチェンと私』という作品のやり方(正式にジェローム・ベルの許可を得ています!)を使って『松井周と私たち』という作品を立ち上げるという話にも興奮しました。とてもシンプルなコンセプトに貫かれていたから。ちょうど9月のはじめに、稽古の前半を終えたところです。今のところ、いい感じです。『松井周と私たち』という言葉以外に置き換えられない時間になっていると思います。ぜひ御覧ください」とコメントした。
チケットの一般販売は10月14日10:00にスタート。
松井周コメント
最近、自分が作品をつくるときに「どうやるんだっけ?」という疑問がまず浮かびます。これは、自身の方法すらつかめきれず、焦燥感から暗闇で手を振り回してデタラメに彫刻しようとする感覚に近いです。新型コロナ以降のパフォーミングアーツの方法やプロやアマチュアの垣根を越えた表現の形式、芸術一点豪華主義(倫理や生活を犠牲にして)の終焉などに影響されてるというか、それらについて考えているうちにぼんやりしてしまうのです。ただの老化かもしれません。しかし、スペースノットブランクの作品は、観るたびにいつもシンプルで、自分よがりな焦燥感を忘れさせてくれるものでした。「恐れずに発想を形にして、最大の効果を引き出す!」という強い意志を勝手に感じて励まされていたのです。だから、一緒にやりませんか? という話が来たときはとても嬉しかったし、ジェローム・ベルの「ピチェ・クランチェンと私」という作品のやり方(正式にジェローム・ベルの許可を得ています!)を使って「松井周と私たち」という作品を立ち上げるという話にも興奮しました。とてもシンプルなコンセプトに貫かれていたから。ちょうど9月のはじめに、稽古の前半を終えたところです。今のところ、いい感じです。「松井周と私たち」という言葉以外に置き換えられない時間になっていると思います。ぜひ御覧ください。
小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク「松井周と私たち」
2023年11月23日(木・祝)~27日(月)
東京都 こまばアゴラ劇場
原案:ジェローム・ベル「ピチェ・クランチェンと私」(2005年)
演出・出演:
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さざんかQ @sazankaQ
いつチケット発売なのかヤキモキしてた案件。 https://t.co/5rbJfU3lza