ウエンツ瑛士らが“共鳴”届けるミュージカル「アンドレ・デジール 最後の作品」開幕

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ミュージカル「アンドレ・デジール 最後の作品」が、昨日9月12日に東京・よみうり大手町ホールで開幕した。

ミュージカル「アンドレ・デジール 最後の作品」出演者

ミュージカル「アンドレ・デジール 最後の作品」出演者

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これは作劇を高橋亜子、演出を鈴木裕美、音楽を清塚信也が手がけるオリジナルミュージカル。劇中では“共鳴”をテーマに、20世紀初頭に不慮の死を遂げた画家アンドレ・デジールと、彼を信奉するエミールとジャンの物語が展開する。一緒に絵を描くようになったエミールとジャンは、深く“共鳴”することで1人では到達できない芸術の高みへ至る。しかし絵の素晴らしさゆえに、2人は巧妙な贋作ビジネスに巻き込まれ……。エミール役をウエンツ瑛士上川一哉、ジャン役を上山竜治小柳友がそれぞれWキャストで演じるほか、出演者には熊谷彩春綾凰華、藤浦功一、柴一平戸井勝海水夏希らが名を連ねた。

ミュージカル「アンドレ・デジール 最後の作品」より。

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開幕に際しウエンツは「絶対にまた観たくなるお芝居、歌、そして共鳴を一生懸命お届けしますので、是非とも、わくわくした気持ちで会場にお越しいただければ嬉しいです」、上川は「この作品はもう一度観たくなる、小説のような内容になっていますので、二度ご覧になることで発見することもたくさんあると思います。どこか謎解きのような部分もありますし、たくさんの方に何度も何度も来ていただいて、一緒に共鳴していただきたいです」とコメント。

ミュージカル「アンドレ・デジール 最後の作品」より。

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上山は「高橋亜子さんの素晴らしい脚本をもとに、鈴木裕美さんが大事に演出をされて、ミュージカルを超えて、すごいお芝居を観ているような感覚になる作品です」と作品の出来栄えに自信をのぞかせる。また小柳は「小柳友、35歳、ミュージカル・デビュー。まさか35歳で新しい世界に行くとは思っていませんでした」と胸中を明かし、「ミュージカルを続けたいと思える作品になりました」と続けた。

東京公演は9月23日まで行われ、その後は29日から10月1日まで大阪・サンケイホールブリーゼで上演される。

ウエンツ瑛士 コメント

オリジナルミュージカルの初演ということで、何が起こるか分からないところからチケットを買うという難しい状況ではあると思いますが、僕らは間違いなくチケット代以上のものを舞台上で生むことを約束しますので、とにかくご覧いただきたいです。そして、オリジナルだからこその発見や、清塚さんが作って下さった音楽に亜子さんの訳詞ではない日本語の歌詞が乗るということで、改めて伝わるものがあるかもしれません。そういう部分も含めて、お客さまには未知なものに飛び込んでいただくのですから、僕らは地に足をつけて自信を持って、しっかりと演じていきたいと思います。絶対にまた観たくなるお芝居、歌、そして共鳴を一生懸命お届けしますので、是非とも、わくわくした気持ちで会場にお越しいただければ嬉しいです。

上川一哉 コメント

“共鳴”というテーマのもと、一回一回生まれていく新しい共鳴がたくさんあると思います。お客様との共鳴、相手との共鳴、カンパニー内での共鳴など、さまざまな共鳴をしっかりキャッチして、僕自身も楽しみながらお客さまにお伝えしたいです。あと、小柳友という今回がミュージカル・デビューとなる彼との稽古の中で、たくさん学ばせていただきました。この素晴らしい経験を大切に、まだまだこれから 2 人で共鳴し合いながら、深めていきたいなと思っています。また、この作品はもう一度観たくなる、小説のような内容になっていますので、二度ご覧になることで発見することもたくさんあると思います。どこか謎解きのような部分もありますし、たくさんの方に何度も何度も来ていただいて、一緒に共鳴していただきたいです。

上山竜治 コメント

日本語に合わせて清塚信也さんが作ってくださった曲が本当に素晴らしくて、僕も大ファンになりました。高橋亜子さんの素晴らしい脚本をもとに、鈴木裕美さんが大事に演出をされて、ミュージカルを超えて、すごいお芝居を観ているような感覚になる作品です。あと、Wキャストで同じ役でも作り方が全く違います。僕が演じるジャン・コルディエは、エミールの才能に惚れて、「お前は絶対大丈夫だ」と言って、とにかく背中を押す、こういう友達が欲しいなって思う存在です。瑛士君はその場で生まれたライブ感を大事にしてお芝居をされる方なので、そのライブ感と共鳴しながら、お客さまをすごいところへお連れしたいと思います。ぜひ劇場に足を運んでください。

小柳友 コメント

小柳友、35歳、ミュージカル・デビュー。まさか35歳で新しい世界に行くとは思っていませんでした。今回、オリジナルだからこそ自由に作らせて頂けた部分もあったので、自分らしさを出せたんじゃないかなと思います。ジャン・コルディエというキャラクターは、人が好きで、人を楽しませることが好きで、人の笑顔が好きな人。そこは自分に通じる部分もあり、演じていて楽しいです。ミュージカルという世界が僕に合っているかは正直まだ分かりませんが、褒めてくださる方や、続けてほしいと言ってくださる方もいて、ミュージカルを続けたいと思える作品になりました。キャスト、スタッフのみなさんともまたお会いしたいですし、本当にこの素晴らしいカンパニーを、劇場で観ていただけたらなと思います。

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ミュージカル「アンドレ・デジール 最後の作品」

2023年9月12日(火)~23日(土・祝)
東京都 よみうり大手町ホール

2023年9月29日(金)~10月1日(日)
大阪府 サンケイホールブリーゼ

作:高橋亜子
演出:鈴木裕美
音楽:清塚信也
出演:ウエンツ瑛士上川一哉 / 上山竜治小柳友 / 熊谷彩春綾凰華、藤浦功一、柴一平戸井勝海水夏希
スウィング:中野太一、傳法谷みずき

※ウエンツ瑛士と上川一哉、上山竜治と小柳友はWキャスト。

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