「鬼滅の刃」が狂言化!演出・出演の野村萬斎「皆さんのイマジネーションに訴える形で」

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吾峠呼世晴のマンガ「鬼滅の刃」が、野村萬斎の演出・出演で狂言化されることが発表された。「能 狂言 『鬼滅の刃』」のタイトルで2022年夏に東京、冬に大阪で上演される。

「能 狂言 『鬼滅の刃』」ロゴ

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これは、千葉・幕張メッセで開催されている「ジャンプフェスタ2022」のジャンプスーパーステージにて、本日12月19日に発表されたもの。同イベントには萬斎が映像出演し、「鬼滅の刃」の狂言化を発表した。

萬斎は「能と狂言、皆様にはあまりおなじみではないかもしれませんけれども、650年くらいの歴史があります。特に能は『なぜ人間が鬼になったか』そしてその鬼の魂を鎮めるということに特化した芸能です。そういう意味では、『鬼滅の刃』を描くには最適の芸能であるとも思います。そして狂言は笑いの芸能でもあるわけですけれども、炭治郎をはじめとする皆の仲間のシーンなどは、笑いに満ちてお送りすることができるのではないかと思っております。とにもかくにも『鬼滅の刃』の人間の闇と希望の部分というものは、この能・狂言によって非常にスタイリッシュに、かつ皆さんのイマジネーションに訴える形で、とはいえ、今までの能・狂言とは違ったテイストでお送りできるかと思います」と語っている。

「鬼滅の刃」は「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載されたマンガ。作中では、家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が、鬼になった妹の禰豆子を人間に戻すため鬼殺隊へ入隊し、鬼たちと戦う。「能 狂言 『鬼滅の刃』」の出演者や配役、チケットなどの詳細については続報を待とう。

※竈門禰豆子の「禰」はネに爾が正式表記。

野村萬斎コメント

野村萬斎

野村萬斎[拡大]

ジャンプフェスタにご来場の皆様、それから配信をご覧の皆様、こんにちは野村萬斎です。このたび、吾峠先生の「鬼滅の刃」を能狂言バージョンとして制作しお送りすることとなりました。能と狂言、皆様にはあまりおなじみではないかもしれませんけれども、650年くらいの歴史があります。特に能は「なぜ人間が鬼になったか」そしてその鬼の魂を鎮めるということに特化した芸能です。そういう意味では、「鬼滅の刃」を描くには最適の芸能であるとも思います。そして狂言は笑いの芸能でもあるわけですけれども、炭治郎をはじめとする皆の仲間のシーンなどは、笑いに満ちてお送りすることができるのではないかと思っております。とにもかくにも「鬼滅の刃」の人間の闇と希望の部分というものは、この能・狂言によって非常にスタイリッシュに、かつ皆さんのイマジネーションに訴える形で、とはいえ、今までの能・狂言とは違ったテイストでお送りできるかと思います。2022年夏・冬、東京・大阪で公演があります。是非、皆様のご来場をお待ち申し上げております。野村萬斎でした

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「能 狂言 『鬼滅の刃』」

2022年夏
東京都

2022年冬
大阪府

原作:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」(集英社ジャンプ コミックス)
演出:野村萬斎
出演:野村萬斎 ほか

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(c)吾峠呼世晴/集英社・OFFICE OHTSUKI

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きゅーた🌟。:*✩⃝∞ @kyuuutarouuu

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野村萬斎さん…好きだが???✨✨

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