CS時代劇専門チャンネルで放送される、
「~時代劇を継ぐ者~早乙女太一」では、ゲキ×シネ「
まず早乙女は「髑髏城の七人」について、「出演に対するプレッシャーで、共演者との記憶もないですね。僕自身、人生で初めて感動した舞台が13歳のときに観た『髑髏城』で。それだけ感銘を受けたものに自分が出ているということに、喜びはもちろんですけど、比べものにならないくらいのプレッシャーを感じて、自信もなくしていましたし、こんがらがっていた時期でした」と振り返る。
「蒼の乱」を「新感線で初めて楽しめた作品」と表現した早乙女は、「やっと余裕ができた、というか、挑む前から『絶対に余裕を持とう』って決めてました」と当時の心境を語る。さらに本作で座長を務めた天海との初共演に「天海さんには、ずっと嫉妬していました。だって、あんなにお客さんから愛される人って見たことがない。現場でもみんなから『姉さん』と慕われていたから、俺だけは慕わないぞ、と(笑)。でも本番中、走りながら殺陣をやって、はけた後に椅子に座って待機していたら、天海さんが僕のことをうちわで扇いでくれて。遠慮しても、『いいのいいの、集中して。あんたの方が大変なんだから』って。それは僕にだけじゃなくて、アンサンブルの人にも同じことをやっていて、しかもそれが全然いやらしくなくて……まんまと大好きになっちゃいました(笑)。絶対にまねできない座長の姿というか、『蒼の乱』で一番大きく感じたことですね」と思いを述べた。
また「蒼の乱」で共演した
同じく「蒼の乱」で共演した松山とはよく話したという早乙女は、「天海さんのような輝く人がいて、さらに魔王みたいな平さんがいて、その中で自分がどう立ち居振る舞えばいいのか、松山さんは誰よりも考えていましたね。その結果、1回1回命がけでぶつかっていくというのが、松山さんの選んだ道。観ていて本当にすごかった」と振り返る。また、松山と共演したドラマ「ふたがしら」への出演の経緯を「松山さんが原作のマンガを読みながら、主人公の相棒役の宗次を僕でイメージしていたみたいで。それで『蒼の乱』が終わってすぐに連絡が来て、宗次役をオファーされました」と明かし、現場での様子を「僕は映像は詳しくないし、見せ方もわからないから、そういうところは松山さんに教えてもらって、逆に着物の所作とか、さばき方とか立ち姿は僕が教えて」と話した。
最後に、早乙女は視聴者に向けて「昔からある表現を、この世代を生きる僕が次につなげて、知らない人に知ってもらうことは、僕自身の目標でもあります。特に今回放送される4本は、時代劇を新たにブラッシュアップした作品。時代劇を好きな人にはもちろんですが、時代劇にとっかかりにくさを感じている人にも、もってこいの作品なので、ぜひ観ていただければ」とメッセージを送った。放送はゲキ×シネ「蒼の乱」が8月2日22:00から、ゲキ×シネ「髑髏城の七人(2011)」が9日22:00から、ドラマ「ふたがしら」が5日から7日まで、ドラマ「ふたがしら2」が12日から14日まで。
CS時代劇専門チャンネル「~時代劇を継ぐ者~早乙女太一」放送ラインナップ
ゲキ×シネ「蒼の乱」
2020年8月2日(日)22:00~
作:
演出:
出演:
ゲキ×シネ「髑髏城の七人(2011)」
2020年8月9日(日)22:00~
作:中島かずき
演出:いのうえひでのり
出演:
「ふたがしら」
2020年8月5日(水)~7日(金)23:00~ ほか
監督:入江悠
脚本:中島かずき
音楽:SOIL&"PIMP"SESSIONS(Victor Entertainment)
原作:オノ・ナツメ「ふたがしら」(小学館ビッグコミックスピリッツ増刊「ヒバナ」連載)
出演:松山ケンイチ、早乙女太一、國村隼、成宮寛貴、菜々緒、田口浩正、芦名星、村上淳、山本浩司、橋本じゅん、品川徹 ほか
「ふたがしら2」
2020年8月12日(水)~14日(金)23:00~ ほか
監督:入江悠、吉田亮
脚本:中島かずき
音楽:SOIL&"PIMP"SESSIONS(Victor Entertainment)
原作:オノ・ナツメ「ふたがしら」(小学館ビッグコミックスピリッツ増刊「ヒバナ」連載)
出演:松山ケンイチ、早乙女太一、成宮寛貴、菜々緒、田口浩正、芦名星、渋川清彦、吉倉あおい、山田純大、北村有起哉、橋本じゅん、矢島健一、品川徹、大森南朋 ほか
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えばぐり @everG12974
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