本日11月14日、東京・日比谷ステップ広場で実施された「HIBIYA Magic Time Illumination」のイルミネーション点灯式に、
「HIBIYA Magic Time Illumination」は、“まばたきするたびに、あなたの大切な瞬間を彩る”をコンセプトに、日比谷エリアで展開するイルミネーション。見どころは、来年1月から2月にかけて井上と咲妃が主演するミュージカル、「シャボン玉とんだ 宇宙(ソラ)までとんだ」とコラボレートした“宇宙”がテーマのオリジナルクリスマスツリー「Starlight Tree 2019」だ。
司会に呼び込まれ、ツリー前に現れた井上と咲妃は、つい先ほどまで稽古をしていたと話し、報道陣を驚かせる。井上は「今日はみんなで座りながら本読み稽古をしていたのですが、読んだだけで涙が止まらなくなるくらい内容が感動的。ラブストーリーではあるのですが、宇宙をも巻き込んだ壮大なスケールで物語が描かれているんです。上演が今から楽しみです!」とコメント。今作が井上との初共演だと言う咲妃は「歌稽古では数日前からご一緒させていただいていたのですが、今日初めてセリフを交わしました。芳雄さんが全身全霊で役に向き合われている姿を間近で拝見して、感動で鳥肌が止まらなかったです。ご一緒できて光栄です!」とうれしそうな笑顔を見せると、井上ははにかみながら「とんでもありません」と謙遜した。
司会から日比谷のおすすめスポットを聞かれると、井上は「劇場ですかね。日比谷には大小いろんな劇場がありますので。宝塚劇場もね」と話し咲妃に目配せする。咲妃がその目配せに笑顔で応え、「この場所は私にとって、身の引き締まる場所です」と言葉に力を込めると、井上は「僕は日比谷をうろついてても誰にも声をかけられないんだけど、(咲妃は)日比谷を歩いていると気づかれちゃうんじゃない?」と咲妃に質問。咲妃が「いや、気づかれないです(笑)」と返すと、井上は「気づいてください、僕たちに(笑)!」と叫び、会場の笑いを誘った。
ついに点灯に差し掛かると、点灯式への参加が初めてだと言う井上は「タイミング間違ったらどうしよう(笑)」と述べ、咲妃も「私も初めての経験です……」とやや緊張気味の様子を見せる。井上が「息の合ったところをお見せしたいですね!」と気合を入れ直し、2人が司会の掛け声に合わせて同時にボタンを押すと、「シャボン玉とんだ~」劇中歌の「ドリーム」に合わせてツリーが点灯。会場は宇宙空間を表現した光の演出や、ツリーから吹き出るシャボン玉により、幻想的な空気に包まれた。
顔をほころばせイルミネーションに見入っていた2人に、このイルミネーションは来年2月24日まで展示が続くことを司会が伝えると、井上は「公演期間もやっているってことですね! 毎日来よう!(笑)」と咲妃と目を合わせて楽しげにはしゃぐ。さらに井上は「本当はここで公演できたらいいんですけど……風が強すぎるので難しいですね(笑)」と冗談を飛ばし、会場を笑いで包んだ。
最後に井上は、「日々の暮らしは大変なことも多いとは思いますが、外で綺麗なイルミネーションを見たり、お買い物を楽しんで癒やされていただく、その次くらいの優先度で僕らの舞台を観劇していただいて(笑)、お互いにエネルギーを交換し合い、毎日元気に生きていければ。ぜひ劇場に足をお運びください」とコメントし、咲妃は「真冬のイルミネーションをぜひ日比谷で楽しんでいただきたいですし、私もこれから移り変わるイルミネーションを楽しみたいです。皆様どうか、お風邪を召されないようにお過ごしください」と微笑み、点灯式を締めくくった。
井上と咲妃が主演するミュージカル「シャボン玉とんだ 宇宙(ソラ)までとんだ」は、1月7日から2月2日まで東京・シアタークリエ、2月7日から9日まで福岡・福岡市民会館、2月12日から15日まで大阪・新歌舞伎座にて。
ミュージカル「シャボン玉とんだ 宇宙(ソラ)までとんだ」
2020年1月7日(火)~2月2日(日)
東京都 シアタークリエ
2020年2月7日(金)~9日(日)
福岡県 福岡市民会館
2020年2月12日(水)~15日(土)
大阪府 新歌舞伎座
原作:筒井広志「アルファ・ケンタウリからの客」
演出:小林香
出演:
※東京公演では吉野圭吾と福井晶一がWキャストで出演し、全国公演では吉野がシングルキャスト。
※全国公演では濱田めぐみに代わり、月影瞳が出演。
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